アパート外観。若い女性の出入りも目撃されていた
「事件があった日の夜、遅い時間に女の子の声で一瞬怒鳴り声みたいなのがアパートから聞こえました。お母さんが小さい女の子を虐待しているというか、叱りつけるような感じです。その後も『ギャー』とか『ワー』って聞こえましたけど、5分〜10分くらいでおさまりました。普段はこんな声は聞こえないので、なんだろうと思いましたね。
そして次の日、顔は見えなかったけど、消防車とか救急車がきて誰かが運ばれていくのを見たんです。普段は若い女性の出入りなど見たことがないんですが、まさか高校生の子が亡くなっているなんて思いませんでした……ビックリです」
目撃されていた“中高生らしき女性の影”
単身者向けアパートの九畳一間。警察の現場検証の場に居合わせたという住人は、最近になって“若い女性の影”を感じていたと語る。
「昨日(5日)とその2日前にも警察が来てましたよ。昨日は大きいゴミ袋みたいなのをそこの部屋から運び出していて、2日前は夕方ちょっと前くらいに2〜3人ほどの警察の方が立ってて、『なにかあったんですか』って聞いたら『おたくさんは関係ないので大丈夫ですよ』と言われました。中から男の人が出てきて警察と話をしていたのを見ましたが、大人しそうな人でした。
ここに住んでる人って昼間はほとんど見ないし、いつもは静かなアパートなんですよ。その人とは面識はないですけど、わりと最近越してきたんじゃないかと思います。姿を見たわけじゃないですけど、先週若そうな女性の声とか音楽みたいなのが聞こえてきたことは記憶しています」
周辺もそれほど人の気配がなく、用事がなければ通らないようなところに面しているアパート。そんな場所で、若い中高生と思われる人影が目撃されていた。