芸能

《急逝だった》百恵さん「義娘の父の死」に悲痛!三浦家との交流が溶かした「10年のわだかまり」

愛犬と散歩をする百恵さん

愛犬と散歩をする百恵さん(2024年1月)

 10月18日、声優の牧野由依(38才)が自身のXを更新し、作曲家・編曲家として活躍した、彼女の実父でもある牧野信博さん(享年63)が、ちょうど1年前、2023年10月18日に逝去していたことを報告した。

「牧野さんが、お父さまが亡くなってから1年経ってからその死を公表したのには、芸能界きってのおしどり夫婦としても名高い三浦友和さん(72才)と百恵さん(65才)夫妻の存在があるといいます」(芸能関係者)

 牧野は、2020年にシンガーソングライターの三浦祐太朗(40才)と結婚。祐太朗といえば、かつて歌手としてその名を轟かせ、結婚と同時に芸能界を引退した山口百恵さんを母にもち、父の友和と弟の三浦貴大(38才)は俳優、という芸能一家の長男だ。つまり、牧野は百恵さんの「義娘」ということになる。

「ふたりの結婚生活は順調で、2022年春には娘さんが生まれました。2人の息子を育て上げた百恵さんにとって、女の子の初孫はかわいくて仕方がない存在だそうです。祐太朗さんと牧野さんは定期的に百恵さんに孫の姿を見せに行くそうで、百恵さんは充実した“孫育て”ライフを送っているそうです」(三浦家の知人)

 義両親と良好な関係を築く牧野だが、実の父との関係は良好とはいえなかったようだ。

「牧野さんは、10年ほど前からお父さまと “疎遠状態”だったといいます。お父さまは晩年を神奈川県内で過ごしていましたから、都内で生活する牧野さんにとって決して会えない距離ではない。にもかかわらず、会うことはおろか、連絡を取ることもなかった。それだけ、2人の心の距離は遠かったということなのでしょう」(前出・芸能関係者)

 牧野は祐太朗との結婚後に百恵さん夫妻と交流することで、気持ちに変化があったという。

「百恵さんは牧野さんを実の娘のようにかわいがり、すぐに打ち解けたそうです。普段からLINEで連絡を取り、スタンプを送り合う仲だとか。2人のウエディングフォト撮影に立ち会ったり、結婚を記念してリングピローを贈ったりと、何かと気に掛けていたといいます。

 牧野さんが子供を授かったと知ってからは、友和さんと一緒にベビー服や最新のベビー用インテリアをチェックしては、息子夫婦にアドバイスを送っていたそうで、子育てに悩む牧野さんに『自分のときは、離乳食はこう作った』という体験談を聞かせたこともあったといいます」(前出・三浦家の知人)

 百恵さん夫妻との交流、そして自身の結婚生活そのものが、頑なだった牧野の心をほぐしていった。

「牧野さんは、三浦家を通して、家族のあたたかさや有り難みを実感し、昔は拒絶するしかなかったお父さまに対し、次第に歩み寄りの気持ちを抱くようになったそうなんです。そんな折、お父さまの容体が芳しくないと知った牧野さんは、連絡を取ることを決めたといいます。

 最期には少しだけ顔を合わせることもできたとか。関係者の中には、本当に素晴らしい人が急逝してしまったことに、ショックを隠しきれない人も少なくなかった。ましてや娘さんの牧野さんの心情を考えたら……逝去から1年経ってようやく心の整理がつき、関わってくれた人への感謝の思いも込めて、このタイミングでの公表を決めたのでしょう」(前出・芸能関係者)

 百恵さんも、「娘」の親孝行に安堵していることだろう。

関連記事

トピックス

無期限の活動休止を発表した国分太一(50)。地元でもショックの声が──
《地元にも波紋》「デビュー前はそこの公園で不良仲間とよくだべってたよ」国分太一の知られざる “ヤンチャなTOKIO前夜” 同級生も落胆「アイツだけは不祥事起こさないと…」 【無期限活動停止を発表】
NEWSポストセブン
広島県を訪問された天皇皇后両陛下(2025年6月、広島県。撮影/JMPA)
皇后雅子さま、広島ご訪問で見せたグレーのセットアップ 31年前の装いと共通する「祈りの品格」 
NEWSポストセブン
草野刑事を演じた倉田保昭と響刑事役の藤田三保子が当時を振り返る(撮影/横田紋子)
放送50年『Gメン\\\\\\\'75』 「草野刑事」倉田保昭×「響刑事」藤田三保子が特別対談 「俺が来たからもう大丈夫だ」丹波哲郎が演じたビッグな男・黒木警視の安心感
週刊ポスト
月9ドラマ『続・続・最後から二番目の恋』主演の中井貴一と小泉今日子
今春最大の話題作『最後から二番目の恋』最終話で見届けたい3つの着地点 “続・続・続編”の可能性は? 
NEWSポストセブン
TOKIOの国分太一(右/時事通信フォトより)
《あだ名はジャニーズの風紀委員》無期限活動休止・国分太一の“イジリ系素顔”「しっかりしている分、怒ると“ネチネチ系”で…」 “セクハラに該当”との情報も
NEWSポストセブン
『ザ!鉄腕!DASH!!』降板が決まったTOKIOの国分太一
《どうなる“新宿DASH”》「春先から見かけない」「撮影の頻度が激減して…」国分太一の名物コーナーのロケ現場に起きていた“異変”【鉄腕DASHを降板】
NEWSポストセブン
日本のエースとして君臨した“マエケン”こと前田健太投手(本人のインスタグラムより)
《途絶えたSNS更新》前田健太投手、元女子アナ妻が緊急渡米の目的「カラオケやラーメン…日本での生活を満喫」から一転 32枚の大量写真に込められた意味
NEWSポストセブン
出廷した水原被告(右は妻とともに住んでいたニューポートビーチの自宅)
《水原一平がついに収監》最愛の妻・Aさんが姿を消した…「両親を亡くし、家族は一平さんだけ」刑務所行きの夫を待ち受ける「囚人同士の性的嫌がらせ」
NEWSポストセブン
中世史研究者の本郷恵子氏(本人提供)
【「愛子天皇」の誕生を願う有識者が提言】中世史研究者・本郷恵子氏「旧皇族男子の養子案は女性皇族の“使い捨て”につながる」
週刊ポスト
夫・井上康生の不倫報道から2年(左・HPより)
《柔道・井上康生の黒帯バスローブ不倫報道から2年》妻・東原亜希の選択した沈黙の「返し技」、夫は国際柔道連盟の新理事に就任の大出世
NEWSポストセブン
新潟で農業を学ことを宣言したローラ
《現地徹底取材》本名「佐藤えり」公開のローラが始めたニッポンの農業への“本気度”「黒のショートパンツをはいて、すごくスタイルが良くて」目撃した女性が証言
NEWSポストセブン
1985年春、ハワイにて。ファースト写真集撮影時
《突然の訃報に「我慢してください」》“芸能界の父”が明かした中山美穂さんの最期、「警察から帰された美穂との対面」と検死の結果
NEWSポストセブン