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【1回3秒だけ!】『ニューヨーク・タイムズ』も取り上げたシニアでもできる”世界最短時間”の筋トレ

「3秒筋トレ」を提唱する理学療法士。中村雅俊さん。

「3秒筋トレ」を提唱する理学療法士。中村雅俊さん。

 新年会が落ち着き、世の中が通常モードになりつつある今、以前に比べ「体が重い」と感じることはないだろうか。自ら動きたくない、用事を頼める人を探してしまう、歩く速度が遅くなっているなど自覚する人は多い。

 理学療法士・中村雅俊さんは言う。「年明けに、多くの人は、年明けに体がなまっていると実感します。正月を寝て過ごしてしまったり、寒さなどで極端な運動不足になり、とっさに体が動かないことから、筋機能(筋肉の機能)が落ちてケガをする人も増えてしまいます」。

 筋機能とは自分の意思で脳の指令で動かせる筋肉・骨格筋の機能のこと。腕や足の筋肉、腹筋、背筋などがある。体を動かしていないと、筋肉量、筋質、筋力が落ち、筋機能も低下する。その結果、足が思うように上がらずに転倒したり、体のバランスを保つことができず、ふらついたりする。

「正月明けに増えるのが、こたつ布団に足を取られて転倒する人です。捻挫や骨折をしてしまう方もいます。一般的に、筋機能のピークは、20〜30代半です。以降はご自身でも驚くほど、筋機能が衰えている。維持し、向上するためには、運動が不可欠なのです」(以下カッコ内、中村さん)

 とはいえ気持ちはまだ若い。自分の筋機能が衰えているかどうか、早速チェックしてみたい。

理学療法士・中村雅俊さんオリジナル、筋機能チェックシート

□手すりに頼らないと、階段を上れない。

□手すりに頼らないと、玄関の上がりかまちを上がれない。

□自宅のカーペットの縁や廊下の段差などでつまずきそうになったことがある。

□縁や手すりを持たないと浴槽に入れない。

□反動をつけないと、寝床から一気に起き上がれない。

□青信号で横断歩道が渡りきれない。

□横断歩道の白線をまたいで歩けない。

□洗濯物を頭より高い位置で干せない。

□5kg入りの米が持ち運べない。

□和式トイレでしゃがむのがつらい。

□しゃがんだらなかなか立てない。

□椅子から片脚で立ち上がれない。

□30秒以上片脚で立っていられない。

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