スポーツ

「普通にホームランだと思った」大谷翔平“疑惑の第1号”で記念ボールゲットの親子が語った「ビデオ判定時のスタンドの雰囲気」

大谷翔平の第一号に米メディアが“疑惑の目”(時事通信、右はホームランボールをゲットした少年)

大谷翔平の第一号に米メディアが“疑惑の目”(時事通信、右はホームランボールをゲットした少年)

 流石の千両役者だ。東京ドームで開幕を迎えているドジャース・大谷翔平(30)が3月19日、カブス2番手のネイト・ピアソン(28)から待望の第1号ホームランを放った。

「ファン待望の一発でした。開幕戦でホームランは飛び出さなかったものの、日本のファンが詰めかける凱旋試合でしっかり“決め切る”あたり、やはりスターですね。ドームは2日間で一番の歓声に包まれました」(スポーツ紙記者)

 右中間に飛んだ大谷の打球は、客席最前列で観戦していたファンの伸ばした手にあたり、グラウンド内に落ちた。審判はホームランと判定したが、審判団が集まってリプレー検証に。その後協議を経て、本塁打と認められた。記念すべき第1号ホームランは一方で、米メディアから“疑惑の目”も向けられた。

 米スポーツメディアの「Fox Sports」は、「ホームランの判定に同意する?」という疑問文とともに、リプレーのスローモーション映像をX(旧Twitter)上に投稿。また、同じく米スポーツメディアの「Sports Illustrated」は、「大谷の第一号ホームランが物議を醸している」というタイトルの記事をアップ。「ファンがいなかったら、打球はフェンスを越えなかったかもしれないように見えた。しかし、実際にホームランと判定された」と指摘している。

「SNS上では『大谷の第1号が疑惑のホームランになってしまったことが悲しい』『観客は手を出すなよ』などと、手を伸ばした観客に対する批判の声も出てしまっています。

 実際に大谷のホームランボールが自分の目の前に来たら、おそらく誰もが手を伸ばしてしまうでしょうが……それくらい、現地の盛り上がりはすごかった」(前出・スポーツ紙記者)

 グラウンド内に転がったボールは、カブスのセンターを守るピート・クルーアームストロング外野手・通称「PCA」が外野席に投げ込んだ。投げ込まれたボールを無事ゲットした少年は、両親とともに埼玉からドームに訪れていた。思わぬ幸運に、親子は興奮覚めやらずといった様子で取材に応じた。

関連キーワード

関連記事

トピックス

筑波大学の入学式に出席された悠仁さま(撮影/JMPA)
悠仁さま入学から1か月、筑波大学で起こった変化 「棟に入るには学生証の提示」、出入りする関係業者にも「名札の装着、華美な服装は避けるよう指示」との証言
週刊ポスト
藤井聡太名人(時事通信フォト)
藤井聡太七冠が名人戦第2局で「AI評価値99%」から詰み筋ではない“守りの一手”を指した理由とは
NEWSポストセブン
日曜劇場『キャスター』で主演を務める俳優の阿部寛
阿部寛、小泉今日子、中井貴一、内野聖陽…今春ドラマで「アラ還の主演俳優がそろい踏み」のなぜ?
NEWSポストセブン
趣里と父親である水谷豊
《趣里が結婚発表へ》父の水谷豊は“一切干渉しない”スタンス、愛情溢れる娘と設立した「新会社」の存在
NEWSポストセブン
米利休氏のTikTok「保証年収15万円」
東大卒でも〈年収15万円〉…廃業寸前ギリギリ米農家のリアルとは《寄せられた「月収ではなくて?」「もっとマシなウソをつけ」の声に反論》
NEWSポストセブン
SNS上で「ドバイ案件」が大騒動になっている(時事通信フォト)
《ドバイ“ヤギ案件”騒動の背景》美女や関係者が証言する「砂漠のテントで女性10人と性的パーティー」「5万米ドルで歯を抜かれたり、殴られたり」
NEWSポストセブン
“赤西軍団”と呼ばれる同年代グループ(2024年10月撮影)
《赤西仁と広瀬アリスの交際》2人を結びつけた“軍団”の結束「飲み友の山田孝之、松本潤が共通の知人」出会って3か月でペアリングの意気投合ぶり
NEWSポストセブン
田村容疑者のSNSのカバー画像
《目玉が入ったビンへの言葉がカギに》田村瑠奈の母・浩子被告、眼球見せられ「すごいね。」に有罪判決、裁判長が諭した“母親としての在り方”【ススキノ事件公判】
NEWSポストセブン
アメリカから帰国後した白井秀征容疑(時事通信フォト)
「ガイコツが真っ黒こげで…こんな残虐なこと、人間じゃない」岡崎彩咲陽さんの遺体にあった“異常な形跡”と白井秀征容疑者が母親と交わした“不穏なメッセージ” 〈押し入れ開けた?〉【川崎ストーカー死体遺棄】
NEWSポストセブン
赤西と元妻・黒木メイサ
《赤西仁と広瀬アリスの左手薬指にペアリング》沈黙の黒木メイサと電撃離婚から約1年半、元妻がSNSで吐露していた「哺乳瓶洗いながら泣いた」過去
NEWSポストセブン
元交際相手の白井秀征容疑者からはおびただしい数の着信が_(本人SNS/親族提供)
《川崎ストーカー死体遺棄》「おばちゃん、ヒデが家の近くにいるから怖い。すぐに来て」20歳被害女性の親族が証言する白井秀征容疑者(27)の“あまりに執念深いストーカー行為”
NEWSポストセブン
不倫疑惑が報じられた田中圭と永野芽郁
《永野芽郁のほっぺたを両手で包み…》田中圭 仲間の前でも「めい、めい」と呼ぶ“近すぎ距離感” バーで目撃されていた「だからさぁ、あれはさ!」
NEWSポストセブン