人気インフルエンサーがレイプドラッグの被害者に(Instagramより)
〈私の身に起きた深刻な出来事を、全ての女性に共有したい〉とSNSで訴えたのは、80万人以上のフォロワーを抱えるオーストリアのインフルエンサー、ヴァネッサ・モリポサ(32)だ。彼女はこう続けた──〈誰かが私の飲み物にデートレイプドラッグを入れた〉。
5月28日(現地時間、以下同)。モリポサは自身のInstagramに1本の動画を投稿した。その内容は、5月下旬に友人と訪れたパーティーでデートレイプドラッグの被害にあったことを告発するものだった。大手紙国際部記者が語る。
「モリポサは、2016年にInstagramを開設。ドイツのリアリティショー『Are You The One – Reality Stars in Love』を始めとするテレビ番組への出演やフィットネスコーチなどとして、多方面で活躍中の現地では有名なインフルエンサーです。
モリポサの投稿によると、彼女と友人は3時間ほどで3杯のワインを飲んでいたところ、突然の体調不良に見舞われ、まともに歩くことが出来なくなったそうです。その後、『何度も嘔吐し、意識を失った』と明かしました」
不審に思ったモリポサは翌日、病院で検査を受けたという。
「医師の診察を受けたところ、モリポサらの飲み物にデートレイプドラッグの混入が認められたといいます。モリポサによると『スマホからはSIMカードが抜き取られていた』とのこと。また、手首につけたブレスレットも盗まれていたそうです」(同前)