アーティスト活動を本格的にスタートした萌名さん
2018年のデビューから「ぶっちぎり透明感の王道美少女」というキャッチコピーでセクシー女優として業界の頂点に立ち続ける河北彩伽(26)。圧倒的なプロポーションを武器に、日本のみならずアジア各国で多くのファンを魅了してきた彼女が今、新たな挑戦を始めようとしている。
2019年に一度引退し、2021年に復帰を果たした河北が、なぜアーティスト「萌名(もえな)」としての活動に舵を切ったのか。その真意と覚悟について、本人が赤裸々に明かした──。
歌に救われた過去
──どうして歌手活動を本格的に始めたのですか?
「私自身、歌に救われてきた人間だったんです。以前、女優さんたちが歌を披露するライブ形式のイベントに呼んでいただいた時に、初めて人前で歌ったんです。もう一度も前を見られないくらい緊張したんですけどね……。
きっかけは、自分自身が少しでも聞いてくれる人に勇気を与えられるものを作りたいなって思ったことです。音楽って、本当に人を救ってくれるから、私も誰かの心に届けられたらいいなって」
──もともと歌が好きだったんですか?
「実は大学生くらいから好きになったんです。小さい頃は自分の声も好きじゃなくて、歌うのが嫌いだったんですよ。でもカラオケに行き始めて友達から『上手だね』と言ってもらえて、それですごく嬉しくて歌うのが好きになりました。西野カナさんがガッツリ私の世代の歌手だったので、もう大好きで!今でもよく聴いてます」