25年間アシスタントを務めた『新婚さんいらっしゃい!』(時事通信フォト)
休養前の意外な姿
山瀬は40年前、1985年に行われた『第10回ホリプロスカウトキャラバン』で優勝し、翌年にアイドル歌手としてデビューした。明るいキャラクターで『新婚さんいらっしゃい!』(朝日放送テレビ)など多くのバラエティー番組で活躍。スポーツ紙記者が語る。
「1999年、29歳のときに2つ年下の俳優・中上雅巳さん(53)と結婚しました。2年間の同棲生活を経て、ジューンブライドが憧れだった山瀬さんの希望で6月に入籍したそうです。休養前の昨年6月には同ラジオ番組で“銀婚式”のお祝いをしたことを明かしていました。お祝いは結婚記念日だった6月26日に夫婦水入らずでご飯を食べに行ったようで、そのときのことを楽しそうに話していました」
NEWSポストセブンは昨年のその頃、都内から離れた両親が暮らす自宅前で、休養前の山瀬の意外な姿を目撃していた。
マスクをつけ、カジュアルな服装だったが、ジーパンは膝のかたちがわかるほどホッソリしたように見えた。事務所のスタッフらしき男性が車から降りて、彼女のキャリーカートを下ろすのを手伝い、身体を気遣っているように見えるシーンだった。
「山瀬さんは仕事をしながら家事をこなし、高齢となった両親の世話も行っていたようです。3年前に25年間アシスタントを務めた『新婚さんいらっしゃい!』を卒業して、旦那さんや両親と過ごす時間を増やしていたのではないでしょうか。そうしたなかで闘病を続けていたのです。復帰についてラジオで『うれしい、ほんと。私、帰って来るよとみんなに約束したまんまなんだよ』と、よろこびの声で語り、大好きな飲酒も少しずつ再開できるほど回復していることを明かしていました」(同前)
芸能活動だけでなく、人生の危機を乗り越えて復帰を果たした山瀬。10月2日に56歳の誕生日を迎えたばかりの覚悟の告白だった。