国際情報

渋谷に原発、ウルトラマン逃亡…海外メディアのトンデモ報道

未曾有の大災害となった東日本大震災を、世界中のメディアが大きく報道している。しかし、それらすべてが正確な報道と呼べるものではない。海外メディアのとんでもない報道の例をいくつか紹介しよう。

* * *
■ライブハウスを原発と大誤報……FOX News(アメリカ)
日本にある原子力発電所の位置を表した地図を作成しているが、そこにはなぜか東京・渋谷にあるライブハウス『SHIBUYA EGGMAN(エッグマン)』が原発として掲載されていた。エッグマン側がこのことを否定したのはいうまでもない。

■ 「シャワーから変な臭いが」被害妄想を切々と告白……THE Sun(イギリス)
イギリスの大衆紙『THE Sun』は、震災特集のトップ扱いで東京在住のイギリス人女性の告白を掲載。ただし、「子供がすでに飢えている」「放射能の影響で家のシャワーが漂白剤の臭いがする」と内容はあまりに主観的。それって放射能云々ではなく、単純に設備の問題では……。

■「福島原発が核爆発」の大デマ……ZERO HORA(ブラジル)
ポルトガル語で書かれた3月13日付の記事は「日本政府は福島原発の核爆発の可能性を確認」とセンセーショナルな内容。もちろん、そんな政府発表はなかった。同紙は日本に特派記者を派遣しているようだが、いったい誰から聞いたのだろうか?

■ウルトラマンも逃げ出す大津波……Berita Harian(マレーシア)
マレーシアの主要紙・日刊ベリタが、津波の大きさをウルトラマンが逃げ出す風刺漫画で表現してみたものの、読者からクレームが殺到。翌日、謝罪広告を掲載するハメになった。お騒がせにも程がある。

※週刊ポスト2011年4月8日号

関連記事

トピックス

結婚生活に終わりを告げた羽生結弦(SNSより)
【全文公開】羽生結弦の元妻・末延麻裕子さんが地元ローカル番組に生出演 “結婚していた3か間”については口を閉ざすも、再出演は快諾
女性セブン
「二時間だけのバカンス」のMV監督は椎名のパートナー
「ヒカルちゃん、ずりぃよ」宇多田ヒカルと椎名林檎がテレビ初共演 同期デビューでプライベートでも深いつきあいの歌姫2人の交友録
女性セブン
NHK中川安奈アナウンサー(本人のインスタグラムより)
《広島局に突如登場》“けしからんインスタ”の中川安奈アナ、写真投稿に異変 社員からは「どうしたの?」の声
NEWSポストセブン
コーチェラの出演を終え、「すごく刺激なりました。最高でした!」とコメントした平野
コーチェラ出演のNumber_i、現地音楽関係者は驚きの称賛で「世界進出は思ったより早く進む」の声 ロスの空港では大勢のファンに神対応も
女性セブン
文房具店「Paper Plant」内で取材を受けてくれたフリーディアさん
《タレント・元こずえ鈴が華麗なる転身》LA在住「ドジャー・スタジアム」近隣でショップ経営「大谷選手の入団後はお客さんがたくさん来るようになりました」
NEWSポストセブン
元通訳の水谷氏には追起訴の可能性も出てきた
【明らかになった水原一平容疑者の手口】大谷翔平の口座を第三者の目が及ばないように工作か 仲介した仕事でのピンハネ疑惑も
女性セブン
歌う中森明菜
《独占告白》中森明菜と“36年絶縁”の実兄が語る「家族断絶」とエール、「いまこそ伝えたいことが山ほどある」
女性セブン
大谷翔平と妻の真美子さん(時事通信フォト、ドジャースのインスタグラムより)
《真美子さんの献身》大谷翔平が進めていた「水原離れ」 描いていた“新生活”と変化したファッションセンス
NEWSポストセブン
羽生結弦の元妻・末延麻裕子がテレビ出演
《離婚後初めて》羽生結弦の元妻・末延麻裕子さんがTV生出演 饒舌なトークを披露も唯一口を閉ざした話題
女性セブン
古手川祐子
《独占》事実上の“引退状態”にある古手川祐子、娘が語る“意外な今”「気力も体力も衰えてしまったみたいで…」
女性セブン
ドジャース・大谷翔平選手、元通訳の水原一平容疑者
《真美子さんを守る》水原一平氏の“最後の悪あがき”を拒否した大谷翔平 直前に見せていた「ホテルでの覚悟溢れる行動」
NEWSポストセブン
5月31日付でJTマーヴェラスから退部となった吉原知子監督(時事通信フォト)
《女子バレー元日本代表主将が電撃退部の真相》「Vリーグ優勝5回」の功労者が「監督クビ」の背景と今後の去就
NEWSポストセブン