現在、日本代表スポーツチームには、水球(男女)には「ポセイドンジャパン」、ホッケー女子には「さくらジャパン」などと愛称がついているが、放送プロデューサーのデーブ・スペクター氏がいう。
「スポーツの本来の楽しみ方って、ファンが独自の視点でチームや選手を茶化したり野次ったりすることなのに、なぜか日本の代表チームのスポーツ中継は、ファンに愛称を強要して“みんなで応援しよう”と、批判的な意見を差し挟めないように押しつけてしまうんです。だからせっかく個性的な名前をつけても浸透しないのでしょう。
ポセイドンジャパンってのは強そうだけど、沈没だけはしないようにしてほしいね(笑い)」
ロンドンオリンピックが終わった頃、一体いくつの「○○ジャパン」が定着していることやら。
※週刊ポスト2012年2月17日号