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テレビ通販見て気に入った商品あったらネットで買う人もいる

 テレビショッピングや通販カタログに夢中になっている妻の姿に、「通販なんて……」と眉をひそめるあなたは、時代の波に乗り遅れつつあることを自覚すべきかもしれない。日本通信販売協会の調査によれば、男性の通販利用率は58.7%(2011年)。6割近い男性が通販を利用していることになる。今や「男子とて通販をすなる時代」なのである。

■安く買いたいなら「ネット通販」

「テレビショッピングやカタログ通販の場合、スポンサー料やカタログ制作費などの莫大なメディアコストがかかっている。ネットショッピングはメディアコストが低いので、値段でいえばネット通販のほうが安い場合が多いのです」

 というのは、消費生活アドバイザーで通販評論家の村山らむね氏である。

“○個限定”といった企画商品を大量に生産しているような場合、テレビショッピングのほうが安いこともある。しかし、安さを考えるならやはりネットが断然。中にはこんな人もいる。

「テレビショッピングを見て気に入った商品があったら、同じ製品をネットで探して買っている。まったく同じ製品がなくても、たいていは同じようなものがずっと安く買えますよ。一般的な商品なら、『価格.com』のような価格比較サイトを使って、最安値の店を探します」(60代・男性)

 これら価格比較サイトに掲載されている商品は、多くの商品がスーパーなどで売られている価格よりも安い。ミネラルウォーター1本30円弱など、驚くような価格も当たり前のように飛びかっているのがネット通販なのだ。

※週刊ポスト2012年10月26日号

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