芸能

吉田豪×宍戸錠 性の目覚めはこたつで見つめたお手伝いさん

 女性経験の数、1331人は世界3位ともいわれている宍戸錠氏(78)の性の目覚めはかなり早かった。幼少の頃、コタツの中で出会った“それ”を見つめ、友人と巧みに描写しては楽しんでいたという。

 日本の映画史に残るハードボイルドスターが、現在に至るまでの女性経験の数々、そして男にとって本当に大切な物は何かを語る。『メルマガNEWSポストセブンVol.39』に掲載されたプロインタビュアー吉田豪氏による珠玉のインタビューの一部を公開する。

 * * *
──宍戸さんの実家は、すごい家だったみたいですね。

宍戸:そう。もともと千何坪とか買って屋敷にして、築山が三つあって、竹やぶがあって、滝が流れていて、大きい島があって、池があって、池の中に灯篭があるみたいな家で、偉そうに。で、女性のお手伝いさんが二人もいて。だいたい親父とおふくろが府中の競馬、中山の競馬に週末必ず行くんですよ。馬も持っていましたしね。ガイセンカブトとフライデーっていうんですよ。

──そのお手伝いさんが性への目覚めだったって著書で書いてましたね。

宍戸:もうホントにしょうがない。「土日きちんと競馬に行ってくれるのはありがたいわね」なんて言って、てめえらはどんどん仕事をしないで遊んで、冬はこたつの中に入ったりして。で、俺はそのこたつの中に入って、じいっと性器を見つめるのが趣味だったんだ。そのころ、パンツないから(笑)。

──早熟ですよね(笑)。

宍戸:性の目覚めはかなり早いんだな。女の子と男の子の違いはなんなんだっていうところから始まってますよ。

──驚いたのが、中学生のときに女性器を研究して本を作ったっていうことなんですよ。

宍戸:あっ、それは金森馨っていう、これは劇団四季の舞台装飾やってたんです。四季の偉いヤツがいるじゃない。あれは何ていったっけ? 浅利慶太? あれは生意気な野郎で、俺の友達だけど。

──生意気だったけど(笑)。

宍戸:生意気で生意気で。そいつと同い年なんですよ、浅利慶太とも、その金森馨っていうのも。金森馨は舞台美術で、賞はほとんど総なめにしたぐらい、うまいヤツなの。

──その金森さんと中学で同級生だったんですね。

宍戸:そうなの。それで『内緒で教えるデカメロン』とかって本を、そいつと二人で作って。まあ、当時でいう猥本ですね。猥褻物、絵入りの。あいつは絵がうまいし、俺も絵がうまいんだよ。そしたら、それを金森馨のお母さんに見つかっちゃってさ。

──大変じゃないですか。

宍戸:すぐ焼かれちゃってさ。焼くなよって。

──焚書されたんですか(笑)。

宍戸:ホントに焚書にボンショだよ、あれは。煙になっちゃったからね。

──いまあったら貴重ですけどね。

<※この続きは11月12日月曜に掲載予定>

<宍戸錠氏プロフィール>
ししど・じょう。1933年大阪府生まれ。1954年、日活ニューフェイス第一期生としてトップ合格し、翌55年に『警察日記』でデビュー。タフでハードボイルドな「エースのジョー」として人気を得て、石原裕次郎、小林旭らとともに日活のスターとなる。『拳銃は俺のパスポート』など300本以上の映画に出演してきた。その役者人生を綴った自伝的小説の完結編『シシド 完結編~小説・日活撮影所百周年記念』(角川書店)は11月30日発売予定

※メルマガNEWSポストセブンVol.39

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