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プロ野球選手は高給取りも引退後“たかり体質”に変わる人も

 11月16日、1990年代、2000年代と阪神・オリックスでプレーした塩谷和彦容疑者(38)が詐欺の疑いで兵庫県警に逮捕された。塩谷容疑者は、2010年8月から9月にかけて、「新しくできる飲食店の売り上げの一部を受け取る権利を譲渡する」とウソの話をでっち上げ、西宮市の会社役員から550万円をだまし取った疑いが持たれている。

 塩谷容疑者は「事業費や生活費に困り、金が欲しかった」と供述しているという。だが、塩谷容疑者の最高年俸は2004年、オリックス時代の5800万円。14年間の現役生活(韓国リーグ含む)の年俸を足すと、計2億6220万円。契約金も含めれば、サラリーマンの生涯賃金といわれる3億円に近い金額である(年俸はいずれも推定)。

 堅実な生活をすれば、現在も「生活費に困る」ことは起こらないはずだが……。スポーツライターが解説する。

「プロ時代はチヤホヤもされますし、年俸も一般社会と比べて相当高い。しかし、ずっと野球ばかりをやってきたため、それ以外のことに疎く、引退後に苦労する選手が多いのはご承知の通りです。

 1990年代に活躍したある有名な中継ぎ投手は引退後、取材を受けた後に『ちょっと飲みにいこう』とみずから記者を誘い、キャバクラに連れて行った。そこまではいいのですが、お勘定はすべて記者に払わせ、さも当然という顔をしていたそうです。

 もちろん、みんながこうしているわけではない。しかし、このように選手時代の感覚が忘れられずに豪遊してしまうと、資金繰りに困ります。このとき払った記者は『二度と取材したくない』と嫌っていましたし、現役時代ならタニマチが払ってくれたお金も、引退した『ただの人』には寄ってこなくなる。

 遊びたければ自分で払うしかない。しかし、現役時代と同じ収入は見込めないわけです。それで、どんどん泥沼にハマってしまう。人の金で遊ぶことに慣れると危険です」

 良い時代の生活習慣をスパッと捨てられるか。現役引退後、人生がどう転ぶかは、そこに懸かっているようだ。

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