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プロ野球契約更改時の“嘆き節”厳選16人のコメント紹介

 オフを迎えた球界がもっとも盛り上がる“契約更改”の季節がやってきた。プロ野球選手とて人の子。提示額が不満だった時、交渉がまとまらなかった時――選手からは珠玉の名言が生まれる。以下、近年選りすぐりの“嘆き節”16選を紹介しよう。

【激怒編】
・「ショックで震えることってあるんですね。金額を見た瞬間に足がガクガクになりました」――井端弘和(中日・2005年)
・「誠意とは言葉ではなく金額」――福留孝介(中日・2007年)
・(保留でのイメージ悪化について)「アイドルじゃないんで。イメージはどうでもいいです」――藤井淳志(中日・2009年)
・「携帯電話会社と同じですよ。新規加入の人には優しくて、既存の人にはそのまま」――杉内俊哉(ソフトバンク・2010年)
・「おかしい……こんなことは許されない……」――諸積兼司(ロッテ・2004年)
・「実は来年の5月に子供が生まれるんです。何とかミルク代として」――関本健太郎(阪神・2004年)
・「莫大な金額を求めているわけではない」(2億3000万円で現状維持といわれ保留)――小林雅英(ロッテ・2005年)
・「もらった祝儀袋の中身が図書券だった感じ」――佐伯貴弘(横浜・2005年)
・「正直、寂しいし、寒い」――門倉健(横浜・2005年)
・「僕、ハワイで夢を見ました。球団から『低姿勢でいてくれたら、金額を上げてやる』って」――荒木雅博(中日・2007年)
・「もう1人の佐藤隆彦(本名)から、G.G.佐藤を見つめ直しました」――G.G.佐藤(西武・2007年)
・「(金額を見て)死のうかと思った」――森本学(ソフトバンク・2009年)

【番外編】
・(FA権を取得し)「中村紀洋というブランドを考えて、近鉄で終わっていいのか」――中村紀洋(近鉄・2002年)
・「すぎうちくん も はんおそう」――つば九郎(ヤクルトマスコット・2010年)

【フロント反撃編】
・「なんで中村(紀洋)みたいなアホに5億も払わなあかんの?」――山口昌紀・近鉄本社社長(2004年)
・「この季節になると急に頑張る人がいるが、それならシーズン中にグラウンドで頑張れといいたい」――黒岩彰・西武球団代表(2006年)

※週刊ポスト2012年12月14日号

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