ライフ

ネット論壇の著名人2人が舌戦展開 遂に対決の場はリアルへ

 メルマガ『中川淳一郎のネットとビールの愉快な話 by NEWSポストセブン』ではネット編集者の中川淳一郎氏が、その週にネットで話題になったニュースのツボを解説している。1月25日配信のVol.4でも、

「『彼がいなくなりました』相談へのアクセス激増中」
「桜宮高校の生徒があまりにもネット上で元気すぎます」

など、その週にネット上で起きた様々な事件を紹介しているこのコーナー。なかでも今週「もっともネット的」とでもいうべきネタが「まさかの急展開 山本一郎さんとイケダハヤトさんがイベントをすることに!」というネタだ。

 * * *

 様々な優良ブログをまとめて転載するサイト・BLOGOSの「BLOGOS AWARD 2012」で大賞を獲得したイケダハヤトさんと、「PV賞」を獲得した山本一郎さんが、トークイベントをやることになりました。
 
 きっかけは、山本さんが「イケダハヤト師型炎上をどう表現するべきか?」というブログのエントリーを書き、イケダさんのことを厳しめに論評したことにあります。
 
 これに対し、イケダさんはブログで「『人を笑い者にする』天才、やまもといちろう氏」で応戦。さらには山本さんがソッコー「イケダハヤト師は笑い者になる才能がある」で返礼をし、さらにはイケダさんが「隊長が人を笑い者にする、その理由が知りたいのです」で応え、これに対し、山本さんが「理由を教えるために、イケダハヤト師とイベントをやろう(提案)」とイベント開催を呼びかけたのです。
 
 この呼びかけにイケダさんは条件を出しました。「発生したイベント収益を、ぼくが指定する団体へ全額寄付とする方向で企画させていただけないでしょうか」と書き、山本さんもその団体名を明示することを要求し、自身はギャラはいらない、と宣言。
 
 会場は、東浩紀さんが運営する「ゲンロンカフェ」になりそうな予感です。東さんもツイッターで会場提供に同意するツイートをしています。ただし、「会場の収益は寄付しないよ」といったところをキチンと宣言しております。今回の注目は、どれだけ挑発されても普段は応じないイケダさんがついに動いた、というところにあります。
 
 普段は穏やかで争いを好まぬイケダさんが果たして当日どんな主張をされるのか? 百戦錬磨の山本さんが相手なだけに、これは2013年初頭のネット発の重大事件簿となることでしょう。私も仕事がある水曜日か金曜日でなければ、会場に行ってみたいと思っております。

関連記事

トピックス

「高市外交」の舞台裏での仕掛けを紐解く(時事通信フォト)
《台湾代表との会談写真をSNSにアップ》高市早苗首相が仕掛けた中国・習近平主席のメンツを潰す“奇襲攻撃”の裏側 「台湾有事を看過するつもりはない」の姿勢を示す
週刊ポスト
クマ捕獲用の箱わなを扱う自衛隊員の様子(陸上自衛隊秋田駐屯地提供)
クマ対策で出動も「発砲できない」自衛隊 法的制約のほか「訓練していない」「装備がない」という実情 遭遇したら「クマ撃退スプレーか伏せてかわすくらい」
週刊ポスト
真美子さんのバッグに付けられていたマスコットが話題に(左・中央/時事通信フォト、右・Instagramより)
《大谷翔平の隣で真美子さんが“推し活”か》バッグにぶら下がっていたのは「BTS・Vの大きなぬいぐるみ」か…夫は「3か月前にツーショット」
NEWSポストセブン
文京区湯島のマッサージ店で12歳タイ少女を働かせた疑いで経営者が逮捕された(左・HPより)
《本物の“カサイ”学ばせます》12歳タイ少女を働かせた疑いで経営者が逮捕、湯島・違法マッサージ店の“実態”「(客は)40、50代くらいが多かった」「床にマットレス直置き」
NEWSポストセブン
山本由伸選手とモデルのNiki(共同通信/Instagramより)
《いきなりテキーラ》サンタコスにバニーガール…イケイケ“港区女子”Nikiが直近で明かしていた恋愛観「成果が伴っている人がいい」【ドジャース・山本由伸と交際継続か】
NEWSポストセブン
3年間に合計約818万円のガソリン代を支出していた平口洋・法務大臣(写真/共同通信社)
高市内閣の法務大臣・平口洋氏が政治資金から3年間で“地球34周分のガソリン代”支出、平口事務所は「適正に処理しています」
週刊ポスト
Mrs. GREEN APPLEのギター・若井滉斗とNiziUのNINAが熱愛関係であることが報じられた(Xより/時事通信フォト)
《ミセス事務所がグラドルとの二股を否定》NiziU・NINAがミセス・若井の高級マンションへ“足取り軽く”消えた夜の一部始終、各社取材班が集結した裏に「関係者らのNINAへの心配」
NEWSポストセブン
山本由伸(右)の隣を歩く"新恋人”のNiki(TikTokより)
《チラ映り》ドジャース・山本由伸は“大親友”の元カレ…Niki「実直な男性に惹かれるように」直近で起きていた恋愛観の変化【交際継続か】
NEWSポストセブン
米大リーグ、ワールドシリーズ2連覇を達成したドジャースの優勝パレードに参加した大谷翔平と真美子さん(共同通信社)
《真美子さんが“旧型スマホ2台持ち”で参加》大谷翔平が見せた妻との“パレード密着スマイル”、「家族とのささやかな幸せ」を支える“確固たる庶民感覚”
NEWSポストセブン
モデル・Nikiと山本由伸投手(Instagram/共同通信社)
《交際説のモデル・Nikiと歩く“地元の金髪センパイ”の正体》山本由伸「31億円豪邸」購入のサポートも…“470億円契約の男”を管理する「幼馴染マネージャー」とは
NEWSポストセブン
高校時代の安福容疑者と、かつて警察が公開した似顔絵
《事件後の安福久美子容疑者の素顔…隣人が証言》「ちょっと不思議な家族だった」「『娘さん綺麗ですね』と羨ましそうに…」犯行を隠し続けた“普通の生活”にあった不可解な点
「週刊ポスト」本日発売! 内部証言で判明した高市vs習近平「台湾有事」攻防ほか
「週刊ポスト」本日発売! 内部証言で判明した高市vs習近平「台湾有事」攻防ほか
NEWSポストセブン