ライフ

林真理子 郷ひろみに「デブ」についての指摘受け反論できず

<いつまでも前を見て努力を続けること。これぞまさしく、美女の条件だと思うのです>

 最新著書『美女入門金言集 マリコの教え117』(マガジンハウス刊)には、林真理子さん(59才)の実体験から生まれた、美女になるための、具体的で時に辛口の名言が満載。その実践者たる林さんは、それだけに肌も髪も美しく輝き、そして、この日の装いも、モノトーンのワンピースと白いジャケットで大人の女のシックな風格と若々しさを感じさせた。

 現在59才、決して衰えない“美への野心”の源泉とは。そして、そんな林さんから世の女性へのアドバイスを聞いてきた。

「ここのところお寿司を食べまくったり、パリへ行っておいしいものばかり食べていたこともあって、太っちゃって…」(林さん)

 本誌記者が、「全然そんなふうに見えませんよ」と伝えたところ。

「そういう甘い言葉が人を奈落の底へ突き落とすんですよ(笑い)、やめてください。私は美女にはなれないですけど、見苦しくないおばさんにはならなきゃと思っているんです」(林さん)

 本誌でも以前紹介した『野心のすすめ』(講談社現代新書)は43万部を超えるベストセラーに。7月には『中居正広の金曜日のスマたちへスペシャル』(TBS系)に出演するなど、多忙を極めた活躍ぶりはとどまるところを知らない。

「3年くらい前かな、やはりある太った女性編集者と一緒に、郷ひろみさん(57才)とお食事したことがあります。郷さんは姿勢にも、食べ物にも気をつけていらっしゃって、厳しいトレーニングで体を鍛えているという話をされたんです。

 私と彼女は、“私たち、今さら脱いだって、見せる人もいないし”とか“このままデブでいいもん”とか開き直ったんです。そうしたら郷さんが、“でも、でぶでぶ太って、いちばん悲しいのは自分でしょう。つらいのは自分でしょう”って。その言葉がぐさっと胸に刺さって、何も反論できませんでした(笑い)。

 たまたまその時も、お寿司と日本酒が続いて、洋服が似合わなくなって、鏡に映った横向きの自分をつらく感じていたんです。やっぱり、自分をちゃんと凝視して、つらくならないように努力をしなきゃ、と思ったものです。

 街を歩いていて、向こうに変なおばちゃんがいるなと思ったら、窓に映った私だった。あのつらさを覚えてなきゃだめだって思います」(林さん)

※女性セブン2013年8月22・29日号

関連キーワード

関連記事

トピックス

「手話のまち 東京国際ろう芸術祭」に出席された秋篠宮家の次女・佳子さま(2025年11月6日、撮影/JMPA)
「耳の先まで美しい」佳子さま、アースカラーのブラウンジャケットにブルーのワンピ 耳に光るのは「金継ぎ」のイヤリング
NEWSポストセブン
逮捕された鈴木沙月容疑者
「もうげんかい、ごめんね弱くて」生後3か月の娘を浴槽内でメッタ刺し…“車椅子インフルエンサー”(28)犯行自白2時間前のインスタ投稿「もうSNSは続けることはないかな」
NEWSポストセブン
受賞者のうち、一際注目を集めたのがシドニー・スウィーニー(インスタグラムより)
「使用済みのお風呂の水を使った商品を販売」アメリカ人気若手女優(28)、レッドカーペットで“丸出し姿”に賛否集まる 「汚い男子たち」に呼びかける広告で注目
NEWSポストセブン
新関脇・安青錦にインタビュー
【独占告白】ウクライナ出身の新関脇・安青錦、大関昇進に意欲満々「三賞では満足はしていない。全部勝てば優勝できる」 若隆景の取り口を参考にさらなる高みへ
週刊ポスト
芸能活動を再開することがわかった新井浩文(時事通信フォト)
《出所後の“激痩せ姿”を目撃》芸能活動再開の俳優・新井浩文、仮出所後に明かした“復帰への覚悟”「ウチも性格上、ぱぁーっと言いたいタイプなんですけど」
NEWSポストセブン
”ネグレクト疑い”で逮捕された若い夫婦の裏になにが──
《2児ママと“首タトゥーの男”が育児放棄疑い》「こんなにタトゥーなんてなかった」キャバ嬢時代の元同僚が明かす北島エリカ容疑者の“意外な人物像”「男の影響なのかな…」
NEWSポストセブン
滋賀県草津市で開催された全国障害者スポーツ大会を訪れた秋篠宮家の次女・佳子さま(共同通信社)
《“透け感ワンピース”は6万9300円》佳子さま着用のミントグリーンの1着に注目集まる 識者は「皇室にコーディネーターのような存在がいるかどうかは分かりません」と解説
NEWSポストセブン
天皇皇后両陛下主催の「茶会」に愛子さまと佳子さまも出席された(2025年11月4日、時事通信フォト)
《同系色で再び“仲良し”コーデ》愛子さまはピンクで優しい印象に 佳子さまはコーラルオレンジで華やかさを演出 
NEWSポストセブン
真美子さんのバッグに付けられていたマスコットが話題に(左・中央/時事通信フォト、右・Instagramより)
《大谷翔平の隣で真美子さんが“推し活”か》バッグにぶら下がっていたのは「BTS・Vの大きなぬいぐるみ」か…夫は「3か月前にツーショット」
NEWSポストセブン
山本由伸選手とモデルのNiki(共同通信/Instagramより)
《いきなりテキーラ》サンタコスにバニーガール…イケイケ“港区女子”Nikiが直近で明かしていた恋愛観「成果が伴っている人がいい」【ドジャース・山本由伸と交際継続か】
NEWSポストセブン
Mrs. GREEN APPLEのギター・若井滉斗とNiziUのNINAが熱愛関係であることが報じられた(Xより/時事通信フォト)
《ミセス事務所がグラドルとの二股を否定》NiziU・NINAがミセス・若井の高級マンションへ“足取り軽く”消えた夜の一部始終、各社取材班が集結した裏に「関係者らのNINAへの心配」
NEWSポストセブン
山本由伸(右)の隣を歩く"新恋人”のNiki(TikTokより)
《チラ映り》ドジャース・山本由伸は“大親友”の元カレ…Niki「実直な男性に惹かれるように」直近で起きていた恋愛観の変化【交際継続か】
NEWSポストセブン