受賞者のうち、一際注目を集めたのがシドニー・スウィーニー(インスタグラムより)
現地時間10月29日、米エンタメ誌『Variety(バラエティ)』が主催し、影響力のある女性たちを表彰するイベント「Power of Women 2025」が米・ロサンゼルスで開催された。受賞者のうち、一際注目を集めたのがシドニー・スウィーニー(28)だ。現地記者が語る。
「シルバーのネイキッドドレスでレッドカーペットに現れたスウィーニーでしたが、その透け感はボディラインが“丸出し”になるほど。現地で大きな賛否を呼びました。
壇上では〈私たちひとりひとりにそれぞれの戦いがある。“強さ”とは時には目立たないものだが、誰が見ているかによらず、何度でも立ち上がることこそが強さなんだ。縮こまらないで〉とスピーチを披露。大胆で魅力的な装いが“ありのままの自分”を肯定していると称賛が集まった一方で、公の場にそぐわないといった批判の声も上がりました」(現地記者)
スウィーニーは、米ドラマ『ユーフォリア』(2019)や映画『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド』(2019)などでブレイク。いくつかの出演作でヌードシーンにも挑み、高い評価を受けるとともに、広く“セックスシンボル”としても認知されてきた。
「彼女のグラマラスなボディとパワフルな女性像は、多くのファンが憧れる対象。反面、性的魅力を押し出すような振る舞いについて慎重な声もあります。
ただ、彼女はファッション誌・Wマガジンのインタビューで『女性の体はとても力強いものだと思う』と語り、ヌードシーンについても『私にはキャラクターの物語を演じる役割があり、必要なことを成し遂げる義務がある』とその姿勢を崩さない意思を表明しています」(同前)
スウィーニーは、時代を牽引する女優の1人だ。アメリカでは数々の企業広告にも登場しており、その社会的な影響力は絶大だという。
「今年8月には、ジーンズブランド『アメリカンイーグル』がキャンペーン『Great Jeans』に起用。“シドニー・スウィーニーは素晴らしいジーンズを持っている”というキャッチコピーが“genes(遺伝子)”と“jeans(ジーンズ)”を掛けた言葉遊びであるとして『優生学的だ』との批判が集中、大炎上しました。その一方で、米トランプ大統領がこのキャンペーンを称賛したこともあり、同ブランドの株価は一時20%以上の急騰。ジーンズも飛ぶように売れたようです」(同前)
