ビジネス

業績V字回復が続くパナソニック株 株価1500円も射程圏か

 日経平均が高値を更新しているが、今後の株価上昇が期待できる株はどこにあるのか。株式市場の商いの中心が新興株から好業績大型株にシフトする中、「LOVEWHISKY」のハンドルネームでデイトレーダーの先駆けとして知られる石橋明佳氏は、パナソニック(東証1部・6752)に注目している。以下、石橋氏の解説だ。

 * * *
 総合家電大手、パナソニックの2014年3月期中間決算は、「V字回復」をはっきり裏付けるものとなった。売上高は前年同期比2%増の3兆7063億円と微増であったが、営業利益は同68%増の1466億円と、1250億~1300億円の事前の市場コンセンサスを上回る水準を達成。通期業績予想も営業利益を当初計画の2500億円から、市場予想を上回る2700億円(前期比68%増)へと上方修正した。

 薄型テレビをはじめとするデジタルコンシューマー事業は需要低迷などで減収となったが、車載関連事業が伸長し、住宅関連事業も堅調に推移。円安による全般的な押し上げ効果の恩恵も寄与している。

 それを受けて、株価は2011年7月以来、2年4か月ぶりに1000円を超えたが、上昇波動はまだまだ止まらないと読む。業績不振で中間決算としては3期連続の赤字となったソニー株を売ってパナソニック株を買う動きが出ていることも追い風になりそうで、1500円が射程圏に入ったと考えている。

※マネーポスト2014年新春号

トピックス

ゆっくりとベビーカーを押す小室さん(2025年5月)
《子どもの性別は明かさず》小室眞子さんの第一子出産に宮内庁は“類例を見ない発表”、守谷絢子さんとの差は 辛酸なめ子氏「合意を得るためのやり取りに時間がかかったのでは」
NEWSポストセブン
現在、闘病中の西川史子(写真は2009年)
《「ありがとう」を最後に途絶えたLINE》脳出血でリハビリ中の西川史子、クリニックの同僚が明かした当時の様子「以前のような感じでは…」前を向く静かな暮らし
NEWSポストセブン
ファッションの面でも注目を集めている愛子さま(2025年5月18日、撮影/JMPA)
《公務でのご活躍続く》愛子さまのファッションに感じられる“母・雅子さまへのあこがれ”  フェミニン要素で“らしさ”もプラス
NEWSポストセブン
Mrs.GREEN APPLEの冠番組『テレビ×ミセス』(TBS系)が放送される(公式HPより)
《ミセスがテレビに進出!》冠番組がプライム帯で放送される3つの必然性 今後、バラエティ進出が拡大する可能性も
NEWSポストセブン
5月20日の公務での佳子さま(時事通信フォト)
《第一子出産で注目》佳子さま、眞子さんの“お下がりファッション”ブランドは「ご家族で愛用」背景にあった母・紀子さまの影響【軍地彩弓のファッションNEWS】
NEWSポストセブン
指定暴力団山口組総本部(時事通信フォト)
六代目山口組の新人事、SNSに流れた「序列情報」 いまだ消えない「名誉職」に就任した幹部 による「院政説」
NEWSポストセブン
会話をしながら歩く小室さん夫妻(2025年5月)
《親子スリーショットの幸せな日々》小室眞子さんは「コーヒー1杯470円」“インスタ映え”カフェでマカロンをたびたび購入 “小室圭さんの年収4000万円”でも堅実なライフスタイル
NEWSポストセブン
元女子バレーボール日本代表の木村沙織(Instagramより)
《“水着姿”公開の自由奔放なSNSで話題》結婚9年目の夫とラブラブ生活の元バレーボール選手の木村沙織、新ビジネスも好調「愛息とのランチに同行した身長20センチ差妹」の家族愛
NEWSポストセブン
宮城野親方
何が元横綱・白鵬を「退職」に追い込んだのか 一門内の親しい親方からも距離置かれ、協会内で孤立 「八角理事長は“辞めたい者は辞めればいい”で退職届受理の方向へ」
NEWSポストセブン
常盤貴子が明かす「芝居」と「暮らし」の幸福
【常盤貴子インタビュー】50代のテーマは「即興力」 心の声に正直に、お芝居でも日々の暮らしでも軽やかに生きる自分でありたい
週刊ポスト
ホストクラブで“色恋営業”にハマってしまったと打ち明ける被害女性のAさん(写真はAさん提供)
ホストにハマったAさんが告白する“1000万円シャンパンタワーの悪夢”「ホテルの部屋で殴る蹴るに加え、首を絞められ、髪の毛を抜かれ…」《深刻化する売掛トラブル》
NEWSポストセブン
西武・源田壮亮の不倫騒動から5カ月(左・時事通信フォト、右・Instagramより)
《西武源田と銀座クラブ女性の不倫報道から5か月》SNSが完全停止、妻・衛藤美彩が下していた決断…ベルーナドームで起きていた異変
NEWSポストセブン