野依理事長のコメントは「これ以上心の負担が増すことを懸念し、本人の意志を尊重することとした。前向きに新しい人生を歩まれることを期待する」というもの。
もし自分の部下や同僚が大きな失敗をして会社を辞めることになった場合、心の中では「やれやれ、ひどい目に遭った」と思っていたとしても、あくまで相手をねぎらいつつ応援の言葉をかけることで美しい構図が生まれて、後味の苦さを最小限に抑えられます。野依理事長が実際にどう思っているかはわかりませんが、このフレーズも覚えておきたいところです。
小保方氏は、こうやって一応の区切りはついても、たぶんしばらくはマスコミに追われるでしょう。いろいろたいへんでしょうが、いいことが少しでもたくさんある2015年になるように、微力ながらお祈り申し上げます(こうやってネタにさせてもらった後ろめたさを和らげるために、ねぎらいつつ応援の言葉をかけさせてもらいました)。