ライフ

トレンドの「ガウチョ」 ヒール必須のエレガントアイテム

 ファッションプロデューサーの植松晃士氏が、“オバさん”たちが美しく健康に生きられるようにアドバイス。今回は、最新ファッションアイテムの着こなし術を伝授します。

 * * *
 皆さま、ご機嫌よう!

 今年もいよいよ夏のセールが始まります。今回はこの夏、買うべきお役立ちアイテムについて、お話ししますね。

 トレンドアイテムの筆頭といえば何といっても、ガウチョ。ガチョウではなくて、ガ・ウ・チョですよ。裾がゆったりと広がった、7分丈くらいのワイド系パンツのことです。

 もともとは南米のカウボーイ(ガウチョ)がはいているパンツから派生したアイテムで、多分、皆さまにとっては2度目に巡ってきたトレンドではないかしら。前に流行ったのは1980年代でした。

 ところで今、「私もはいた!」と思った奥さま。ご注意ください。ガウチョは奥さまだからこそ陥りやすい罠があるんです。

 まずお断りしておきますが、ガウチョを美しくはきこなすには、類い稀なプロポーションに恵まれなければなりません。裾に向かってボリュームが出るので、ひとつ間違えたら下半身を大きく見せてしまいます。

 しかも、今年のはカジュアルではなく、エレガント系。

「このパンツ、ゆったりしてるからラクでいいわ~。裾から風が入って涼しいし」なんて考えで、ウエストゴムのガウチョをペタンコ靴ではこうものなら、一気にオバさん化します。

 いいですか? 今年のガウチョを着こなすには、“ヒールの靴は必須アイテム”ですよ。ヒールの高さで脚の長さを補って、ウエスト位置を高くするんです。

 普段、ヒールを履かないかたは、ウエッジサンダルなど、ぜひ、ガウチョとペアでコーディネートをしてください。プラットフォームといって、つま先からかかとまでつながった、厚底みたいなヒールなら、慣れていないかたでも比較的ラクに歩けます。

 考えてもみてください。今年、80才におなりになられている皇后美智子さまの、パンプスをお履きになられたお姿を。あの美しさとエレガントさをお手本にしていただきたいものです。

※女性セブン2015年7月23日号

関連記事

トピックス

6月3日に亡くなった長嶋茂雄さんとの写真を公開した大谷翔平(公式インスタグラムより)
《さようなら長嶋茂雄さん》大谷翔平から石原裕次郎まで、誰からも愛された“ミスター”の人生をスターたちとの交流で振り返る 
女性セブン
人気インフルエンサーがレイプドラッグの被害者に(Instagramより)
《海外の人気インフルエンサーが被害を告発》ワインに“デートレイプドラッグ”が混入…「何度も嘔吐し、意識を失った」「SIMカードが抜き取られていた」【オーストリア】
NEWSポストセブン
『激レアさんを連れてきた。』に出演するオードリー・若林正恭と弘中綾香アナウンサー
「絶対にネタ切れしない」「地上波に流せない人もいる」『激レアさんを連れてきた。』演出・舟橋政宏が明かす「番組を面白くする“唯一の心構え”」【連載・てれびのスキマ「テレビの冒険者たち」】
NEWSポストセブン
大谷翔平(時事通信)と妊娠中の真美子さん(大谷のInstagramより)
《大谷翔平が帰宅直後にSNS投稿》真美子さんが「ゆったりニットの部屋着」に込めた“こだわり”と、義母のサポートを受ける“三世代子育て”の居心地
NEWSポストセブン
「ミスタープロ野球」として広く国民に親しまれた長嶋茂雄さん(時事通信フォト)
《“ミスター”長嶋茂雄さん逝去》次女・三奈が小走りで…看病で見せていた“父娘の絆”「楽しそうにしている父を見るのが私はすごくうれしくて」
NEWSポストセブン
現場には規制線がはられ、物々しい雰囲気だった
《中野区・刃物切りつけ》「ウワーーーーー!!」「殺される、許して!」“ヒゲ面の上裸男”が女性に馬乗りで……近隣住民が目撃した“恐怖の一幕”
NEWSポストセブン
シンガポールの元人気俳優が性被害を与えたとして逮捕された(Instagram/画像はイメージです)
避妊具拒否、ビール持参で、体調不良の15歳少女を襲った…シンガポール元トップ俳優(35)に実刑判決、母親は「初めての相手は、本当に彼女を愛してくれる人であるべきだった」
NEWSポストセブン
「ミスタープロ野球」として広く国民に親しまれた長嶋茂雄さん(時事通信フォト)
《“ミスター”長嶋茂雄さん逝去》次女・三奈が小走りで…看病で見せていた“父娘の絆”「楽しそうにしている父を見るのが私はすごくうれしくて」
NEWSポストセブン
指名手配中の八田與一容疑者(提供:大分県警)
《ひき逃げ犯から殺人犯に》「生きてたら、こっちの主張もせんと」八田與一容疑者の祖父が明かしていた”事件当日の様子”「コロナ後遺症でうまく動けず…」
NEWSポストセブン
中居正広氏の兄が複雑な胸の内を明かした
「本人にとって大事な時期だから…」中居正広氏の実兄が明かした“愛する弟との現在のやりとり”《フジテレビ問題で反撃》
NEWSポストセブン
現在、闘病中の西川史子(写真は2009年)
《「ありがとう」を最後に途絶えたLINE》脳出血でリハビリ中の西川史子、クリニックの同僚が明かした当時の様子「以前のような感じでは…」前を向く静かな暮らし
NEWSポストセブン
中居正広氏の兄が複雑な胸の内を明かした
「兄として、あれが本当にあったことだとは思えない」中居正広氏の“捨て身の反撃”に実兄が抱く「想い」と、“雲隠れ状態”の中居氏を繋ぐ「家族の絆」
NEWSポストセブン