6月3日に亡くなった長嶋茂雄さんとの写真を公開した大谷翔平(公式インスタグラムより)
プロ野球選手・監督として「ミスター」の愛称で親しまれた長嶋茂雄さんが、6月3日、89才でこの世を去った。現役を引退する際には「わが巨人軍は永久に不滅です」と挨拶。長嶋さんの深い野球愛は、遺された人々のなかで生き続けている。そんな長嶋さんとスターたちとの交流を振り返る。
【大谷翔平】レジェンドが世代を超えて
訃報を受けた大谷翔平選手(30)は、「ご冥福をお祈りいたします」という言葉とともに、長嶋さんと並んだ写真を公開した。大谷選手が帰国する際、ともに食事をしたこともあったという。
訃報を受けた大谷翔平選手(30)は、「ご冥福をお祈りいたします」という言葉とともに、長嶋さんと並んだ写真を公開した(公式インスタグラムより)
【王貞治】「ON砲」と呼ばれた盟友
長嶋さんが入団した翌年に王貞治さん(85)が巨人に入団し、2人でチームを9年連続の日本一へと導いた。ON砲という呼び名は、名前の頭文字をとったもの。
長嶋さんが入団した翌年に王貞治さん(85)が巨人に入団した(写真/共同通信社 )
【石原裕次郎さん】長嶋さんの活躍を歌に
生前に交流のあった石原裕次郎さん(享年52)は、長嶋さんが新人王を取った翌年の1959年に『男の友情背番号3』という楽曲をリリースした。1982年3月にはテレビ番組でも共演している。
テレビ番組で共演した石原裕次郎さんと長嶋茂雄さん(1982年3月)
【松井秀喜】師弟で国民栄誉賞を同時受賞
松井秀喜氏(50)は、巨人の監督だった長嶋さんから濃密なマンツーマン指導を受け、才能を開花させた。2012年に松井が引退する際、選手としてのいちばんの思い出を聞かれ「監督と素振りをした時間」と回答。2013年にはともに国民栄誉賞を受賞した。
2013年に国民栄誉賞を受賞した長嶋茂雄さんと松井秀喜氏(写真/共同通信社 )
※女性セブン2025年6月19日号