「B美さんが亡くなった後、ショックのあまりB美さんの親御さんが倒れ、そのまま寝たきりになってしまったそうで す。しばらくはお父さんや中学生の長女が家事をやったり、洗濯物を干す姿をよく見かけました。最近はB美さんの妹さんが家に通って、食事などの家事のサポートをしているようです。

 救いがあるとすれば、B美さんが心配していた不登校の娘さんです。B美さんはママ友グループと関係がよくなかったのに、“娘に自分の背中を見てほしい”という思いから、亡くなる前日にもかなり無理をして保護者会に出かけていった。

 今、その不登校だった娘は、“ママも頑張ったんだから、私も頑張る”といって毎日、元気に学校に通っているんです」

 ただ、事件が家族に落とした暗い影はいまだ払拭できていない。

「B美さんが首を吊った姿を発見したお子さんは、いまだに当時のことを夢に見るようです。夜中に『縄をほどいて!』と叫んで起きてしまうそうなんです…」(別のB美さんの知人)

 事件は終わっていない。

※女性セブン2016年1月21日号

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