ひと肌脱ぐ決意をしたものの不安はつきない。
「和太鼓、殺陣、日本舞踊、ダンスなどやることがいっぱいあるので、本番に間に合うように日々稽古に励んでいます。こなしている…っていう姿勢は好きじゃないから。なんでも自分の中に一度落とし込んで表現したいって気持ちがあります。限られた稽古時間の中でいい作品を作るために日々挑戦しています。そんな簡単なものではありませんが、ぼくは歌舞伎も好きだし、小さいころから芸事を一生懸命やってきている人たちを尊敬しています。そんなかたがたに敬意を払ったうえで演じたいんですよね」
滝沢に対する敬意も忘れない。
「ぼくはカンパニーの1人として参加するので、滝沢が困っていたら助言はしますが、彼の看板舞台なので本人のやりたいことをやればいいと思っています。でも、意見というのはいくつもあったほうがいいと思うし、意見をぶつけあって最終的に良いものができたらいいと思うので、出し惜しみせず発言をしようと。最終的に滝沢のやりたいことをやってほしい」
期間限定ユニット『健&タッキー』が舞台上でどんな化学反応を起こすのか、楽しみだ。
※女性セブン2016年4月14日号