V6一覧

【V6】に関するニュースを集めたページです。

King&Princeメンバーが語ってくれた
二宮和也がソロアルバム発売 櫻井翔「5人でないと…」発言でも実現した背景
「嵐です!」──彼はバラエティー番組に出演する際、自分のことをそう紹介する。それほど、嵐への思いが強い。だからこそ、一部ファンは彼の発表に一瞬、耳を疑った。嵐を呼んだ二宮和也(38才)によるソロアルバム発売の全内幕。「寡黙で役に集中するイメージがある二宮さんですが、今回の撮影現場ではよくしゃべるので驚きました。座長として場を盛り上げようとしている面もあるのでしょうが、とにかく撮影中はずっと上機嫌で楽しんでいます。何か心境の変化でもあったのかと思うほどです」(テレビ局スタッフ) 二宮和也が主演する日曜劇場『マイファミリー』(TBS系)が好調だ。2020年末の嵐の活動休止を挟み、4年ぶりの連続ドラマ主演となる二宮。撮影現場では「盛り上げ役」として共演者やスタッフをリラックスさせているという。 だが、その周辺がにわかにザワついている。理由は歌手活動だ。4月8日、二宮にとって初となるカバーアルバム『〇〇と二宮と』が、ジャニーズショップオンラインストアにて6月17日に限定販売されることが発表された。Official髭男dismの『Pretender』や秦基博(41才)の『ひまわりの約束』、V6の『HONEY BEAT』などをカバーした計8曲が収録されている。しかし、そのアルバムがファンの間で侃々諤々の議論を呼んでいる。「本来、二宮さんクラスならアルバム発売が大々的に宣伝されますが、今回はそれがありませんでした。一部のネットニュースを除けば、テレビや新聞は報じていません。おかげで熱心なファンでなければ、発売そのものを知らないほど。トップアイドルの音楽活動としては異例です」(音楽業界関係者) ファンの受け止め方もそれぞれだ。「ようやく歌手活動を再開してくれた」と喜ぶ声が上がる一方で、「これで再結成がなくなるの?」と声を震わせたファンもいる。「一部のファンが気にしているのは、櫻井翔さん(40才)のある発言が原因なんです」 そう打ち明けるのは、芸能リポーターだ。「活動休止する3か月ほど前、メンバー全員で海外の通信社のインタビューに応じたのですが、その際、櫻井さんが、“5人でないと、歌ったり踊ったり音楽をすることは達成できない。そうした活動を個人で追求するのは難しい”と発言したんです。海外報道の翻訳なので、まどろっこしい表現ですが、要するに活動休止後にメンバーがソロで音楽活動をすることに否定的な見解を示しました。 櫻井さんの言葉を聞いた多くのファンは、“次に音楽活動をするのは5人が再び集まるときだ”と受け止めました。だから、今回の二宮さんの歌手活動について、“話が違うのでは?”という反応を示すファンがいたんです」 最近の二宮は嵐の活動休止を埋めるかのように、新たな活動を行っている。昨年4月、二宮はKAT-TUNの中丸雄一(38才)、Hey! Say! JUMPの山田涼介(28才)、Sexy Zoneの菊池風磨(27才)とともに、YouTubeチャンネル『ジャにのちゃんねる』を開設した。二宮はその『ジャにのちゃんねる』で昨年11月、V6の解散前最後のコンサートを鑑賞した際、こんな決意表明をしている。《あなたたちが残してくれた炎を絶やさず自分なりでこれからも頑張ろうと思えました》 自分なり──嵐ではなくソロの音楽活動に専念しようとしているのか──二宮の言動を振り返り、不安に駆られるファンもいるという。嵐の活動を続けたかった 二宮が歌手活動に踏み切った意図とは何か。注目すべきは、今回のアルバムがカバーアルバムであること。全8曲の収録曲はすべて二宮がセレクトしたものだ。「二宮さんは以前からラジオでカバー曲を披露していて、“ひとりで歌うニノの声も魅力的だ”とファンにすごく評判でした。今回のアルバムも、二宮さんが選曲したのは普段から愛聴していて、歌詞や歌声が最高だと絶賛している曲ばかりです」(前出・音楽業界関係者) なかでもお気に入りは、シンガーソングライターの日食なつこ(30才)の『廊下を走るな』という曲だという。「廊下を走るな」「陰口叩くな」という学校内のルールやマナーが出てくる歌詞に惹かれたという。「二宮さんはテレビ番組でこの曲を聴いて考え方が変わったと話し、“自分たちが楽しいことをやれる場を作っていこう、みたいな感じになれた”と心境を明かしました」(芸能関係者) 同じくカバーした3人組ロックバンド・Mrs.GREEN APPLEの『Attitude』は、「かつてラジオ番組で二宮さんが歌った際、『Attitude』はツイッターのトレンド入りを果たしました。それをきっかけに嵐とMrs.GREEN APPLEの双方のファンが交流を深めることになりました」(レコード会社関係者) 二宮は『non-no』(2009年6月20日号)で「音楽の魅力」についてこう語った。《その感動は、言葉が通じない相手とも共有できる。音楽って、いろんな感動をいろんな人に伝えられる、最高のコミュニケーションツールだよね!》 音楽には力がある──今回の歌手活動も「嵐のファンを楽しませたい」との一心から生まれたものだという。「今年4月に放送された『A-Studio+』(TBS系)で、“おれは嵐の活動を続けたかった派なんです”と断言した通り、二宮さんは嵐に強い愛着を持っています。今回のアルバムはあくまで嵐のファンに向けたサービスであり、ファンを喜ばせるために企画したものです。 だからアルバムは嵐のファンクラブ会員限定で販売されるし、一般の人に向けた宣伝を控えているのもそのためです。このアルバムをもって二宮さんがソロデビューすることはありません」(前出・芸能関係者) 前述したV6のコンサート鑑賞後、『ジャにのちゃんねる』で二宮は、「応援してくれる皆さまと密にやっていきたい」とファンとともに歩く意気込みを語っていた。ファンへのサービス精神は嵐のほかのメンバーも知るところのようだ。「二宮さんはカバーアルバム発売にあたって、ほかのメンバーに相談していたはずです。メンバーの後押しがあって実現したものでしょう。 櫻井さんもファンへの思いが強い。4月23日放送のレギュラー番組『1億3000万人のSHOWチャンネル』(日本テレビ系)で『ジャにのちゃんねる』とコラボするのもファンの喜ぶ姿が見たいからです。活動休止中ではありますが、メンバーはファンのためにできることを日々考えていることでしょう」(前出・芸能関係者) カバーアルバムを通じて、二宮は愛する嵐のメンバーとファンに向けて、「最高の感動」を伝えようとしている。※女性セブン2022年5月5日号
2022.04.22 11:00
女性セブン
結婚を発表した坂本と朝海。大人の付き合いが見える2人
坂本昌行、朝海ひかるとの結婚で見せたジャニーズアイドルの矜持
「12月30日に私共は入籍いたしましたことをご報告させていただきます」 12月30日、V6のリーダーをつとめてきた坂本昌行(50)が結婚を発表した。お相手は、かねてから交際が報じられている元タカラジェンヌで女優の朝海ひかる(49)だ。2018年に主演を務めたミュージカル『TOP HAT』で共演したのを機に、交際に発展したという。 2人は「人生のパートナーとしてお互いを想い支え合いながら、二人三脚でこれからの人生を歩んで参ります」と報告。「日々状況が変わる中、お仕事をさせていただけることに感謝し、また一日も早く穏やか日常が訪れることを願っております。どうぞ今後ともご指導ご鞭撻の程、宜しくお願い申し上げます」といったコメントも発表している。 V6といえば11月1日に解散したばかり。この日は彼らのデビュー日でもある。「V6がグループ解散を決断したのは2019年のことです。2020年にはデビュー25周年を迎え、つい先日、グループでの活動にピリオドを打ちました。といっても、ジャニーズ事務所を退所したのは森田さんだけ。坂本さん含む20th Century(以下トニセン)のメンバーや、三宅くん、岡田くんも事務所に残留して活動を継続します」(芸能リポーター) V6の元メンバーたちは2016年から結婚ラッシュが続き、今では6人中4人が既婚者。振り返れば2007年に井ノ原快彦(45)と瀬戸朝香(45)、2016年に長野博(49)と白石美帆(43)、2017年に岡田准一(41)と宮崎あおい(36)、2018年に森田剛(42)と宮沢りえ(48)の夫婦が誕生している。「坂本さんはV6のなかでも特にプロ意識が高く、もともと結婚を発表するとしたら解散後になるとも言われてきました。これまでに何人もの後輩たちの結婚を見届けながらも、ご自身はグループ解散後に結婚。今回の発表の方法も、メディアが報じるよりも前に、トニセンのファンクラブ会員に優先的に情報が入りましたし、そういった意味でもジャニーズアイドルとしての矜持がみられますね」(前出・芸能リポーター) そうした坂本の姿勢に、結婚が発表されるとネット上には〈ついに結婚、おめでとう〉〈アイドルを貫いてくれた!〉など、ファンからの祝福のコメントが相次いだ。 坂本は12月25日にトニセンのラジオ番組『S.I.N NEXT GENERATION』に出演し、年末に開催される『ジャニーズカウントダウン』など大型イベントに出演しないことについて、「後輩たちの活躍を見られるっていう。出ると見れないんだよね」とも語っていた。 今年の年越しは坂本にとって「特別」なものとなりそうだ。
2021.12.30 14:20
NEWSポストセブン
King&Princeメンバーが語ってくれた
なにわ男子デビュー目前! 結束力の強さを見せる関西ジャニーズ勢たち
 関ジャニ∞、ジャニーズWESTに続く、関西発のジャニーズグループとして「なにわ男子」がデビューする。彼ら関西ジャニーズ勢には、深い絆があるという。その関係性について放送作家の山田美保子さんが解説する。 * * * 関西ジャニーズJr.内のユニット「なにわ男子」のデビュー日=11月12日が目前に迫ってきた。 数年前から事務所の大先輩が主演する連続ドラマや映画に出演してきたメンバーは、現在、デビュー曲を主題歌にしたドラマに先輩とW主演。若手芸人並みのトーク力を誇るメンバーは、バラエティ番組やクイズ番組に一人で出て存在感をみせている。さらに、デビューが決定してからは、メンバー全員で生ワイドに出演したり、全員で週刊誌の表紙やグラビアに登場したりする機会も多かった。また、現在は大手コンビニエンスストアとコラボしたCMが頻繁に流れるなど、ジャニーズ事務所内でも近年まれにみる恵まれたデビューと言えよう。 関ジャニ∞、ジャニーズWESTに続く、関西ジャニーズJr.出身のグループとなるが、東京や近郊住まいのJr.に比べると、前述の先輩たち同様、圧倒的にチャンスが少ないなか、高いハードルを乗り越え、デビューに至った。 たとえば、東京・渋谷のNHKホールで収録が行われるジャニーズJr.がレギュラーの『ザ少年倶楽部』(BSプレミアム)でも、関西ジャニーズJr.がセンターに立てるのは年に1~2度だけ。その収録も大阪で行われるため、東京に出てこられる機会は極めて少ない。  関西勢の絆や関係性は頑丈で太い 2016年2月、「連続テレビ小説『あさが来た』」(NHK)出演時、『あさイチ』の「プレミアムトーク」のゲストに呼ばれたジャニーズWESTの桐山照史は、「(チャンスが少ないので、たまに)テレビに出ると、がっついてしまう」と言い、MCの井ノ原快彦は笑顔で頷きながら、関西勢が東京に出るための苦労と現実を視聴者に説明したものだ。 関西勢は、デビュー組の先輩たちも漏れなく、そうした経験があるからだろう。極めて泥臭い努力を重ねているうえ、事務所内における関西勢の絆や関係性は、東京のそれに比べると頑丈だし、太いように思う。 これまで「なにわ男子」のステージをプロデュースしてきたのは関ジャニ∞の大倉忠義だが、大倉は多くのコンサート会場で滝沢秀明副社長の席の後ろに陣取り、“プロデュース術”を学んでいたものである。滝沢氏は大倉とのタッグを明言している。これも大倉をはじめ関西勢の先輩たちによる大プッシュのお陰だろう。 そんな大倉が所属する関ジャニ∞がメンバー揃ってジャニーズWESTのライブを観に来ているのを目にしたこともある。ただ見学していただけではない。マスコミ席の最後部でバインダー片手に何かを懸命にメモしていた∞メンバー。 後からWESTに取材したら、ライブの構成からMCに至るまで、逐一、感想を記し、“ダメ出し”の材料にしていたというのである。もちろん、“ダメ”だけでなく、“OKポイント”も多く記してあったうえ、丁寧なアドバイスもくれたそうで、WESTのメンバーは、「本当にありがたい」と∞に心から感謝していた。 そのジャニーズWESTにインタビューをすると、必ず出てくるのが、デビュー前の関西ジャニーズJr.の“仕事”についてなのだ。たとえば「最近、嬉しかったことは?」と尋ねると、「後輩の●●の舞台が決まった」「それを移動車の中で知り、嬉しくて大声を上げてしまった」と。横で聞いていた他のメンバーも「ほんまに喜んでたなぁ」「(移動車の)窓が開いていて横を通るおっちゃんらが目ぇ丸くして驚いてたなぁ」などと話に加わり、こちらが書かざるを得ないようなエピソードとして話をまとめあげるのである。V6のラストライブではグループが塊に コロナ禍、主演舞台が休止になってしまった某関西ジャニーズについては、「舞台、どうなった? 休止? あいつ、また暇になる」とポツリ。これは私にではなく、担当マネジャーとのやりとりなのだが、その間、私のほうをチラチラと見る。なんとか、当該タレントについての質問を私にさせ、記事化がダメなら、どこかで話題にしてほしいという目で訴えかける上級テクニックだ。「なにわ男子」の活躍についても、素直に喜んでおり、「よろしくお願いします」とまで言ってくる。「僕らも負けていられない」といった台詞が出て来ても良さそうなのに、それもない。関西ジャニーズ全体で盛り上げて行こうという姿勢なのである。 そういえば、V6のラストライブの見学席でも、関ジャニ∞、ジャニーズWESTは全員揃って、塊になって観ていた。「なにわ男子」はスケジュールの都合だったのか3人だけだったが、関西の“まとまり”の良さを近くにいた記者やリポーターらに見せつけていた。 当然、在阪局では、ジャニーズ関西勢の出演番組が多いし、関西のスポーツ紙には、月イチ企画で「関西ジャニーズ未来万博」なる企画があり、同紙には関ジャニ∞の横山裕の連載コラムもある。 在阪局といえば、11日の午後7時から大阪・フェスティバルホールから2時間、生放送される『ベストヒット歌謡祭2021』(読売テレビ・日本テレビ系)は読売テレビの制作だ。その中で、デビュー前日の「なにわ男子」は、関西ジャニーズJr.内の人気ユニット「Aぇ!groupe」「Lilかんさい」「AmBitious」「Boys be」計32人と共演。「なにわ男子」は、関西ジャニーズJr.総勢39人で、Jr.としてのラストステージを届けるという。彼らはこの景色をずっと忘れないだろう。 実は2025年に開催予定の『大阪・関西万博』へ向けて「関西アイランドプロジェクト Road to 2025~未来に向かって』も始動している。「なにわ男子」のデビューが起爆剤となり、華やかな話題を振りまくと共に、さらに絆が強まりそうな関西ジャニーズ勢から目が離せない。
2021.11.11 16:00
NEWSポストセブン
King&Princeメンバーが語ってくれた
V6のラストライブ ジャニーズタレント集結の中、ジャニーさんとメリーさんの席も
 V6が1日、全国ツアーのファイナルを迎えた。デビュー26年目となったこの日、グループとしての活動に終止符を打った。このファイナルを取材した放送作家の山田美保子さんが、取材席で見た秘話を綴る。 * * * TOKIOの城島茂、国分太一、松岡昌宏。KinKi Kidsの堂本光一、堂本剛。嵐の松本潤、二宮和也、櫻井翔。NEWSの加藤シゲアキ。関ジャニ∞の横山裕、村上信五、丸山隆平、安田章大、大倉忠義。KAT-TUNの亀梨和也。Sexy Zoneの佐藤勝利、菊池風磨、松島聡。Kis-My-Ft2の千賀健永。ジャニーズWESTの重岡大毅、桐山照史、中間淳太、神山智洋、藤井流星、濱田崇裕、小瀧望。なにわ男子の道枝駿佑、長尾謙杜、大橋和也。そして、長谷川純、岡本圭人。Travis Japanの宮近海斗、中村海人、七五三掛龍也、川島如恵留、吉澤閑也……。 この名前がSNSやネットニュースに上がるやいなや、「まるでカウコン」「推しが行けてよかった」などと他グループのファンもおおいに沸いたのが11月1日、幕張イベントホールで行われたV6の全国ツアー『LIVE TOUR V6 groove』ファイナルの“見学者”情報だった。 記者や関係者が並ぶ席のほぼ中央に位置したボックス2つ分が彼らの席。実は私はそのボックスの最後列に某アイドル誌で長年編集長を務めてきたA氏と共に並んでいた。 開演時刻が近づくのに、その2ブロックのみが全く埋まらないため、「ここには誰か来るのかもしれませんね」と氏と話していたら予想的中。冒頭に記したメンバーが次々と席についたのは、開演約2分前のことだった。 これまで、ジャニーズ事務所所属のアーティストのライブで何度も目にしてきた“見学者”だが、ベテランからJr.まで、こんなにも大人数が揃ったという記憶が私にはない。 会場にもよるが、たいていは、記者席や音響スタッフ席の後方にパイプ椅子が並べられ、メインアーティストに縁のあるグループのメンバー何人かが並ぶのがこれまでの“パターン”だった。その2席は最後まであいたままだった あるいは、「お勉強させていただく」のを目的に、ジャニー(喜多川)さん(享年87)がJr.を引率し、見学させていたのだ。 1日の幕張イベントホールには、そのジャニーさんと、(藤島)メリー(泰子)さん(享年93)のための2席が用意されていた。それは私とA氏が並んだ席の横2つだった。 実は冒頭の見学者の中には、後から着席する者も居たのだが、私とA氏の並びの2席に誰かが座ることは最後までなかったのである。 V6の千穐楽を、ジャニーさんもメリーさんも着席して見守ってください…という事務所幹部の想いを目の当たりにし、胸が熱くなった。 見学者席のエピソードとしては、他にも思い浮かぶことがある。通常のコンサートだと、「誰が見に来ているか」は、最大とは言わないまでもファンにとって大きな関心事。メインのアーティストそっちのけで(!)、見学者情報をSNSにアップするためにメモをとるファンの姿を見かけたこともある。 だが、1日は、V6の最後の姿を一瞬たりとも見逃したくないファンとマスコミが100%だったため、“カウコン並み”の豪華さを誇る見学者席を凝視したり、振り返って見たりする者は皆無だったのである。 繰り返しになるが、私の場合は、すぐ目の前がその豪華見学者席。ステージのV6 に目をやると、大きなリアクションをとるTOKIOの松岡や、ノリノリでリズムを取り続けるKinKi Kidsの堂本剛、完璧に振りマネするTravis Japanの姿が目に入ってきた。ちなみに、グループで来ていた者たちはみな並んで座っており、そうした情報を耳にした当該グループのファンは喜びを隠さなかった。“推し”にV6のファイナルステージを観て、学んでほしい…という想いは、後輩グループのファンなら当たり前の感情だろう。 26年間、誰一人欠けることなく活動を続け、全員がオーバー40になってもなお、オリジナルの振り付けを完璧に揃えてみせるV6 。改めて、26年前の曲や、カミセン、トニセンそれぞれのナンバー、シングル曲のカップリング曲などを聴かせてもらったが、全員の歌唱力が実に高い。しかも、MCでは、それぞれがファンの心に刺さるワードを放ち続けるのだ。26年間、積み上げたものを崩さぬよう大切にし続け、美しい仕舞い方をも見せてくれたうえ、自分たちの“明日”も約束してくれたV6。本当に偉大なるグループだ。 
2021.11.03 16:00
NEWSポストセブン
【動画】「瀬戸朝香だけインスタ」V6の女優妻で異色の存在
【動画】「瀬戸朝香だけインスタ」V6の女優妻で異色の存在
 11月1日に解散する「V6」。6人中4人が女優と結婚をしていますが、井ノ原快彦さんの妻、瀬戸朝香さんは珍しい存在のようです。 ベテラン芸能リポーターによると「普通のジャニーズタレントの奥様は夫婦や家族生活を感じさせないように気を付けています。私生活の話はしないしSNSもやりません。そうした中、瀬戸さんだけはインスタを続けていらっしゃいます」とのこと。 ジャニーズ史上初めてとなる夫婦揃っての記者会見を行ったほどオープンな関係だった2人。2人の長い歴史と、家族を大切にしてきた生活ぶりがファンに受け入れられているようです。【↑ 上の写真クリックで動画へ】
2021.10.25 07:00
NEWSポストセブン
瀬戸朝香
「瀬戸朝香だけインスタやってる意味」V6の女優妻で異色の存在
 11月1日に解散するジャニーズグループ「V6」が、10月15日放送の音楽番組「ミュージックステーション35周年記念4時間スペシャル」(テレビ朝日系)に生出演した。オープニングから、井ノ原快彦(45才)は「子供のころから出させて頂いているので感慨深いです。最後、精いっぱいやらせていただきます」と意気込む。全160回分の出演VTRも振り返り、「26年間、V6をかわいがっていただいて本当にありがとうございました。最後楽しく歌わせていただきます」(井ノ原)とあいさつして、集大成メドレーを披露した。 ジャニーズを長らく見てきたベテラン芸能リポーターは、こう語る。「最後まで誰も途中で脱退せずに26年間走り切ったV6は、稀有なグループです。しかも、6人中4人が結婚していて、全てお相手は女優さんでした。 普通のジャニーズタレントの奥様は、なるべく夫婦や家族生活を感じさせないように気を付けています。テレビでも雑誌でも、私生活の話はしないし、SNSもやりません。ただ、イノッチの奥様の瀬戸朝香さん(44才)だけは、インスタグラムを続けていて、ご家庭のこともたびたびつづっていらっしゃいます」 たしかに、長野博(49才)の妻・白石美帆(43才)、岡田准一(40才)の妻・宮崎あおい(35才)はSNSをやっていなく、3年前に結婚した森田剛(42才)の妻・宮沢りえ(48才)も、交際中の2017年12月に「不快な思いをさせてしまった方達、ごめんなさいね。。。」とのコメントとともに、インスタグラムを閉鎖している。「当時のりえさんが、娘さんと一緒に森田さんの主演舞台を見に行った目撃情報が、ネット上に流れて、インスタグラムに誹謗中傷の書き込みが集まったのです。それで閉鎖を決断されたようでした」(前出・ベテラン芸能リポーター) 宮沢は「美しい言葉に触れると幸せな気持ちになるし、心が前向きになれるから。私がインスタを始めたきっかけは、そういう想いでした」とつづるほどに大切にしていた発信源だったが、まさに断腸の思いだっただろう。 そんな中で、瀬戸だけが“続けられる”のは珍しい。あるテレビ局関係者は、こう分析する。「井ノ原さんと瀬戸さんはメンバーで最初の結婚でした。しかも、お互いが21才だった1995年のドラマ共演からの交際。一度は別れましたが、復縁しての2007年の結婚は、ジャニーズ史上初めてとなる夫婦揃って記者会見を開くほどオープンでした。2人の長い歴史と、井ノ原さんの愛されキャラが、瀬戸さんへのやっかみを無くさせた理由なんだと思います」 V6のデビュー当時から交際が始まったというから、二人の関係はもう26年にもなるという。長期に渡る恋愛を全うしたという点も好印象だったのかもしれない。しかも結婚後の井ノ原は、NHK朝の情報番組『あさイチ』のMCとなり、8年間もNHKの朝の顔を務めるなど、仕事の幅を広げていった。「瀬戸さんはインスタグラムをやってはいますが、井ノ原さんのことは全くといっていいほど書きません。アイドルの妻という立場、節度を守っていらっしゃいます。一方、井ノ原さんもおおっぴらにすることはありませんが、家族を大切にしている姿が想像できる。二人の“雰囲気”がファンにも受け入れられているのでしょう」(前出・テレビ局関係者) アイドルという枠を超え、家族を大切にしてきた生活ぶりが、ファンに嫉妬を抱かせない理由かもしれない。井ノ原と瀬戸のキャラクターと実績の賜物だと言えるだろう。
2021.10.23 16:00
NEWSポストセブン
King&Princeメンバーが語ってくれた
V6解散 岡田准一、森田剛との愛憎の記録 劣等感と憧れに揺れた26年間
 V6の最後の日が迫っている。メンバーが誰一人欠けることなく26年間駆け抜けてきた彼らだが、決して順風満帆だったわけではない。なかでも、悩み、耐え抜いて成長してきたのが岡田准一(40才)だった。初めて総括される岡田とV6メンバーの物語──。「最後、大事に歌いたいと思います」。10月15日放送の『ミュージックステーション』(テレビ朝日系)は、11月1日をもって解散するV6にとって同番組への最後の出演回となった。スペシャルメドレーを歌い上げるステージの直前、岡田准一は噛みしめるようにコメントした。 デビューから26年を振り返ると、メンバーのなかでもっとも悩み、努力を重ね、成長したのは岡田だったかもしれない。 V6のデビューは1995年9月。「バレーボールワールドカップ」のイメージキャラクターとして結成されたのが、きっかけだった。 メンバー構成が特徴的で、リーダーの坂本昌行(50才)、長野博(49才)、井ノ原快彦(45才)の年長者3人からなる「20th Century(トニセン)」と、森田剛(42才)、三宅健(42才)、岡田の年少者3人組「Coming Century(カミセン)」の2つのユニットで構成される。 岡田は最年少で、デビュー当時は14才。ジャニーズ入りのきっかけは、バラエティー番組『天才・たけしの元気が出るテレビ!!』(日本テレビ系)だった。1995年3月に同番組内の企画『ジャニーズ予備校』でオーディションに合格し、ジャニーズ事務所に入所。夏には地元の大阪から上京して、ジャニーズJr.で活動を開始する。そこからわずか3か月でV6のメンバーに選ばれ、ジャニーズ史上最短でのデビューとなった。「最年少の岡田さんは、いまも昔もグループ内ではイジられ役です。当時、共同生活を送っていた合宿所で岡田さんが寝ていると、森田さんと三宅さんから睡眠を邪魔されたり、勢いあまってキスマークをつけられたりと、微笑ましいイタズラをしょっちゅうされていたそうですよ(笑い)」(芸能関係者) 日常生活ではすぐに打ち解けたものの、ステージ上ではそうはいかなかった。「森田さんと三宅さんは、ジャニーズJr.時代から圧倒的な人気を誇っていました。『剛健コンビ』という名前がついていて、Jr.で初めてコンサートを開催したほどです。 森田さんのダンスは群を抜いていました。後輩の憧れの的でもあって、森田さんのダンスを真似しようとするJr.も少なくありませんでした」(前出・芸能関係者) 下積みのJr.時代に技術を磨いた森田と、Jr.時代が極端に短い岡田に実力差が生じるのは当然のことだった。岡田は同じグループの森田の背中を、必死に追いかけることになる。 岡田は過去のインタビューで、デビュー直後から最前列で踊る森田に対し、「初めの頃はちょっとしゃべりにくかった」と明かしている。イジられ役でコミュニケーションが取れていたかに思えたが、大きな溝があったのだ。 森田の存在が、岡田にコンプレックスを抱かせたこともあった。 岡田は2016年12月に『櫻井・有吉THE夜会』(TBS系)に出演した際、森田の存在をこう振り返っている。「森田くんとか天才肌だと思うんだけど、天才肌の人たちを見て、『おれは普通だ』っていうのを若い頃にわかっちゃったっていうか……。アイドルとしても劣等感しかなくて……何やっても向いていると思えなくて……」 数か月前まで地元でラグビーに明け暮れ、体育会系だった少年が、きらびやかな衣装をまとって女性ファンに手を振る。急激な状況の変化に、岡田少年の心は追いつかなかったのかもしれない。 一方で森田は、ステージ上で迷いながらパフォーマンスを続ける岡田の前で、輝きを増していく。10年以上、口もきかず 1997年、V6の名を全国区にしたバラエティー番組『学校へ行こう!』(TBS系)がスタートする。「心が追いついていなかった岡田さんは、意識的に収録で消極的な態度を取ったこともありました。反対に森田さんは、その番組で新しい引き出しを見つけています。それまでの森田さんは人と話すのが面倒と周囲に話していたのですが、バラエティーを経験するなかで、分け隔てなくコミュニケーションを取るようになっていったんです。その姿を目の当たりにした岡田さんは、さらに追いつめられている様子でした。殻にこもるようになり、メンバーとはほとんど口をきかない状態だったそうです。後に、この頃を振り返って“末っ子の反抗期状態”と自分で語っています」(テレビ局関係者) 2010年に出演した『ボクらの時代』(フジテレビ系)で、岡田が「20才になったら事務所を辞めて、中学校の社会の先生になりたかった」と明かしたのは有名な話だが、当時は、かなりナイーブになっていたのだろう。 そんななか、人生を変える仕事に出合ったのは、2002年のこと。ドラマ『木更津キャッツアイ』(TBS系)への出演で、役者の面白さを見つけたのだ。岡田は反抗期を続けたまま、役者にのめり込んでいく。「大量の作品を鑑賞したり、役のために格闘技や乗馬を習得したりして、役者としての引き出しを増やしていきました。それらの努力が実り、2007年に主演した『SP 警視庁警備部警護課第四係』(フジテレビ系)で、アクション俳優として高い評価を受けました」(前出・テレビ局関係者) 2008年に『学校へ行こう!』が終了すると、V6はソロ活動に力を入れるようになる。 岡田はますます俳優業に邁進するようになり、2014年にはNHK大河ドラマ『軍師官兵衛』で主演を果たした。 映画界でも評価されはじめ、2015年の第38回日本アカデミー賞では、『永遠の0』(2013年公開)で最優秀主演男優賞を、『蜩ノ記』(2014年公開)で最優秀助演男優賞をダブル受賞。これは史上初の快挙であり、現役ジャニーズタレントが日本アカデミー賞を受賞することも初めてのことだった。 現在公開中の映画『燃えよ剣』でも、主役の土方歳三を熱演している。いまや押しも押されもせぬ日本を代表する役者となった。「岡田さん本人いわく、メンバーと口をきかないという反抗期は、日本アカデミー賞を受賞した2015年頃まで続いていたようです。でも岡田さんのなかでは反抗ではなく、自分が役者として認められることこそが、グループにとっても事務所にとってもいいことだと信じて、役者に没頭した結果だったようです。森田さんの眩しすぎる背中を見て、岡田さんは自分の道を模索した。グループに迷惑をかけるわけにはいかない。V6の岡田として、役者で成功する。そういう強い思いがあったようです」(前出・芸能関係者)森田の言葉に岡田が涙 アイドルとして岡田の前を走っていた森田は、役者としても一足先に頭角を現していた。V6結成前の1994年、15才のときに『半熟卵』(フジテレビ系)でドラマデビューすると、NHK大河ドラマにも出演。『八代将軍吉宗』(1995年)、『毛利元就』(1997年)、『平清盛』(2012年)と3度も出演している。 だが、2人が“交わる”ことはない。岡田が「映画」や「ドラマ」なら、森田は「舞台」を主戦場にしていく。2005年の舞台、『荒神~AraJinn』以来、数々の舞台作品で主演を務めてきた。「2010年には故・蜷川幸雄さん(享年80)が演出の舞台『血は立ったまま眠っている』に主演しました。森田さんの演技力が認められ、その後、蜷川さんから目をかけられるようになった。蜷川さんと接するなかで演技の固定観念を覆され、ますます舞台に没頭するようになりました」(舞台関係者) 舞台で磨かれた森田の演技は、映画にも生かされている。2016年に初主演した映画『ヒメアノ~ル』(R-15指定)では猟奇的な殺人犯を好演した。 来年1月には、森田が重要な役どころで出演する映画『前科者』の公開が予定されている。 個々の活動にも重点を置くV6ゆえ、岡田と森田が“共演”することはほとんどなかった。しかし、10代から苦楽を共にしてきた岡田のことを、森田はずっと気にかけていた。「2015年にNHKの音楽番組『SONGS』にメンバー揃って出演した際、森田さんは大河ドラマや映画で大役を務める岡田さんに、『(V6の)みんなで集まっているときくらいは、何も考えずに笑っていてほしい』と温かい言葉をかけていました。必死に演技を磨いていた岡田さんを、森田さんはしっかりと見ていたんです。岡田さんは『剛くんからそんな言葉が聞けるなんて……泣けるよ』と、言葉をつまらせていました」(前出・芸能関係者) 2015年は岡田の長い反抗期が終わりを告げた年と重なる。この森田の言葉が関係しているのかは、岡田にしかわからない。 森田と岡田の成長は、グループ全体にも影響を及ぼしてきた。 最年長のリーダー・坂本と最年少の岡田の年齢差は9才。岡田はデビュー当時、坂本に何度も怒られ、「ホント怖くて、ほとんどお父さんだった」と、後年語っている。 長い下積みを経験してようやくデビューを果たした年長組の「トニセン」と、年少組の「カミセン」の関係は時間とともに変わっていった。「デビュー当初こそトニセン主導で物事が決定していましたが、近年は岡田さんと三宅さんの発言が多くなっているようです。そこに森田さんが局所的にアイディアを付け加えるケースが多い。年長組は以前のように意見する機会は減り、年少組が決めた内容に穏やかに頷くというのがここ数年のパターンです。カミセンが成長したことで、安心してグループのことを任せられるようになったということでしょう」(前出・テレビ局関係者) デビュー当時のV6は、森田と三宅が絶対的な2トップとしてグループをけん引していた。26年の時を経て、劣等感と憧れの間で揺れた岡田も中心メンバーとなり、実力派のトニセンの3人が支える。最高のチームワークを誇る6人が、間もなくV6としての最後の日を迎える。※女性セブン2021年11月4日号
2021.10.23 16:00
女性セブン
King&Princeメンバーが語ってくれた
「V6解散」を温かく見守るファンの心境「解散まで含めてアイドルの理想形」
 ジャニーズ事務所のアイドルグループ・V6が、11月1日をもって解散する。10月15日には『ミュージックステーション 35周年記念4時間スペシャル』(テレビ朝日系、以下『Mステ』)に生出演したが、グループとして同番組に出演するのはこれが最後となった。 番組では事前にファンによる投票で選ばれた「TL」「TAKE ME HIGHER」「Believe Your Smile」「HONEY BEAT」「愛なんだ」「over」の6曲を披露。歌唱前にはメンバーがそれぞれコメントを寄せ、最後はタモリとメンバー6人で記念撮影をする一幕もあった。 今回のグループ解散に伴い、森田剛は事務所を退所する。残る5人のメンバーは事務所に残り、11月2日より「20th Century」(以下、トニセン)、「三宅健」「岡田准一」の3つのファンクラブが発足する予定だ。錦戸亮、中居正広、長瀬智也、山下智久、そして森田剛と、2019年7月にジャニー喜多川社長が亡くなって以降、退所者が後を立たない。もちろん、今回のV6の解散を残念がる声も多数あるが、一方で労いや称賛の言葉も数多く寄せられているようだ。いったい他のグループの解散と何が違うのだろうか。V6がきっかけで日本移住した海外ファン 中国人ファンのAさん(40代・女性)は、「V6こそ理想的なアイドルだ」と絶賛する。「私は学生時代に森田剛くんのファンになり、V6がきっかけで日本に来ました。解散報道はもちろんとても悲しかったですよ。でも、剛くんの一番の理解者であり親友であった健ちゃん(三宅健)がこの決断を受け入れたのですから、ファンとしても受け止めないといけません。 現在、彼らはライブツアー中ですが、長年パフォーマンスが衰えることなく、またビジュアルやスタイル維持も完璧で、プロ意識がすごく高い。6人の関係性もとてもバランスが良く、お互いに敬意を払い合っているんです。私にとってV6こそが理想的なアイドルです。彼らに出会えて多くを学びましたし、日本に来られて本当に良かったと思っています。『Mステ』のラストのステージは、私の大好きな『over』が披露されました。日本に来たばかりの頃、辛いこともたくさんありましたが、この曲に励まされてきた。その歌詞と重ね合わせるように、自分の人生やメンバーのこれまでの勇姿が思い起こされて、涙が止まりませんでしたね」(Aさん)「これぞジャニーズアイドルという勇姿」 今回のV6のラストステージには、V6ファン以外のジャニーズファンからも称賛の声があがっている。「NEWS」のファンだというBさん(20代・女性)は、こう語る。「NEWSはこれまで紆余曲折あり、メンバーも次々と脱退、退所していきました。その度にグループを立て直し、新しい形を構築するための時間がかかった。途中でファン層も変化し、一時期はファン同士が険悪なムードになることもありました。 それに対して、V6先輩はずっとあの6人で走ってこられて、またファンの方々もマナーが良いことで有名。同じジャニーズファンとして心から尊敬します。皆さん年齢を重ねても、いつもキラキラ輝いていますよね。解散の発表も、解散までの時間の過ごし方も、理想そのものです」(Bさん)『Mステ』でのラストステージを見て、切ない記憶が蘇ったというファンもいる。Cさん(20代・女性)はV6とともに、関ジャニ∞のファンだ。「V6さんのラストステージ、素晴らしかったですね。ジャニーズファンたちのグループLINEで『エモいね』『号泣した』『メンバー、涙を堪えてたね』と盛り上がりました。ただ、私の目には、まだV6を続けたいと思っているメンバーもいるように見えました。 一方で、森田剛くんはスッキリと、どこか清々しい表情をしていたのが印象的で……。なんとなく、錦戸亮くんが関ジャニ∞を脱退した最後のコンサートと重なりました。次の目標を見据え、グループを去っていく決意をしたアイドルの目なのかもしれません。好きなアイドルが旅立つのは悲しいけれど、V6には『これぞジャニーズアイドル』という勇姿を見せてもらったことに感謝しています」(Cさん) V6として残された時間はあとわずか。現在ライブツアーの最中だが、15日には岡田准一主演の映画『燃えよ剣』も公開されたばかりだ。今後もメンバーそれぞれが、音楽や演劇、映画など、様々なフィールドで活躍してくれることをファンは待ち望んでいる。
2021.10.18 16:00
NEWSポストセブン
ジャニーズグループの活躍が続く
V6解散直前 26年間で築き上げられたファンとメンバーの信頼関係
 2021年11月1日をもって解散するV6。その26年の軌跡について、コラムニストで放送作家の山田美保子さんが振り返ります。 * * *同期入社6人が同じ部署のまま20年もやれる会社なんて、まずない 今年3月12日の発表から約7か月。V6が解散する11月1日が目前に近づいてきました。 6人揃ってデビュー26周年を迎えたことには多くのかたが大拍手を送っていらっしゃいます。偉大なる先輩たちでさえ成しえなかったからです。「一般の会社でも、同期入社した男6人が同じ部署のまま20年もやれるなんてことは、まずないので」とは、2014年、一時、芳しくなかった主演ドラマ『軍師官兵衛』(NHK)の視聴率がV字回復したタイミングでインタビューさせてもらった際、岡田准一クン(40才)が話してくれたこと。V6の20周年について聞いたときでした。 私はこの岡田クンの言葉がずっと忘れられなくて……、V6以外のグループについて語ったり綴ったりする場面で何度引用させてもらったかわからないほどです。 岡田クンはV6の解散が決まった後も、ずっと変わらず6人でやってきたメンバーのことを「大切に、誇りに思う」と度々言ってきましたよね。 それをほかの5人も同じように思っているところがV6の“強さ”。26周年という年月は、彼らにしか語れない、輝かしくも大切な日々だったのです。 今夏は、多くの特別音楽番組がコーナーを設け、V6のスペシャルメドレーやトークに長尺を割きました。オーバー40とは思えないほどのキレッキレのダンスや歌唱力の高さ。メンバー全員が、それぞれの性格や個性を知り尽くしているからこその楽しくてテンポのあるトークに見入り、聞き入ったものです。「こんなにダンスが揃うグループ、ほかにないよね」とは、2015年に行われた20周年のライブの際、“聖地”代々木第一体育館前に集まったファンの皆さんに、ジャニーズ事務所の幹部の女性が放った一言です。いつものように(!)彼女は拡声器を片手にファンの皆さんへの注意喚起をなさっていたのですが、長年、V6を見てきたからこそ、つい出てしまった心からの称賛だったと思います。 ほんと、おっしゃるとおり。特に『愛なんだ』のサビの部分は、フツーのオジサンがステップを踏んだらば脚が絡まっちゃうような振り付けですが、V6は、細くて長い脚を前後左右に動かし、いまも華麗に魅せてくれます。 そしてトーク。ここ数年、井ノ原快彦クン(45才)の主演ドラマ『特捜9』(テレビ朝日系)の主題歌にV6のシングル曲が使われているため、系列のメ~テレ『ドデスカ!』には、メンバーが揃ってコメントをくださいます。 もちろん、回していくのは井ノ原クンで、前列で、それをニコニコしながら聞いているのは森田剛クン(42才)、三宅健クン(42才)、そして岡田クン。 後列では坂本昌行クン(50才)と長野博クン(49才)が井ノ原クンの方を時折見ながら、いつ、ツッコもうかとスタンバイしているのが“パターン”です。 たとえ一言もしゃべらないメンバーがいたとしても、それに対して何かおっしゃるファンは皆無(笑い)。若いグループのファンの皆さんですと、推しメンが無言だったり、笑っていなかったりすることを気にされるものなんですよね。でもV6のファンの皆さんは、もはや、そんなことは気にしていらっしゃらない! そうした点を見ても、長年培ったメンバーとファンの皆さんの信頼関係はものすごいんだなぁと思うと同時に、V6の歴史が、いかに平和だったかという証でもあると思ってしまいます。 一部のファンの皆さんはご存じかと思いますが、私は、坂本クンの『One Dish』(フジテレビ系『ノンストップ!』内の金曜コーナー)の立ち上げ作家でした。月~金で、『ノンストップ!』の“ディノスコーナー”を担当させていただくこととなり、スタッフと会議を重ねていたとき。その中で「料理コーナー」を立ち上げることとなり、女性のプロデューサーやディレクターと人選に入りました。 前年の『ジャニーズカウントダウン』(同)で、改めて“セクバニ”こと『Sexy.Honey.Bunny!』のパフォーマンスを見て、坂本クンのセクシーな指使いに魅せられた私は、「あの指で食材をつまんだり、フライパンの取っ手を持ったりしてほしい」と坂本クンを猛烈に推したのです。もちろん、“お料理担当”は長野クンだと知っていましたが。 いろいろなことがスムーズに進んで、坂本クンが街ぶらをしながら食材探しから担当してくれる『One Dish』は、同番組で最長寿のコーナーとなりました。6人中4人が既婚者なのに、話題にしないというファンへの気遣い 以来、さらにV6のコンサートや、メンバーの舞台などを拝見する機会が増えていったのですが、やっぱり、個々のスキルの高さがハンパないんですよね。そんな6人が集まると、ファンの皆さんのハートをつかんで離さない唯一無二の素晴らしいパフォーマンスが出来上がるのです。 う~ん、やっぱり解散はすごく寂しいし、悲しいです。ジャニーズ・ソングの中でも、V6の曲は、ファン以外のかたも口ずさめるナンバーが多いし、応援歌のような位置づけの歌もありますよね。名曲は後輩たちを中心に歌い継がれていくでしょうし、たとえば『24時間テレビ』(日本テレビ系)などの大切なシーンで、毎年、採用されることでしょう。でもでも、寂しさを拭うことはできません。 ただ、V6ファンの皆さんの多くは、今年3月の発表時から、とても落ち着いていらしたのを覚えています。彼らと共に年齢を重ねてきた“大人”というだけでなく、ライブやイベントなどでお目にかかるV6ファンの皆さんは、キチンとした生活者という印象があります。 そしてV6を語るときに外せないのが「6人中4人が既婚者」だということ。そして、奥様の“お顔”も“プロフィール”も私たちはよくわかっているのですが、話題をそのことに寄せないのはV6のやさしさであり、ファンの皆さんへの気遣いかと。 それをわかって「ありがとう」と思っているファンの皆さんのことをV6メンバーがまた信頼し、安心していらっしゃる。こんなにも最高な関係性を築き上げられるのも、26周年だからこそなのでしょう。 グループは解散してしまいますが、ベスト盤『Very6 BEST』の発売と『LIVE TOUR V6 groove』の配信は最高の贈り物。そして、全員が表現者として、これからもさらに大きく羽ばたいていかれる。“トニセン”は残るというので、また3人が主演の舞台などを見せていただけるのでしょう。 いつも書かせていただいているように私はバラエティー班&情報班ゆえ、井ノ原クンのMC力、坂本クンや長野クンの仕切り力、「ひらパー兄さん」=岡田クンの笑いのセンスに心底、惹かれます。そして三宅クンの抜群のトーク力が昨今、業界内で大注目されていることもここに記したいと思います。 最後に、俳優・森田剛クンの唯一無二の演技をたくさん見たいです。 すごいグループ、すごい6人。V6を決して忘れません。構成/山田美保子『踊る!さんま御殿!!』(日本テレビ系)などを手がける放送作家。コメンテーターとして『ドデスカ!』(メ〜テレ)、『アップ!』(同)、『バイキングMORE』(フジテレビ系)、『サンデージャポン』(TBS系)に出演中。CM各賞の審査員も務める。※女性セブン2021年10月28日号
2021.10.15 16:00
女性セブン
中居正広、久々に歌と踊り披露 “タブー”を破らせた三宅健の深い愛
中居正広、久々に歌と踊り披露 “タブー”を破らせた三宅健の深い愛
 ステージに歩み出て、歌を口ずさみながら、音楽に合わせて踊る姿――彼の輝く勇姿を再び見ることができるとは、誰が予想できただろうか。7月17日、中居正広(48才)と安住紳一郎アナウンサー(47才)がMCを務めた『音楽の日』(TBS系)の生放送でのことだった。V6が披露した『WAになっておどろう』は、日本各地の参加者と中継をつなぎ、一緒に歌って踊る演出で番組を盛り上げた。その冒頭、坂本昌行(50才)がこう呼びかけたのだ。「テレビの前の皆さんも歌って踊りましょう! スタジオのスタッフの皆さんも、中居くんも安住さんもひとつお願いします!」 その呼びかけに応えるように、中居はステージ端のMCの立ち位置で、歌を口ずさみながら遠慮がちに踊り始める。しかし、カメラが中継先からスタジオに戻った際、中居の姿がMCの立ち位置から消えた。なんと、V6とともにステージ中央で踊っていたのだ。隣に並ぶ三宅健(42才)は、よほどうれしかったのか、満面の笑みを浮かべている。「思わず涙しました。中居くんは2020年2月のジャニーズ退所会見のときに『(SMAPが解散してから)3年間ワンステップも踏んでない。いまの段階では歌と踊りは、ぼくの中で蓋をしてしまったかもしれませんね』と言っていました。 中居くんはダンスが大好きですが、人前で披露するのは“SMAPの中居正広”だったからこそ。退所から1年半近くが経ちますが、今回、このような形でダンスを見られるなんて……。驚いたと同時に、とても感激しました」(中居の40代ファン) この“解散後タブー”を破った裏には、後輩の三宅の働きかけがあったようだ。三宅は自身のブログでこの日の出来事を語っている。「三宅さんは、中居くんが嫌がるかなぁと思いながらも、勇気を出してステージに引き寄せたそうなんですよ。もう歌わない、踊らないと言っていた中居くんが踊ってくれたことがすごくうれしかったと三宅さんは綴っていましたよ」(前出・中居のファン) 三宅が中居を慕うようになったきっかけは、三宅がジャニーズJr.に入りたての頃。Jr.の一員としてSMAPのコンサートで自己紹介をした際、緊張でガチガチになっていた三宅に助け船を出したのが中居だったのだ。「緊張して何を話していいのかわからない三宅さんに『“ぼくは絶対にビッグになるので、いまのうちにファンになっておかないと損しますよ”って言ってみな』と、中居さんが耳打ちしたそうなんです。三宅さんは言われるがまま、スピーチしたところ会場は大ウケ。三宅さんのあどけないルックスも相まって、これをきっかけに彼のファンになった人も多いと聞きます」(芸能関係者) この一件を機に、三宅は中居に対し、尊敬する先輩──“尊先”として、憧れの眼差しを向けるようになった。中居のジャニーズ退所後も、三宅の“中居愛”は薄れるどころか、むしろ増している。芸能人でありながら、中居のラジオ番組にはがきを出して中居との交流を図ったことも。「最近のテレビ番組収録で中居さんと楽屋が隣になったそうです。三宅さんはこのチャンスを逃すまいと楽屋挨拶に。伝えたいことが多すぎて3回も行ったんだとか(笑い)。その際、中居さんの個人事務所である『のんびりなかい』の中居さんに次ぐ2番目のタレントとして移籍をしたいと直談判した話まであります。冗談だったようですが、なるべく近くに居たいという“中居愛”を感じます」(前出・芸能関係者) 11月1日をもって解散するV6。“尊先”とのグループの垣根を越えた関係は、今後も続いていくのだろう。※女性セブン2021年8月12日号
2021.07.30 11:00
女性セブン
King&Princeメンバーが語ってくれた
24時間テレビから1年 ジャニーズ“あったか5兄弟”が見せる役者としての存在感 
 毎年夏に放送される、『24時間テレビ』。今年はKing & Princeがメインパーソナリティーを務めるが、昨年は“あったか5兄弟”の愛称で呼ばれたジャニーズの5人だった。今、ドラマで目覚ましい活躍をしているこの5人について、放送作家でコラムニストの山田美保子さんが解説する。 * * * 8月21日、22日オンエア『24時間テレビ44』(日本テレビ系)の制作発表会が14日、都内で行われた。今年のメインパーソナリティーを務めるのはKing & Princeだ。 では、『~43』のメインパーソナリティーを覚えておいでだろうか。井ノ原快彦(V6)、増田貴久(NEWS)、北山宏光(Kis-My-Ft2)、重岡大毅(ジャニーズWEST)、そして岸優太(King & Prince)の5人。 発表直後は、「地味」だとか「なぜ、この5人?」という声が少なからず上がったと記憶する。だが、番宣のために揃ってトークバラエティ―などに出演する内に、元々のキャラクターや、塊になったときに醸し出す平和的な雰囲気から「あったか5兄弟」と呼ばれ、大本番のエンディングまで、文字通り、視聴者のハートをあたため続けてくれた。“長男”井ノ原快彦 渡瀬さんからのバトンを引き継ぐ そんな5兄弟の長男は、6月30日、主演ドラマの『特捜9 season4』(テレビ朝日系)を完走した。同作は『警視庁捜査一課9係』シリーズの続編であり、season12の第1話まで主演を務めていらした渡瀬恒彦さんから井ノ原へ、バトンが渡ったものだ。 その頃はまだ『あさイチ』(NHK)のMCも担当していた。撮影中は当然、厳しいスケジュールだっただろうが、『特捜9』の主として渡瀬さんが遺した現場を守り抜き、seasonを重ねている井ノ原。エンディングテーマにV6の曲が使われ続けているのもファンを喜ばせている。“次男”増田貴久 台本を読み込んで徹底準備 次男、増田貴久は、『ボイスⅡ 110緊急指令室』(日本テレビ系)に続投している。増田の役はECU緊急出動班班長役の唐沢寿明の“バディ”。初回から衝撃的なシーンと怒涛の展開により、視聴者をハラハラドキドキさせ、純粋に「怖い」内容だったが、増田が出てくると、なぜか安心させられた。 平和的なルックスだから? いや違う。増田のもつ安定感や懸命さが画面いっぱいに溢れ、暴走気味な“兄貴”(=唐沢)のストッパーにもサポーターにもなっているからなのである。番組HPをみると、増田は2年前からプライベートでも唐沢に世話になっているという。スタッフに聞くと、真面目な性格ゆえ、台本の読み込み方がハンパないのだとか。軽やかな身のこなしは、もちろんのこと、2年前からの心の変化を丁寧に演じようとしている。 そうかと思えば、1年半前から出演している『ぐるぐるナインティナイン「グルメチキンレース・ゴチになります!」』では既にメインキャラクター。『ネタパレ』(フジテレビ系)で“従業員””常連客“として旬の芸人のネタを間近で見たり、参加したりしているからだろう。”お笑い“の筋肉もどんどんついており、時折出演する『踊る!さんま御殿‼』(日本テレビ系)での明石家さんまとのキャッチボールも、それはそれは見事なのである。“三男”北山宏光 “クズっぷり”を好演 そして三男・北山宏光の『ドラマホリック!「ただ離婚してないだけ」』(テレビ東京系)は、“あったか5兄弟”の夏ドラの中で、もっとも衝撃的と言っていいだろう。泥沼不倫サスペンスの「クズ夫」だとは聞いていたが、予想を上回るクズっぷり。番組紹介記事には「濡れ場にも初挑戦」「クズ過ぎてエグかったけど、演技がすご過ぎた」「ギャップがすごい」「ジャニーズ俳優の新境地を開拓」といった見出しが躍り、いずれも北山が挑戦した役柄と演技が絶賛されている。 メンバーの玉森裕太や藤ヶ谷太輔に比べると、映像デビューは遅かった。だが、あの「福田(雄一氏)組」の『裁判長っ!おなか空きました!』(日本テレビ系)にいち早く出演したり、今年1月期、Sexy Zoneの佐藤勝利とW主演した『でっけぇ風呂場で待ってます』(同)は、芸人が脚本を担当し、出演もしたチャレンジ枠。王子様として王道を歩む玉森や、クールかつ華やかな存在感を放つ藤ヶ谷とは一線を画している北山である。 だが、出遅れたからこその努力は確実に身を結んでいる。私は、北山の初出演ドラマ『美咲ナンバーワン‼』(日本テレビ系)で、自分の出番が終わってもモニター前に噛り付いて“お勉強”していた北山を見たことがある。そうした姿は恐らくスタッフにも知られているのだろう。テレビ東京のドラマ班から、わずか2年で2度目のお声がかかったのが『ただ~』。『ミリオンジョー』(同)と同じスタッフだということは、俳優・北山が現場から認められている証拠だろう。“四男”重岡大毅 メンバーも嫉妬した?演技力 四男・重岡大毅は、『#家族募集します』(TBS系)に主演している。初回はTwitterで世界トレンド1位を獲得。特に、妻を事故で失い、一人息子に妻の死を明かせないまま、仕事や子育てを懸命にやってきた苦悩と辛さを幼なじみ役の仲野太賀に初めてぶつけるシーンは大いに話題になった。 もともと演技に定評があり、2019年の『これは経費で落ちません』(NHK)や2020年の『悲熊』(同)、今年1月の『教場Ⅱ』(フジテレビ系)など、出演作での演技は多方面で必ず取り上げられる俳優の一人だった。なかでも、世間をザワつかせたのは、『知らなくていいコト』(日本テレビ系)ではなかったか。 同僚であり元カノ役の吉高由里子に執着するあまり奇行を重ねる男を演じきった重岡は、いわゆる“怪優”の仲間入りを果たした。 オンエア時、「ジャニーズ事務所公認カレンダー」の編集を担当していた『女性セブン』を代表して、メンバーの中間淳太と小瀧望にインタビューをさせてもらったが、二人も重岡の演技を「これまで見たことないシゲ(=重岡)」「リアタイしている」と言い、絶賛。同時に少し嫉妬もしているように見受けた。『#家族~』は、木村文乃、仲野太賀、岸井ゆきの…と若き実力派が揃うドラマ。ここで座長を務める重岡が、現場で得たものをグループに持ち帰るのだと思うと、メンバーにとっては、また刺激になることだろう。“五男”岸優太 自然体の演技が光る 最後に、五男・岸優太である。『ナイト・ドクター』(フジテレビ系)での岸が演じる役は、一言で言うなら、ごく普通の青年だ。評価としては「オーバーになりすぎない」「丁寧かつ自然体の演技」「心境を表すことが巧い」という言葉が複数の記事に並び、長年、彼を取材してきたライターらは「それが岸優太そのものだ」とも記している。 私も、CDデビュー前から彼の仕事ぶりを見てきたが、とにかく真面目で、たとえ自分にスポットライトが当たっていなくても、カメラが向いていなくてもコツコツと懸命に仕事をしている場面を何度も確認している。『ナイト~』で研修医あがりの岸の役が、この先どんなふうに成長していくのか。ファンならずとも「見守りたい」と思うことだろう。『24時間テレビ』でメインパーソナリティーを担当してから約1年。くしくも夏ドラマに揃った彼らの“俳優仕事”が、この先、どう展開していくのか。最終回まで目が離せない。
2021.07.19 16:00
NEWSポストセブン
「させていただく」は敬意が盛り盛りの言葉。広がった背景を法政大学の椎名美智教授に聞いた
世の中「させていただく」だらけ 敬意のインフレをどう捉えるべきなのか
 ビジネスの場で、あるいはテレビなどのメディアで、「させていただく」という言葉を見聞きしない日はない。なぜ、「させていただく」はこれほど使われるようになったのか?「させていただく」はそもそも、正しい敬語なのだろうか?敬語は人との距離を示す言葉であり、言葉は世を映す鏡である。「させていただく」を使うことで、私たちは何を得て、何を失っているのか──。「させていただく」ブームの背景について、『「させていただく」の語用論 人はなぜ使いたくなるのか』(ひつじ書房)の著者である法政大学の椎名美智教授に話を聞いた。※ ※ ※「禁止させていただく」「努力させていただく」になぜ違和感を覚えるのか?──「させていただく」の使用について、先生が違和感を覚えたり、これは間違っていると感じる使い方はありますか?椎名:どんな使われ方をしていても、間違っていると感じるより、分析して面白がる気持ちのほうが強いですね。こうした本(『「させていただく」の語用論』)を出しているので、私の前で使うのを控える方もいらっしゃるのですが、決して『「させていただく」警察』ではありません(笑)。言葉は生物(ナマモノ・いきもの)、変わっていくものですから、自分が習ったときの意味や用法にこだわっていると、言語感覚が古くなってしまうと思います。 ただ、私だったら違う言い方をするだろうな、と思うことはあります。たとえば、駅などで見る、飲食を「禁止させていただく」などといったポスターの文言です。決定権があるのはあちら側なのに、こちら側に決定権があるかのように書かれているので、偽善的な印象を受けます。「申し訳ありませんが、ここでは~できません」という表現でいいと思うんです。またツイッターで、菅総理が「最大限努力させていただきます」と書かれていたのが、ちょっと気になりました。謙虚な表現ですが、「努力」は人に許可されてするものではなく、自発的に行うものなので、ここは「最大限努力します!」と言い切ってほしいですね。──「させていただく」は現在、誰かに敬意を払うというより、使っておけば丁寧で問題ない、みたいな感じで使われるケースも多いように感じます。そもそも「させていただく」はどのような言葉なのでしょうか?椎名:分解すると、「させて」と、“もらう”の敬語である「いただく」から成る言葉です。意味を見ていくと、「させて」で、人から何らかの「許可」をもらい、「いただく」で、人から何らかの「恩恵」を受ける。つまり本来は、許可や恩恵をもらう「他者=あなた」を前提とした言葉です。「あなたの許可を得て、ありがたいことに~をいただく」ということです。 しかし現在では、ついに相手を必要としなくなったというか、他者がいなくても使われるようになってきています。同時に、本来は自発的に行う行為に対しても、「させていただく」が使われるようになっています。それが先ほど挙げた、「努力させていただく」ですね。もはやどんな動詞にも付けられる助動詞になっていますよね。──はい。どんな動詞にも付けられるから便利で、つい使ってしまいます。椎名:その便利さが、ここまで広がった要因の一つだと思います。たとえば「食べる」だと、尊敬語は「召し上がる」で、謙譲語は「いただく」。敬語には言葉自体が変わるものがありますが、「させていただく」は、前に付ける言葉を変える必要がなく、うしろに付けるだけでいいんです。主語が常に「私」である、という点も大きいと思いますね。敬意はすり減る、上げると下がり、下げると上がる──「させていただく」はいつごろから使われるようになったのでしょうか?椎名:さかのぼると、明治維新の頃から、「敬意のインフレーション」が起きてきたようなんです。社会の身分制度が表向きはなくなったことで、相手がどういう立場の人なのか、わかりにくくなったんです。そこで、失礼のないようにと、敬語がたくさん使われるようになりました。敬語は、相手との距離や上下関係を調整する言葉だからです。19世紀後半には「させていただく」が誕生しています。「させて(許可)」に「いただく(恩恵)」が付いて、身分社会でなくなるにつれて、敬意が盛り盛りになっていくわけです。それが20世紀末くらいから使用が増加し、今、大ブレイクしているという感じです。──「させていただく」と似た意味の敬語に、「いたします」(自分がへりくだる丁重語)がありますが、あまり使われなくなったと書かれています。なぜでしょうか?椎名:背景には、どんな敬語でも、使われていくうちにどんどん敬意が減っていってしまうという「敬意漸減(ぜんげん)の法則」があります。みんなが使っているうちに聞きなれて、敬意がすり減っていくんです。「いたします」は、自分に焦点が当たって、だんだん自己が尊大化して、「偉そうに聞こえる」「上から目線的」という感じになり、使われなくなりました。「さしあげる」も恩着せがましい感じになってきて、使われなくなりましたね。 敬語は相手を上げたり自分を下げたりして、相対的な上下関係をつくる言葉ですが、使われているうちに、この相対的な「上・下」が変化していくんです。「お前」「貴様」という言葉は、漢字を見るとわかるように、もともとは相手を敬う意味だったのに、今は見下すときにしか使いませんよね。これは上にあげていたものが下がってきたということです。反対に「いたします」は、自分を下げていた言葉なのに、上がってきてしまった。こうやって言葉は変化していくわけです。面白いですよね。──ということは、「させていだだく」も敬意が減っていって、いつか使われなくなるのでしょうか?椎名:その兆候はすでに出ていると思いますよ。あるお役所の会議に出席したら、「させていただいてございます」と言っている人がいました。SNSを見ると「させていただきますね」と、共感の「ね」を付ける使い方が多いんです。「させていただきます」と言い切ると、一方的で冷たい感じ、あるいはぶっきらぼうで取り付く島がない感じがするのかもしれません。「させていただく」だけでは敬意が足りないとみんなが薄々感じているのでしょうね。ここまでくると、「敬意のインフレーション」を通り越して「敬意のナルシシズム」、ことによると「敬意のマスターベーション」とでもいったほうがいいくらいです。それだけ現代人は、自分が丁寧であることを示したいと思っているし、対人配慮に心を砕いているということだと思いますね。なぜそんなにも丁寧であろうとするのか?──対人配慮に心を砕いて使われる「させていただく」ですが、その特徴として、主語が「私」であるという指摘がありました。「させてくださる」など、主語が「あなた(他者)」である敬語は使われなくなり、もっぱら主語は「私」になりつつある。そこに先生は、他者から離れようとするコミュニケーションのあり方を見ています。椎名:「させてくださる」と「させていただく」は、同じ文脈で使える場合が多いのですが、異なるのは、「くださる」は「あなたがくださる」と使い、「いただく」は「私がいただく」と使う。つまり、主語が違うんです。 私が小さいころは「くださる」が丁寧だとされていましたが、今は、「(あなたが主語の)くださる」より、「(私が主語の)いただく」のほうが丁寧だと、人が感じるようになっています。「あなた」から距離をとるほうが、丁寧だと感じるようになってきたのでしょうかね。 とはいえ、先ほど述べたように、「させていただく」は本来、相手からの許可や恩恵を前提とする言葉ですから、「私」を主語にしながらも、「あなたに配慮しています」とか、「あなたを認知しています」、というメッセージも同時に送っているわけです。──「させていただく」は、あなたに触れることなく(遠隔化)、あなたとのつながりを創出(近接化)する言葉であると本に書かれていて、面白いなと思いました。椎名:そうやって遠近の距離感を調節しているという点で、絶妙な言葉だと思います。「させていただく」は、失礼のないように遠いところから、でも相手に手を伸ばしているようなイメージの言葉だといえますよね。──「させていただく」の流行から、他者と直接つながったり、直接的な接触を回避する方向に向かっていることに懸念を示されています。椎名:「させていただく」を使いすぎると、その人の「顔」が見えにくくなります。今、「させていただく」は「私は丁寧でちゃんとした人です」ということを示すマーカーのようになっていて、皆がマーカーを掲げて、安全な「させていただく」シェルターの中に入ってしまう。喋っている人の顔が見えなくなるくらい奥深く入り込んでいるように感じますね。──なぜそんなにちゃんとした人であろう、丁寧であろうとするのでしょうか?椎名:学生たちと接していると、人に優しく、配慮が行き届いている一方で、人を傷つけること、怒られることを恐れる傾向が強いなと感じます。傷つけたり傷つくのが怖い、だから丁寧にしていようってことではないでしょうかね。SMAPの「解散させていただきます」と、V6の「解散します」──「させていただく」の流行には、SNSなど、不特定多数とつながろうとするコミュニケーションの影響もあるように感じます。誰が読んでいるかわからないから丁寧であろうとする。叩かれたり炎上しやすくもなっています。椎名:それも大いにあると思います。そもそも人が敬語を使うようになった背景には、身分社会から近代化が進み、都市化、匿名化が進む中で、誰かわからない相手に失礼のないようにしたいという欲求があったからです。SNSなど、誰が見ているかわからないコミュニケーションが広がって、失礼のないようにしたいという意識は高まっているのかもしれませんね。たくさんの人とつながりたい一方で、炎上して抹殺されたくない、という恐怖にもさらされていますよね。──ただ、あまり使うと、顔が見えなくなると。椎名:そうですね。顔を見せるというのは、本人の意思や責任を示すということです。とくに「させていただく」を、自分が主体的に行う動詞に使うと、誰の許可を求めているの?と聞きたくなります。たとえば芸能人の「結婚させていただきます」や「交際させていただいております」は、謙遜や周囲への配慮を表現していることはわかるのですが、勝手にやってください、とツッコミを入れたくなります(笑)。SMAPが解散したときの「解散させていただきます」にも、それを感じました。「解散」は、強い意思をもって行う行為ですから、「解散します」と言えばいいのにと思ったのですが、そのように言えない事情があるのかなと勘ぐってしまいました。そういえば、V6は「解散します」と書いていましたね。そういう違いには、微妙なニュアンスが感じられます。──「させていただきます」を乱発すると、慇懃無礼な印象を与えることもあるように感じます。上手な使い方はありますか?椎名:以前、国分太一さんが出演されている料理番組を見ていたら、国分さんは最初からずっと丁寧な言葉を使っているのですが、料理が完成して、味見をしたときに一言、「うま~い!」と言ったんです。これが、うまいなあと(笑)。その後はまた、丁寧な言葉に戻るんですよね。こうやって、タイミングよく敬語を外せる人ってすごいなあと思いますね。日頃は「させていただく」シェルターの中にいる人も、たまに「顔」を見せると意思が伝わって、人との距離がぐっと縮まると思いますよ。──先生は、電車で女子高校生の言葉に聞き耳を立てるのが趣味なのだとか。最近、気になる言葉はありますか?椎名:個人的な思い込みですけど、新しい言葉を使い始めるのは女子高校生なんです。今はコロナで、なかなか観察ができませんけどね。すこし古いんですが、「ぴえん」「ぱおん」は可愛い言葉だなと思いましたね。これらは男女とも使っていて、ジェンダーフリーで使えていいなと思います。誰しも、自分の弱みを出してもっと本音で話せばいいのにと思っているので、こういう感嘆詞は大歓迎です。「させていただく」も、いつか新しい言葉にとってかわられると思うので、どういう言葉が出てくるのか、楽しみです。◆椎名美智(しいな・みち)/法政大学文学部英文学科教授。宮崎県生まれ。お茶の水女子大学卒業。エジンバラ大学大学院修士課程修了。(お茶の水女子大学大学院博士課程満期退学。)ランカスター大学大学院博士課程修了(Ph.D)。放送大学大学院博士課程修了(博士(学術))。著書に『英語のスタイル』(共著、研究社、2017年)、J.カルペパー、M.ホー著『新しい語用論の世界』(監訳、研究社、2020年)など。◆撮影/内海裕之
2021.03.28 16:00
NEWSポストセブン
宮沢りえ・宮崎あおい
V6解散で宮沢りえ、宮崎あおい、瀬戸朝香ら妻同士の“共演NG”解禁か
 今年11月1日での解散を発表し、25年間の活動にピリオドを打つことになったV6。相次ぐジャニーズグループの解散だが、テレビ業界も温かく受け止めているようだ。「近年はソロ活動がメインになっていて、グループでのレギュラー番組は1つ。解散の影響はほとんどないでしょう。SMAPのように事務所とモメたわけでもないから、局も事務所に気を遣ってキャスティングを見送る必要もない。事務所を退所する森田剛(42)が専念したいという俳優業を含め、メンバーはこれまでと変わらない活動になるのでは」(キー局プロデューサー) 森田の退所には2018年に結婚した宮沢りえ(47)に「決断を後押しされたという話もある」(日刊スポーツ、3月13日付)と報じられている。V6はジャニーズタレントに珍しく、6人中4人が既婚。井ノ原快彦(44)が瀬戸朝香(44)、長野博(48)が白石美帆(42)、岡田准一(40)が宮崎あおい(35)と、錚々たる女優たちばかりだ。「V6はファンも事務所もメンバーの結婚を容認している珍しいグループです。井ノ原が瀬戸と交際していたときも報道規制がなく、事務所も『本人が説明するのでなんでも聞いてください』と言っていたほど。ただ、妻が夫のファンに遠慮していたのか、これまで“妻同士”の共演は一度もなかった」(芸能レポーターの城下尊之氏) 実際に、まだ結婚する前に“彼女”だった宮沢と宮崎が2016年12月に開催された「日刊スポーツ映画大賞」の表彰式で同席しただけで、“彼女同士が共演”としてニュースになったほど。「妻たちは、宮沢を中心に交流を深めていると言われていて、それは解散後も変わらないのでしょう。V6の妻というしがらみもなくなるため、今後はドラマやバラエティなどで、妻同士の共演もあり得るかもしれません」(城下氏) 妻たちがWAになっておどるかも。※週刊ポスト2021年4月2日号
2021.03.19 16:00
週刊ポスト
V6解散 退所の森田剛を役者の道へ向かわせた宮沢りえの影響力
V6解散 退所の森田剛を役者の道へ向かわせた宮沢りえの影響力
《表現者として志高く歩んでいきたいと思っております》。森田とりえは結婚した際、連名でそう喜びのコメントを出した。その宣言がようやく実を結んだということか。森田はアイドルを卒業し、役者として生きることを選んだ。その決断の裏には彼女の存在があった。 埼玉県郊外のある街。幹線道路から一筋入ると、新興住宅地が広がる。その一角に、築20年ほどの2階建ての一戸建てがある。3月12日に、V6の解散とジャニーズ事務所からの退所を発表した森田剛(42才)の実家だ。近隣住民が言う。「発表の数日前に、めったに見ない高級外車が家の前に止まっていました。いま思うと、森田さんがお母さんにいろいろな報告をするために家族で来ていたんでしょう。奥さんの宮沢りえさん(47才)は結婚の挨拶などの節目には実家に来ていますし、お義母さんとも仲がいいと聞いていますから、先日も一緒だったでしょうね」 森田は共に歩んだ5人と別々の道を歩む決意をした。その決断を後押ししたのは、妻・りえだった。解散話が漏れる心配は無かった その発表は突然だったが、わずかな予兆があったという。「退所が報じられる2週間ほど前、森田さんがある舞台に出演することが決まったと聞きました。このところ、舞台のオファーはずっと断っていたのに、なぜ今回は受けたのか不思議に思いましたが、発表を聞いて納得しました」(芸能関係者) V6は結成から丸26年の今年11月1日に解散する。メンバー全員が40代になり、それぞれが今後の人生を考えた結果だという。話し合いは2019年春から始まった。「切り出したのは剛さんでした。『これからの人生、事務所を離れた環境で役者としてチャレンジしたい』とメンバーに伝えたそうです」(音楽業界関係者) それから何度となく話し合いの場が持たれた。「役者の道を究めたいのはわかるが、なぜV6のままではいけないのか、事務所を出なければいけないのか、当然、メンバーにもスタッフにも疑問が浮かびました。たとえば岡田准一さん(40才)だって日本アカデミー賞最優秀主演男優賞をとったほど、役者として高い評価を受けています。解散しなくても、俳優としてやっていく道はあったはずです」(前出・音楽業界関係者) 森田はどちらかというと寡黙な方だ。自分の意見を押し通すというより、メンバーが決めたことについていくタイプだったという。「だからこそ、剛さんが『事務所を離れたい』と言い出したとき、周囲は『やっぱりそうだったか』と合点がいったところもあったそうです。剛さんは、りえさんと交際を始めてから、徐々に変わってきた。『自由でありたい』と口にすることが多くなり、メンバーも剛さんの変化には気づいていた。2019年春、剛さんが独立話を持ち出したとき、りえさんの影響を感じる人もいたことでしょう」(前出・音楽業界関係者) これだけの有名タレントが独立を考えたとき、その動向が1年もの間、外に漏れなかったのは珍しい。普通なら、独立後もやっていけるかどうか、周囲に広く相談するからだ。森田の場合、近しいスタッフすら公表直前まで知らなかったという。「それもある意味で当たり前のことでした。メンバーも解散話が漏れることは心配していなかったと思います。剛さんが心を開いて相談するのは、限られた人だけだと、みんなわかってましたから。話が漏れるはずがないんですよ」(前出・音楽業界関係者) 森田だけがグループから抜けるという選択肢はなかった。メンバーには「この6人でなければV6ではない」という思いが一貫してあった。その決断が事務所へ伝えられたのは2019年末のことだった。「いま、アイドルとは言いづらいです」 ジャニーズJr.で人気を二分していた森田と三宅健(41才)の「剛健コンビ」をツートップに、V6がデビューしたのは1995年。1997年にレギュラー番組『学校へ行こう!』(TBS系)がスタートすると、V6の人気は一気に全国的なものになった。しかし、2008年に放送が終わると、6人がテレビで揃うことが減っていった。グループとして、活動の場が少なくなったメンバーは、それぞれ個人の活動に力を入れていくようになる。森田にとって、それは演技だった。 2005年に劇団☆新感線プロデュースの舞台『荒神~ArAJinn~』で初主演を果たすと、2008年の舞台『いのうえ歌舞伎☆號「IZO」』で才能が開花。その後は、演出家の故・蜷川幸雄さん(享年80)にも目をかけられるようになった。「その経験は大きかったそう。ある程度、演技に自信を持っていた森田さんは蜷川さんに固定観念を覆され、かけられた言葉の一つひとつを覚え、その意味を自分なりに解釈するなど舞台に没頭するようになりました」(舞台関係者) その努力と呼応するかのように、森田の演技に磨きがかかる。2016年の初主演映画『ヒメアノ~ル』では猟奇的な役柄を好演した。「R-15指定映画のサイコキラー役で、アイドルがやる役ではありませんでした。しかし森田さんはその役に果敢に挑み、周囲の期待に応えました」(映画関係者) 当時のインタビューで森田は「職業/アイドル」について聞かれると、《今はちょっと「アイドルです」とは言いづらい部分はありますね。もちろんベースにはあるんですが、ライブのときもスイッチを入れないとなかなかその感覚が出てこない》と語っている。ファッション、価値観が変化した アイドルからの脱却──それはある出会いから一気に加速する。2016年の8月、蜷川さんを追悼する舞台『ビニールの城』で、のちに妻となるりえと初共演を果たす。「トップアイドルだったりえさんも蜷川さんの薫陶を受け、映画や舞台でその演技力が高く評価されるようになりました。当時、森田さんはりえさんを『一瞬で場の空気を変えられるすごい人』『人として、周りを見る目や接し方が素敵で勉強になる』と尊敬のまなざしで見ていましたね」(前出・舞台関係者) ふたりの距離が近づくのに時間はかからなかった。同年10月、熱愛が報じられる。「ゴルフ練習場で人目もはばからず、キスをしたという報道もありました。森田さんはアイドルで、交際報道自体ご法度でしたが、ふたりは周囲の目を気にせずどこでも手をつなぎ、堂々とデートを重ねてきました。 りえさんとつきあい始めて森田さんのファッションもガラリと変わりました。これまではスニーカーとジーパンが多かったですが、お揃いのロングコートを着ることもありました。りえさんと親しいスタイリストがやっているショップのアイテムが多く、年上のりえさんがコーディネートしてあげることもあるんでしょうね」(前出・芸能関係者) 別の芸能関係者が続ける。「りえさんは結婚、出産、離婚、多くの恋愛と、何にも縛られずに自分の信じた道を歩んできました。その姿が森田さんにとって新鮮で居心地がよかったのかもしれません。森田さんは、りえさんと交際を始めてから明らかに変わりました」 森田にとってりえは、かけがえのないパートナーであり、また、自身の手で新たな将来を切り開いてきた先輩でもあった。「りえさんは個人事務所に所属し、出演する作品を自分で選び、ひとりで責任を負って仕事に取り組んでいます。仕事のさまざまな交渉やスポンサーへの挨拶回りも自分ひとりでこなしている。そのセルフプロデュース力は卓越しています。そんな姿を間近に見て、森田さんもそうした働き方に憧れを抱くようになったようです」(テレビ局関係者) 2018年3月、ふたりは結婚する。「森田さんは人見知りで、自分のことを人に饒舌に話すタイプではありません。将来についての相談相手も、自ずとりえさんに限られたでしょう。りえさんの価値観は『転ばない人生はつまらない』。失敗を含めて、さまざまなことにチャレンジしていく姿勢が大事という考えです。 もちろん森田さんには演技を究めるという目標はあるのでしょうが、それだけでは事務所を辞める理由にはなりません。りえさんのように、“自分でリスクをとる代わりに、自由に生きていく”というスタイルに憧れたのでしょう」(前出・舞台関係者) 実際、森田はりえとの結婚直前、雑誌のインタビューでこう語っている。《もっと自由な感覚で、自由に演技をしていきたい。四〇は通過点で、五〇までに経験値を積んで、その後は自分の思ったことを何の束縛もなく出せるようになりたい》「退所後、りえさんの個人事務所に入るのでは、という話が一部出ましたが、森田さんは個人事務所を立ち上げ、ひとりで活動することになりそうです。ただ、当然、りえさんに相談することもあるでしょうし、公私ともに欠かせないパートナーになりました」(前出・芸能関係者)結婚前に起きた忘れられないトラウマ りえの活動にも、森田の“アイドル引退”と退所は少なからず影響はありそうだ。森田との交際以降、“自由な生活”が脅かされたことがあった。結婚前の2017年12月のことだ。「それまで更新していたインスタグラムを突如、削除したんです。約10万人のフォロワーがいたのに、閉鎖せざるを得なかった。理由は森田さんのファンからのコメントでした」(前出・芸能関係者) りえが森田の主演舞台『すべての四月のために』を娘(11才)とともに見に来ていたことが目撃されたことがきっかけだった。りえのインスタには《娘さんと来てた。死にたくなった。〈略〉りえさんが悪いんじゃない。わたしがバカなだけ》《ふざけんな。森田剛はアイドル、そんな人の現場に安易に入り込んでくるとか信じられない》というコメントが殺到した。「その後、りえさんは2輪の花の写真とともに《不快な思いをさせてしまった方達、ごめんなさいね》とすぐに謝り、インスタを消去。業界からは、“ファンの批判に反論しなかったのはさすが”という好意的な声があがりました。が、本人が忸怩たる思いを抱えていたのは想像に難くありません。森田さんもりえさんに対して申し訳ない気持ちを抱いていたはずです」(前出・テレビ局関係者) ジャニーズJr.時代から絶大な人気を誇ったアイドルの森田には、熱狂的といえるファンが多い。一部のファンの暴走とはいえ、りえを傷つけてしまったことは、森田の心に影を落としただろう。「それはアイドルの宿命みたいなものだと、森田さんもりえさんも理解していたはず。一方で、いずれは平穏な生活のために、アイドル活動に一区切りをつける必要性も感じていた。りえさんにとっては、幾度も身を焦がすような恋愛を経て、ようやく掴んだ“安らげる年下の恋人”。森田さんとの子供がほしいと、一時は妊活もしていたほどです。そんな妻の愛情も、森田さんを新しいステージへと押し上げたのかもしれません」(前出・芸能関係者) 森田の心の奥底は、25年寄り添ったメンバーたちこそ、よくわかっているはずだ。※女性セブン2021年4月1日号
2021.03.18 07:00
女性セブン
【動画】V6・森田剛が退所発表直前、宮沢りえと“決起食事会”写真
【動画】V6・森田剛が退所発表直前、宮沢りえと“決起食事会”写真
 突如、解散を発表したV6。 ジャニーズ事務所を退所することになった森田剛さんが、妻の宮沢りえさんと過ごす様子をキャッチしました。 解散発表の数日前の3月上旬の都内。 森田さんと宮沢さんは長女と3人、おしゃれな蕎麦店で食事を楽しんでいました。 居合わせた客によると「2人は店の前の喫煙スペースで真剣な顔で話し込んでいました。内容はわかりませんがりえさんが森田さんにアドバイスするような口調で話していたのが印象的でした」とのことです。【↑ 上の写真クリックで動画へ】
2021.03.16 16:00
NEWSポストセブン

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