ちなみに18日のブログによると、

「報道も大事であるが
救援物資を送るのに便利なヘリがメディアに独占されているのには不満がある
東北大震災の時もヘリで支援に行こうとしたらメディアに全てチャーターされており
数日後、道路の復旧したルートで
バスに救援物資を満載して石巻や東松まで高須クリニックチームを引き連れてボランティアに行った苦い思い出」(原文ママ)

 とのことで、高須院長は、マスコミのヘリが救援活動を妨げている可能性があることを指摘。今回は東日本大震災の経験を活かして、早めにヘリを押さえていたという。

 被災地に一秒でも早く救援物資を届けるために、ヘリコプターは有効な手段だ。その手段がマスコミによって奪われてしまうのは、確かに憂慮すべき事態だ。今回の高須院長の行動は、被災地を元気にしたということだけでなく、災害時の大手マスコミの報道体制に対しても一石を投じたと言えそうだ。

【プロフィール】
高須克弥(たかすかつや):1945年愛知県生まれ。医学博士。昭和大学医学部卒業、同大学院医学研究科博士課程修了。大学院在学中から海外へ(イタリアやドイツ)研修に行き、最新の美容外科技術を学ぶ。脂肪吸引手術をはじめ、世界の最新美容外科技術を日本に数多く紹介。

昭和大学医学部形成外科学客員教授。医療法人社団福祉会高須病院理事長。高須クリニック院長。人脈は芸能界、財界、政界と多岐にわたり幅広い。金色有功章、紺綬褒章を受章。『ブスの壁』(新潮社、西原理恵子との共著)、『その健康法では「早死に」する!』(扶桑社)、『筋と義理を通せば人生はうまくいく』(宝島社)など。最新刊は『ダーリンは70歳・高須帝国の逆襲』(5月25日発売予定 小学館)

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