学食が賑わう時間帯だったが、無事に席を確保した佳子さまのグループ。その日、佳子さまがメニューの中から選ばれたのは、360円の麻婆茄子丼(669kcal)だった。
「背筋がすっと伸びていて、とても姿勢よくお食事をされてました。お友達の話に笑顔であいづちを打たれていたんですけど、笑う時は必ず口元に手を当てているし、お茶を飲むのは絶対両手。やっぱりお上品なんだなって。
でも、食後におしゃべりしながら手もちぶさたそうに何度もナプキンを折ったり、前髪を掻き上げて毛先をいじっている姿は、至って普通の女子大生って感じですよ」(別の学生)
今度はスイーツ選び。売店で手に取ったのは『雪見だいふく』で、佳子さまは白い財布を握られていた。
「佳子さまが使われているのは、『ミュウミュウ』の長財布なんです」(前出・別の学生)
『ミュウミュウ』は『プラダ』と同じデザイナーが手がけ、女子大生など20代女性の圧倒的な支持を集めているイタリアの高級ブランドだ。
一方、洋服の好みはカジュアルスタイル。通学バッグは『マンハッタンポーテージ』というアメリカンブランドの黒いリュック。昨年5月、大学入学後の合宿で話題となったタンクトップは『アメリカンイーグル』のものだった。
普段は、ウインドーショッピングもままならない佳子さまは、どのようにしてお気に入りアイテムに身を包まれるのか。
「皇族方は百貨店の外商などを通してお買い物をされることが多いのですが、佳子さまをはじめとしたお若い世代はネットショッピングを利用されることがあるといいます。お店に行ってあちこち見て回ることはなかなか難しいですが、ネットなら多くの商品から好きなものをセレクトできますからね」(宮内庁関係者)
撮影■雑誌協会代表取材
※女性セブン2016年5月26日号