田原と聖子は今も毎年新曲をリリースし、コンサートツアーも欠かしていない。明菜も休業から復帰し、最近2年でシングル3枚、アルバム2枚を発売している。いわば、3人とも懐メロ歌手ではなく、バリバリの現役歌手なのだ。

 1980年代、トップアイドルの座を争っていた松田聖子と中森明菜は度々不仲説が報じられていたが、当時の音楽番組はもちろん、1991年10月2日の『今夜だけ!! 御本家復活 ザ・ベストテンスペシャル』(TBS系・平均視聴率14.0%)で共演したり、2005年2月14日の『HEY!HEY!HEY! MUSIC CHAMP』(フジテレビ系・平均視聴率15.4%)でボウリング対決をしたりと、大きな障害はないと思われる。

『HEY!~』のプロデューサーだったフジテレビのきくち伸氏は当時、サンケイスポーツの連載で、〈明菜さんと食事したときに、彼女が「聖子さんが『HEY!』でやってるボウリング、私と対決したら絶対におもしろいよ!」と言い出して、まぁそうは言うけどそんなことできるわけないじゃん、と当然そうは思ったのですが、でもまぁ明菜さんがそう言うんだからと、馬鹿を承知で聖子さんのマネジャーさんに話してみたらば、これがなんとオッケーのお返事〉と企画成立の経緯を明かしていた。

 歌手デビュー前にNHK『レッツゴーヤング』でコーラスやバックダンサーを務めた『サンデーズ』のメンバーとしても一緒だった田原と聖子は、お互いを“戦友”と呼ぶほど絆が深い。その一方で、デビュー当時は2人が『ザ・ベストテン』で席が隣になるとファンから抗議が殺到。間に司会の黒柳徹子が入ることで事態を収拾させていたが、新聞のテレビ欄で名前が隣に並んだだけでも、ファンが反応するほどだった。

 田原がジャニーズ事務所独立後、初の音楽番組出演となった1994年5月9日のNHK『ふたりのビッグショー』では2人の共演が実現。『愛と青春の旅立ち』などをデュエットした。2004年12月30日のTBS系『ザ・ベストテン 復刻版スペシャル』では田原の『悲しみTOOヤング』の後、聖子が『Sweet Memories』を歌唱するという豪華リレーを果たしている。この日は明菜も出演していた。

関連記事

トピックス

森高千里、“55才バースデー”に江口洋介と仲良しショット 「妻の肩をマッサージする姿」も 夫婦円満の秘訣は「お互いの趣味にはあれこれ言わない」
森高千里、“55才バースデー”に江口洋介と仲良しショット 「妻の肩をマッサージする姿」も 夫婦円満の秘訣は「お互いの趣味にはあれこれ言わない」
女性セブン
【悠仁さまの大学進学】有力候補の筑波大学に“黄信号”、地元警察が警備に不安 ご本人、秋篠宮ご夫妻、県警との間で「三つ巴の戦い」
【悠仁さまの大学進学】有力候補の筑波大学に“黄信号”、地元警察が警備に不安 ご本人、秋篠宮ご夫妻、県警との間で「三つ巴の戦い」
女性セブン
どんな演技も積極的にこなす吉高由里子
吉高由里子、魅惑的なシーンが多い『光る君へ』も気合十分 クランクアップ後に結婚か、その後“長いお休み”へ
女性セブン
《視聴者は好意的な評価》『ちびまる子ちゃん』『サンモニ』『笑点』…長寿番組の交代はなぜスムーズに受け入れられたのか?成否の鍵を握る“色”
《視聴者は好意的な評価》『ちびまる子ちゃん』『サンモニ』『笑点』…長寿番組の交代はなぜスムーズに受け入れられたのか?成否の鍵を握る“色”
NEWSポストセブン
わいせつな行為をしたとして罪に問われた牛見豊被告
《恐怖の第二診察室》心の病を抱える女性の局部に繰り返し異物を挿入、弄び続けたわいせつ精神科医のトンデモ言い分 【横浜地裁で初公判】
NEWSポストセブン
バドミントンの大会に出場されていた悠仁さま(写真/宮内庁提供)
《部活動に奮闘》悠仁さま、高校のバドミントン大会にご出場 黒ジャージー、黒スニーカーのスポーティーなお姿
女性セブン
『教場』では木村拓哉から演技指導を受けた堀田真由
【日曜劇場に出演中】堀田真由、『教場』では木村拓哉から細かい演技指導を受ける 珍しい光景にスタッフは驚き
週刊ポスト
日本、メジャーで活躍した松井秀喜氏(時事通信フォト)
【水原一平騒動も対照的】松井秀喜と全く違う「大谷翔平の生き方」結婚相手・真美子さんの公開や「通訳」をめぐる大きな違い
NEWSポストセブン
足を止め、取材に答える大野
【活動休止後初!独占告白】大野智、「嵐」再始動に「必ず5人で集まって話をします」、自動車教習所通いには「免許はあともう少しかな」
女性セブン
裏金問題を受けて辞職した宮澤博行・衆院議員
【パパ活辞職】宮澤博行議員、夜の繁華街でキャバクラ嬢に破顔 今井絵理子議員が食べた後の骨をむさぼり食う芸も
NEWSポストセブン
今年1月から番組に復帰した神田正輝(事務所SNS より)
「本人が絶対話さない病状」激やせ復帰の神田正輝、『旅サラダ』番組存続の今後とスタッフが驚愕した“神田の変化”
NEWSポストセブン
大谷翔平選手(時事通信フォト)と妻・真美子さん(富士通レッドウェーブ公式ブログより)
《水原一平ショック》大谷翔平は「真美子なら安心してボケられる」妻の同級生が明かした「女神様キャラ」な一面
NEWSポストセブン