○(米)3月新築住宅販売件数 25日(火)午後11時発表予定
・予想は、58.8万戸
参考となる2月実績は59.2万戸、前月比+6.1%だった。販売増加は2カ月連続で市場予想を上回った。販売価格の中央値は29万6200ドルで前月比-3.9%。3月については2月実績に近い数字が見込まれているが、販売価格の低下は販売増につながる可能性もある。
○(日)日本銀行金融政策決定会合 27日(木)決定会合の終了予定時刻は未定
・予想は、金融政策の現状維持
日銀が3月27日に公表した「金融政策決定会合における主な意見」では、現在の金融市場調節方針のもとで、金融緩和を推進していくとの意見が多数を占めていた。日銀黒田総裁は米ブルームバーグテレビとのインタビューで、「出口戦略を協議するのは時期尚早、物価目標達成はかなり先になる」などの見解を伝えている。地政学的リスク増大への懸念などで為替相場は円高方向に振れており、今回の会合では現行の金融緩和策の枠組みを長期間維持することが改めて表明される見込み。
○(米)3月耐久財受注 27日(木)午後9時30分発表予定
・予想は、前月比+1.5%
参考となる2月実績は+1.8%、2カ月連続の受注増となった。輸送関連を除く数字は前月比+0.4%だったが、「航空機を除く非国防資本財」の受注は-0.1%。2月は民間航空機・同部品の受注増が寄与した。3月については製造業活動がまずまず順調であることから、受注増となる可能性が高い。「航空機を除く非国防資本財」の受注は反動増が予想されている。
○(米)1-3月期国内総生産速報値 28日(金)午後9時30分発表予定
・予想は、前期比年率+1.2%
参考となる昨年10-12月期確報値は前期比年率+2.1%。個人消費の上振れによって改定値+1.9%から0.2ポイント上方修正された。今年1-3月期については、参考となるアトランタ連銀の経済予測モデル「GDPNow」によると前期比年率+0.5%にとどまる。個人消費は伸び悩みが予想されており、成長率は昨年10-12月期の実績値を大幅に下回る見込み。
○主な経済指標の発表予定は、25日(火):(米)4月消費者信頼感指数、28日(金):(日)3月失業率、(日)3月全国消費者物価指数、(米):4月シカゴ購買部協会景気指数
【予想レンジ】
・米ドル/円:107円00銭-111円00銭