表情も口を結んだまま微笑んでいるものがほとんどで、空いた前歯がわかるのはたった3枚しかなかった。いかなる心境の変化があったのか。
「“おしゃれ”にこだわるようになったんです。7月、大手芸能事務所に所属したことでテレビ出演が増えるにつれ、鼻毛や歯をネタにされる機会も増えた。本人も次第に気にするようになり、さる番組でいじられたときは『そんなに(鼻毛が)出ていますか?』と収録後の楽屋で周囲に確認していました。いまはメイクさんに丁寧に処理してもらっています。それだけでなく髪の毛をセットしてもらうなど、容姿に気をつかっています」(前出・芸能関係者)
カレンダーの最終日を締めくくる言葉は〈人生で一番幸せな瞬間は、これからやってくる!〉。77歳にしておしゃれ名人への道を歩み出した。
※週刊ポスト2017年12月22日号