SMAP、嵐など数々の人気アイドルグループを育てたジャニーズ事務所の社長、ジャニー喜多川氏(享年87)の「家族葬」に参列したのは、所属事務所のタレントで総勢100人以上になった。
「参列を所属タレントに限定したのは、元SMAPのメンバーなど事務所を離れたタレントのうち、『誰が来た、来ない』といった話題になるのを避けるためでしょう。タレント以上に、移籍先の事務所への配慮もあったのでしょう」
一方、祭壇の弔花に飾られたネームプレートは現在の所属を問わず歴代のタレントやグループが“年功序列”で並んだ。
「最上段に最初のグループである『ジャニーズ』、その隣に移籍した郷ひろみなどのプレートがセットされていました。ジャニーさんの遺影のすぐ近くにはSMAPが目立つように配置され、現存するグループでなくともその序列はびくともしないものでした」(ベテラン芸能記者)
さらに8月には「お別れの会」が予定されている。
「家族葬では献花もすべて断わっていましたが、お別れ会にはジャニーさんと親交が深かった大手芸能事務所の社長やテレビ各局のトップ、さらにジャニーズ以外の大物芸能人らが勢揃いするはず。近年の芸能界では、まず家族葬や密葬を済ませてから大々的なお別れ会を開き、しっかり各所に生前の感謝に報いるというのが通例になっています」(同前)
※週刊ポスト2019年8月2日号