中国で2018年から全国統一の大学入学試験で、習氏の演説やスローガンを題材にした問題が多く出題されており、習近平氏思想は受験生の必修科目ともなっている。小中高校で習近平思想が必修科目となることで、入学試験での習近平思想の比重が一層高まることが予想される。
中国紙によると、これまでの出題内容は作文試験のテーマとして「新時代の新青年として祖国の発展とともに成長することについて」などで、「新時代」は習近平思想のキーワードだ。また、習氏が2035年までに「社会主義現代化を基本的に実現する」との国家目標を設定したことを踏まえ、未来の学生に向けて手紙を書かせる問題も出されている。