コンビニエンスストアで…
「コンビニエンスストアの店内は、重量のあるものを高く積まない、棚は低くして固定する、強度のあるガラスを使うなど、震災の被害を最小限にする工夫がされています。とはいえ、酒のボトルなどが並ぶ棚の前や、コーヒーマシン、揚げ物用のショーケースなどがあるレジ前からは、距離を取ります」(和田さん)
レストランで食事中に…
「レストランでは、調理場から火災が発生する恐れがあります。高層階は揺れが大きく、店内の食器や棚の倒壊などで負傷する可能性が高い。地下も非常口の状況によっては火災からの避難が遅れる可能性もあります。ですから高層階や地下は避け、店に入ったら非常口を確認。選べるなら避難経路に近い席を確保します」(和田さん)
取材・文/桜田容子 イラスト/大窪史乃、尾代ゆう子
※女性セブン2022年3月24日号