チームの将来を担うバッテリーになる
高卒3年で一軍フル稼働は初めてとなりそうな佐々木朗希との経験が少ないコンビとなることについても、こんなふうに期待を寄せる。
「(経験の少なさは)関係ないと思うね。逆にやりやすいんじゃないかな。佐々木の出身校である大船渡高は上下関係もない穏やかな学校だったし、ロッテでの2年間も大切に育ててもらっているとはいえ、注目されることでの苦労もあった。それだけに、先輩捕手を差し置いて抜擢される松川の立場も理解しているでしょう。将来のロッテを支えるバッテリーとして同じ方向を向きやすい。いいコンビになると思うよ。
松川と安田が目指さないといけないのは1シーズン通して戦うことよりも、起用された試合でがむしゃらにやることだろうね。高校や大学での1試合とは違うからね。それも15~16人のピッチャーとバッテリーを組まないといけない。大変な苦労ですが、それをこなすだけ素質は2人ともあると思う」
シーズンが終わる頃に、新人捕手2人の評価がどのようなものになっているか、今から楽しみだ。