国内

秋篠宮の告白“小室圭さんの仕事への評価”と意外な“幼少期のエピソード”

秋篠宮の胸中とは(時事通信フォト)

秋篠宮の胸中とは(時事通信フォト)

 コン、コン。ドアのノック音とともに、対話劇は幕を開ける。「寒いですねえ」。部屋に入ってくるなり、そう切り出すのは秋篠宮である。それに応じるのは元毎日新聞編集委員のジャーナリスト・江森敬治氏だ。たわいもない話題に始まり、父親の退位や長男の進学などについて会話は深まっていく。このたび江森氏が上梓する『秋篠宮』(小学館刊)には、そんなやりとりが生々しく描かれている。5月11日の同書発売に合わせて、秋篠宮の肉声を独占掲載する。【全3回の第1回】

 * * *
 記者会見を除き、皇族の言葉が表に出るのは極めて異例だ。本書のベースとなった江森氏の秋篠宮邸訪問は、この5年間で37回を数えるという。

 江森氏は妻が学習院大学経済学部の副手をしていた関係で、紀子妃やその父の故・川嶋辰彦氏(学習院大学名誉教授)と知り合った。その後、結婚したばかりの秋篠宮夫妻が京都を訪問した際、初めて面会した。以来、交流は約30年に及ぶ。

 本書の執筆動機について江森氏は「世間で報じられる秋篠宮像と実際のそれの間にあまりにもギャップがありましたから」と説明する。例えば、長女の結婚についても多くの誤解が生じたという。

「パラリーガルのままでよいですよ」(以下、秋篠宮の発言は同書より)

 これは小室眞子さんの婚約内定が報じられた直後の2017年6月に、江森氏が聞いた言葉である。

 パラリーガルというのは弁護士の指示、監督のもとに法律事務にたずさわる仕事だ。年収はおよそ300万円とも言われ、眞子さんの結婚相手の職業として不安視する声まであった。だが秋篠宮は、「いまのお仕事が定職ですよ」と答えたという。

 小室圭氏がニューヨーク州の弁護士試験に二度落ちたことに対し、さも新婚生活の土台が築かれていないかのように報じられる。だが、父親は当初から若き二人に過度な重圧はかけていなかった。

関連記事

トピックス

「夢みる光源氏」展を鑑賞される愛子さま
【9割賛成の調査結果も】女性天皇についての議論は膠着状態 結婚に関して身動きが取れない愛子さまが卒論に選んだ「生涯未婚の内親王」
女性セブン
勝負強さは健在のDeNA筒香嘉智(時事通信フォト)
DeNA筒香嘉智、日本復帰で即大活躍のウラにチームメイトの“粋な計らい” 主砲・牧秀悟が音頭を取った「チャラい歓迎」
週刊ポスト
『虎に翼』の公式Xより
ドラマ通が選ぶ「最高の弁護士ドラマ」ランキング 圧倒的1位は『リーガル・ハイ』、キャラクターの濃さも話の密度も圧倒的
女性セブン
羽生結弦のライバルであるチェンが衝撃論文
《羽生結弦の永遠のライバル》ネイサン・チェンが衝撃の卒業論文 題材は羽生と同じくフィギュアスケートでも視点は正反対
女性セブン
“くわまん”こと桑野信義さん
《大腸がん闘病の桑野信義》「なんでケツの穴を他人に診せなきゃいけないんだ!」戻れぬ3年前の後悔「もっと生きたい」
NEWSポストセブン
中村佳敬容疑者が寵愛していた元社員の秋元宙美(左)、佐武敬子(中央)。同じく社員の鍵井チエ(右)
100億円集金の裏で超エリート保険マンを「神」と崇めた女性幹部2人は「タワマンあてがわれた愛人」警視庁が無登録営業で逮捕 有名企業会長も落ちた「胸を露出し体をすり寄せ……」“夜の営業”手法
NEWSポストセブン
中森明菜
中森明菜、6年半の沈黙を破るファンイベントは「1公演7万8430円」 会場として有力視されるジャズクラブは近藤真彦と因縁
女性セブン
食品偽装が告発された周富輝氏
『料理の鉄人』で名を馳せた中華料理店で10年以上にわたる食品偽装が発覚「蟹の玉子」には鶏卵を使い「うづらの挽肉」は豚肉を代用……元従業員が告発した調理場の実態
NEWSポストセブン
撮影前には清掃員に“弟子入り”。終了後には太鼓判を押されたという(時事通信フォト)
《役所広司主演『PERFECT DAYS』でも注目》渋谷区が開催する「公衆トイレツアー」が人気、“おもてなし文化の象徴”と見立て企画が始まる
女性セブン
17歳差婚を発表した高橋(左、共同通信)と飯豊(右、本人instagramより)
《17歳差婚の決め手》高橋一生「浪費癖ある母親」「複雑な家庭環境」乗り越え惹かれた飯豊まりえの「自分軸の生き方」
NEWSポストセブン
店を出て染谷と話し込む山崎
【映画『陰陽師0』打ち上げ】山崎賢人、染谷将太、奈緒らが西麻布の韓国料理店に集結 染谷の妻・菊地凛子も同席
女性セブン
昨年9月にはマスクを外した素顔を公開
【恩讐を越えて…】KEIKO、裏切りを重ねた元夫・小室哲哉にラジオで突然の“ラブコール” globe再始動に膨らむ期待
女性セブン