フライを背走して追いつくもクラブで弾いて落球 したブリンソン(9月1日)

フライを背走して追いつくもクラブで弾いて落球 したブリンソン(9月1日)

DeNA戦では打率4割2分4厘と好相性

 23日の広島戦ではボーンヘッドこそなかったが、1点を追う2回裏無死1、2塁で打席に立つとセカンドゴロ併殺打でチャンスを潰した。4回にはレフト前ヒットを放ったものの、8回には代打・ウォーカーを送られ、ベンチに下がった。

「普通に考えれば、スタメンはベテランの丸佳浩でいいはずです。体調の不安や故障があったのかと思いましたが、9回に代打で出ている。丸は20日からの阪神2連戦で初戦はホームラン、2戦目はマルチ安打と打っています。確かにこの日の広島の先発・森下暢仁相手には今季10打数1安打と打てていませんが、今の巨人を考えれば外す選手ではない。

 丸の代わりに、ボーンヘッドの危険性を持つブリンソンをスタメンで使う必要はあったのか。丸をスタメン起用できない事情があったのなら、守備も走塁も安定しているセンター・重信慎之介でいい。もしくはセンターを梶谷隆幸にして、レフト・ウォーカー、ライト・秋広優人という布陣でもいい。ウォーカーの守備が不安というなら、ブリンソンの走塁や守備はもっと不安でしょう」

 とはいえブリンソンは、3位を争うDeNA戦で打率4割2分4厘と大いに当たっている。そしてCSをかけた24日からの3連戦でDeNAは初戦エースの今永昇太、3戦目には最多勝濃厚の東克樹という両左腕が予想される。

「ブリンソンは今永には3打数ノーヒット2三振ですが、東には16打数8安打と打ちまくっています。原監督は、中田翔の代わりに長打も期待できるバッターとしてブリンソンを一軍に戻したのでしょう。広島戦でスタメン起用したのですから、DeNA戦でも同様か、大事なところで使うのでは。ブリンソンとしても期待に応えたいところでしょう。

 とはいえ、そこでまたボーンヘッドをしたら、原監督は何とコメントするのか。仮にブリンソンがホームランを打つなど打撃面でプラスの活躍をしたとしても、凡ミスをしたら何倍ものマイナスになりかねない。あまりに危険すぎる選手起用だと思います。はたしてこの采配が吉と出るか、凶と出るか」

 広島戦を終わって、ブリンソンの成績は打率2割5分、11本塁打、34打点。この数字でも期待をかけなければならないところに、今季の巨人の苦しさがあるのかもしれない。

関連キーワード

関連記事

トピックス

西城秀樹さんの長男・木本慎之介がデビュー
《西城秀樹さん七回忌》長男・木本慎之介が歌手デビューに向けて本格始動 朝倉未来の芸能事務所に所属、公式YouTubeもスタート
女性セブン
有村架純と川口春奈
有村架純、目黒蓮主演の次期月9のヒロインに内定 『silent』で目黒の恋人役を好演した川口春奈と「同世代のライバル」対決か
女性セブン
林田理沙アナ。離婚していたことがわかった(NHK公式HPより)
離婚のNHK林田理沙アナ(34) バッサリショートの“断髪”で見せた「再出発」への決意
NEWSポストセブン
フジ生田竜聖アナ(HPより)、元妻・秋元優里元アナ
《再婚のフジ生田竜聖アナ》前妻・秋元優里元アナとの「現在の関係」 竹林報道の同局社員とニアミスの緊迫
NEWSポストセブン
小泉氏は石破氏に決起を促した
《恐れられる“純ちゃん”の政局勘》小泉純一郎氏、山崎拓氏ら自民重鎮OBの会合に石破茂氏が呼ばれた本当の理由
週刊ポスト
大谷翔平(左/時事通信フォト)が伊藤園の「お〜いお茶」とグローバル契約を締結したと発表(右/伊藤園の公式サイトより)
《大谷翔平がスポンサー契約》「お〜いお茶」の段ボールが水原一平容疑者の自宅前にあった理由「水原は“大谷ブランド”を日常的に利用していた」
NEWSポストセブン
かつて問題になったジュキヤのYouTube(同氏チャンネルより。現在は削除)
《チャンネル全削除》登録者250万人のYouTuber・ジュキヤ、女児へのわいせつ表現など「性暴力をコンテンツ化」にGoogle日本法人が行なっていた「事前警告」
NEWSポストセブン
撮影現場で木村拓哉が声を上げた
木村拓哉、ドラマ撮影現場での緊迫事態 行ったり来たりしてスマホで撮影する若者集団に「どうかやめてほしい」と厳しく注意
女性セブン
5月場所
波乱の5月場所初日、向正面に「溜席の着物美人」の姿が! 本人が語った溜席の観戦マナー「正座で背筋を伸ばして見てもらいたい」
NEWSポストセブン
氷川きよしの白系私服姿
【全文公開】氷川きよし、“独立金3億円”の再出発「60才になってズンドコは歌いたくない」事務所と考え方にズレ 直撃には「話さないように言われてるの」
女性セブン
被害者の平澤俊乃さん、和久井学容疑者
《新宿タワマン刺殺》「シャンパン連発」上野のキャバクラで働いた被害女性、殺害の1か月前にSNSで意味深発言「今まで男もお金も私を幸せにしなかった」
NEWSポストセブン
広末涼子と鳥羽シェフ
【幸せオーラ満開の姿】広末涼子、交際は順調 鳥羽周作シェフの誕生日に子供たちと庶民派中華でパーティー
女性セブン