傷心の聖子に配慮が欠ける
昭和の歌姫といえば、欠かせないのが松田聖子(61才)。2021年12月に愛娘の神田沙也加さん(享年35)が亡くなり、直前になって紅白出演を辞退。昨年もオファーはあったものの、聖子側が断ったという。
「昨年は、工藤静香さんが長女のCocomiさんと母娘共演をしています。その同じ舞台に傷心の聖子さんを立たせるとは配慮に欠けると、聖子さん側が固辞したとされています」(前出・芸能関係者)
しかし、体調に不安を抱えているわけではなく、関係者は「オファーがあれば」と語る。復活が待たれる昭和の歌姫といえば、中森明菜(58才)を心待ちにするファンも多い。10月30日には、新たに録音された『北ウイング-CLASSIC-』がラジオで放送され、関係者の間では期待が高まっている。
「昨年デビュー40周年を迎え、今年の夏場はボイストレーニングに専念。順調にアルバムなどの再リリースが進んでいる印象です」(前出・音楽関係者)
NHK側の体制も、明菜の出場の追い風になっているという。
「今年はジャニーズ騒動の余波もあり、キャスティングはメディア総局長案件となっています。とはいえ、実質的に現場を仕切る可能性が高いのは『SONGS』の元チーフプロデューサーとされていて、彼は2014年に明菜さんが久々に紅白に出場したときの演出担当者です」(前出・NHK関係者)
気心の知れたスタッフの存在が、明菜に約10年ぶりの再出場を決意させるだろうか。歌姫たちのほかにも、サプライズは仕掛けられている。その筆頭に挙げられるのが男闘呼組だ。
「1993年に活動を休止したものの、2022年夏から1年間の期間限定で活動を再開していました。芸能界を退いていた成田昭次さんを口説いて彼らを再結成に導いたのは、紅白の常連・MISIAさんの事務所関係者であることもあり、出場が有力視されています」(前出・音楽関係者)