連日の精力的なテレビ、ラジオ出演に加え、ゴルフにハマっていることや、食欲旺盛であることを明かすなど、いまの中居正広(51才)を見ているとまさに健康そのもの。しかし、彼は昨年の病によって長くつきあっていかなければならない不安要素を抱えていて──。
昨年のこの時期、中居正広は耐え難い苦痛に見舞われていた。病の影響で頬はこけ、首や肩はほっそりし、目はくぼんでいた。声を張り上げようとすればするほどかすれてしまうその姿は、あまりに痛々しく、ファンを心配させた。
あれから1年。現在の中居は以前と同じ姿とまでは言えないが、頬はいくらかふっくらし、肌ツヤもよく、声にも張りが戻っている。
「全快」とも言える状況。だが──。
「完全に元に戻ってはいません。というか、元の状態に戻ることはあり得ない大手術を乗り越えたから、いまがあるんです」
そう明かすのは、中居の知人だ。一体、中居は何に苦しんでいたのか。1年が経ってようやく伝わってきた壮絶な闘病の一部始終──。
中居が急性虫垂炎を発症し、入院したことを明かしたのは昨年7月中旬のことだった。手術の2日後には退院したが、その後も体調は回復せず、昨年10月にレギュラー番組の『中居正広のキャスターな会』(テレビ朝日系)を2週連続で欠席。10月15日に同番組で復帰したものの、変わり果てた姿にファンや関係者は騒然とした。
「久々にテレビに登場した中居さんは明らかにやせて、眼光も弱々しく、関係者からも心配の声があがりました」(テレビ局関係者)
同じ頃、『週刊新潮』(10月27日発売号)が、急性虫垂炎の手術と前後して「盲腸がん」が見つかり、9月に腫瘍摘出の手術を受けたと報じた。
「報じられた内容には言及しないまま、11月には中居さん自ら『1か月ほど活動を休止する』と発表し、さらに12月には、年内いっぱいまで休養期間を延長することを報告しました。
復帰時の見た目の異変と、休養の延長から、周囲は“再入院して再手術を受けたのだろう”と受け取り、重病説が囁かれました」(前出・テレビ局関係者)
それから約1年──テレビの前ではこれまでと変わらぬ姿を見せる中居だが、とある芸能関係者は「つらそうなときもあります」と話す。
「以前と比べ、食べる量がぐっと減りました。食べたい気持ちはあるものの、体が受け付けていないように見えます」