いつもと違う京都旅。星にゆかりの地をめぐり、辰を探して開運を祈る!
【大将軍八神社】京都府京都市上京区一条御前通西入3丁目西町48
陰陽道で「大将軍神」と呼ばれる、方位の吉凶を司る神様をお祀りする神社。建築・移動・旅行の際の方除け、厄除けにご利益が。江戸時代に用いられた占星術や天文学の文献が多数所蔵されている。北極星を中心に、星を表す神像で天空を表現した「立体星曼荼羅」は圧巻!
【晴明神社】
平安時代の陰陽師「安倍晴明公」を祀る。陰陽道に用いられる祈祷呪符「五芒星」がいたるところに施され、厄除け、魔除けにご利益があるといわれる。
【伏見稲荷大社】
1300年にわたって、商売繁昌・五穀豊穣の神様として信仰を集め、「お稲荷さん」と親しまれる。外拝殿の軒下には「黄道十二宮」の鉄灯籠が吊るされている。
《牛の像を祀る神社で運をチャージ》
北野天満宮の牛の像。撫でるとご利益があることから「撫牛」といわれ、表参道などに10数体が奉納されている。その他、吉祥院天満宮、菅原院天満宮神社をはじめ、松ヶ崎大黒天、白峯神宮、虚空蔵法輪寺などにも牛の像が。
占星術では、5月まで幸運の星が牡牛座に滞在。年明けから春までに神社へ出向くなら、牛の像を祀る神社へ行ってみては。丑の年に生まれ、丑の日に亡くなった菅原道真公を祀った天満宮には、牛の像が多くある。不調の場所を撫でて、災いを除いて健康に。
【実相院門跡】京都府京都市左京区岩倉上蔵町121
病気快癒、受験、結婚、子授けのご利益があり、お礼参りに伺う人も後を絶たない元天台宗寺門派のご門跡。格式高い寺院の中でも、星を巡る旅では見逃せないのが、夏のみ公開されている星図屏風。金屏風に深みのある藍色で描かれた星々の図の中にはインドから伝わった宿曜占星術で用いられる二十八宿も。