そのリリースの中に《イモ欽の不在のフツオくんのパートをお客様にご参加頂く機会を作る等、お客様参加型のイベントとして来年以降も継続、拡大して開催》とあったので、「フツオくん、練習していきますね」と返信はしました、確かに。
実は前出のキャスタードライバー時代、先輩と女性ADさんと度々余興で『ハイスクールララバイ』をフツオくんとして歌い、踊っていたため、ノリでそう送ったのです。
そしたら「誰もいないんで、山田サンぜひ」と……!! ワルオくんの西山浩司サンと、急遽ヨシオくん役となった、つちやかおりサンの間で、約40年ぶりに『ハイスクールララバイ』をやらせていただきました。ミーハーにも強心臓にも程がありますよね。その後MCコーナーでもしゃべらせていただき、メンバーから「生き字引き」とお褒めいただきました(笑い)。
中盤には10代からディスコ通いをしていた(!)アンナさんによる選曲で『テイク・オン・ミー』『フリーダム』が流れ、フロアで踊りまくって息切れを起こした野々村サンからは「ぼくがドラマで共演した女性は斉藤由貴チャン(57才)、河合その子ちゃん(58才)、伊藤かずえチャン、全員売れた」との自虐トークが。
自虐といえばアンナさんは「やれって言われたけど、さすがに私は『ウキウキWATCHING』は遠慮しました」と(苦笑)。
思えば「山田EYEモード」1回目のゲストで、当時は元カレについてのトークが遠慮がちだったアンナさんが、こんなジョークを軽やかに言えちゃうすてきなマダムになられたことにも感涙しました。
2回目、3回目がいまから楽しみな“タイムスリップ”、読者の皆様、次回はぜひご一緒いたしましょう!
構成/山田美保子
『踊る!さんま御殿!!』(日本テレビ系)などを手がける放送作家。コメンテーターとして『ドデスカ!+』(メ〜テレ)、『1周回って知らない話』(日本テレビ系)、『サンデージャポン』(TBS系)に出演中。CM各賞の審査員も務める。
※女性セブン2024年1月4・11日号