和やかな雰囲気で取材が進んだ

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「1話好きな人は2話好きじゃないし、2話好きな人は1話は好きじゃない」

『CITY LIVES』は第1話が放送されると話題を呼び、TVerの見逃し配信も手伝い、SNS等で大きな反響があった。絶賛する中には佐久間宣行らもいた。もちろんSFファンやフェイクドキュメンタリー好きは目の肥えた人が多い。賛否両論もあった。

小林:みんな100%満足させることはできないと思うんですよ。「『パシフィック・リム』超好きだけど、言いたいことは2000個ある!」みたいな(笑)。だからひとまず僕らの好きなことをやり尽くすから、良かったら楽しんでくださいくらいの気持ちでしたね。刺さる人には刺さってくれって思いながら投げた感じです。

針谷:モキュメンタリーをこんなに受け入れてもらえたのは意外でした。

小林:僕ら的には1話はだいぶクセのある“発酵した何か”を出した気持ちだったんですけどね。逆に今思うと僕らは連ドラというものをあんまりわかってなくって。今回の構成は、3話まとめて見るのならいいと思うんですけど、各話の質感をズラしているから、次の放送まで1週間空いた時に「期待してたものが来なかった」って感覚にもなりうるんだなと。僕らはサービスで裏切ったつもりだったんですけど、「さっきのが良かった」みたいな(笑)。

針谷:編集している段階で「1話好きな人は2話好きじゃないし、2話好きな人は1話は好きじゃないかも」とは言っていたよね。そこは難しかったですね。

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