「ふたりは軽口を叩きあうような雰囲気で、少し笑みもこぼしていました。藤原議員は会見で『触っているのか』と聞かれて『触ってないです』と答えたときにもテレビカメラの前でニヤニヤしていたことが批判されていましたが、自民党のベテラン議員の中には、そんな様子を見て“党にどれだけダメージを与えているのかわかっているのか”“反省しているように見えない”と怒り心頭です」(全国紙の政治部記者)
中曽根康隆氏は、2019年11月に亡くなった中曽根康弘元総理(享年101)を祖父、現職の参議院議員である中曽根弘文氏(78)を父に持つサラブレッドとして知られる。
「康隆氏は180センチ近い高身長で、イケメン議員と評判です。おまけに、慶應義塾大学法学部を卒業後は米コロンビア大の大学院で学んだというインテリでもあります。生粋の慶應ボーイで、嵐の櫻井翔さんとも親しい関係だとか。小泉進次郎氏と並び、“自民党のプリンス”や“未来のエース候補”と期待される存在です」(政治記者)
そんな康隆氏は、祖父の康弘氏から多くのことを学んだと公言している。大学時代には、祖父から「ゼミのメンバーを集めてほしい」と言われたという。若者が日本に対してどんな意見を持っているか、生の声を聞いて政策に活かそうというのだ。
祖父は、外交・安全保障・教育などに関連する書籍を読んでは、付箋を貼って線を引いていた。それを家の中の目立つところに置いて、若き康隆氏に読むことを促していた。そうした偉大な祖父の姿勢を受けて、康隆氏は「頭の中で常に国のことを考えている。その姿は強く印象に残っています」と語ったこともある。
露出度が高い女性たちが踊っていた過激パーティーの最中も、康隆氏は祖父の教え通り頭の中では「国のこと」を考えていたのだろうか。