どこかの業者と協業し、ドッグフードの販売などを手掛けるペット事業を始めようとしていたのだろうか。前出のスポーツジャーナリストが証言する。
「水原氏から日本のあるインフルエンサーに“ペットフードに関するビジネスを始めるので通販事業に関する相談にのってほしい”という依頼があったと聞きました。水原氏の周囲でペットといえば、自分たち夫妻の愛犬のほかにも、大谷選手の『デコピン』や、同じチームの山本由伸選手の愛犬『みかん』がいます。
今回の騒動がなければ、こういった野球選手たちの愛犬も関わる形で、ワンちゃん向けのかわいらしいケーキ缶が販売されていたのかもしれません」(前出・スポーツジャーナリスト)
このスポーツジャーナリストによると、“有名人のペット”は、ビジネスのタネになりやすいという。
「選手それ自体には肖像権やさまざまな権利関係が発生しますが、それに比べると、“選手のペット”を取り巻く権利関係はだいぶ緩く、ロスではデコピンTシャツの海賊版が飛ぶように売れていると聞きます。ペットがビジネスになると見込んだ業者などが水原さんに声をかけていた可能性もあります」(前出・スポーツジャーナリスト)
ペットフードビジネスが軌道に乗っていれば、水原氏にも違った未来があったのだろうか。