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インフルエンザ新予防法 意識して“ごっくん”をすること

爆発的な増加を見せているインフルエンザ。予防接種を受けていたはずの滝川クリステルもダウンした。ワクチンでも完全な予防にはならない…とすると、大事なのは日々の予防策。体の内側から外側から、毎日簡単に実行できる新対策を専門家の方々に聞きました。

【外出時はマスク+ガムでWブロック!】
人間の唾液には外敵から身を守る殺菌・抗菌成分が含まれている。杏林大学名誉教授の石川恭三さんはこう語る。
「ガムを噛むと唾液の分泌が促され、口内を殺菌しながら乾燥も防ぎます」

【濡れタオルでウイルスをキャッチ】
部屋の中で濡れたタオルをぶんぶん振り回す方法を勧めるのは水嶋クリニックの水嶋丈雄院長。
「ウイルスがタオルに付着し、室内のウイルスを少しですが減らせます」
ただし振り回したタオルは、漂白剤で殺菌してからすぐに洗濯機へ。

【うがいよりも歯みがきが大事】
ウイルスは15分で細胞内に侵入するため、実はうがいはウイルスがのどにはいった直後にしなければあまり意味がないともいわれる。東京歯科大学名誉教授の奥田克爾さんは、
「ほとんどの細菌はうがいで洗い流すことは難しく、きちんとした歯みがきが必要。歯の間や歯と歯茎の境目など細菌のたまりやすいところはていねいに磨いて」という。
歯みがきをていねいにすることで、インフルエンザの発症率が10分の1に抑えられたというデータもあるという。

【お茶や紅茶はちょびちょびと飲む】
緑茶や紅茶に含まれるカテキンはウイルスをのどの細胞にはいり込ませない作用がある。
「さらに、ちびちびと飲めばのどが何度も“ごっくん”となり、うがいでは届かないのどの奥までカテキン成分が届きます」(石川さん)。
意識して“ごっくん”してみよう。

※女性セブン2011年2月17日号

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