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83才患者 鬼看護師が怖すぎてナースコールが押せずおもらし

京都の病院であった看護助手による「爪はがし事件」。容疑者は「仕事のストレスがたまっていた」と供述しているが、医療現場のストレスは決して彼女特有のものではないという。今回のように事件として表面化したケースは氷山の一角。看護師による患者いじめが水面下で、日常的に行われている病院も少なくない。最も多いのは“精神的な暴力”だろう。

「看護師さんが忙しいのはよくわかりますよ。でも、横柄な態度をとるにも限度がある。妻は看護師さんに脅えて、お漏らしまでしてしまったんですよ」

そう憤るのは、1週間前に腸閉そくで83才の妻を緊急入院させたA男さん(東京都・78)。A男さんの妻が入院したのは都内にある大きな民間病院。

「入院当日に下着やパジャマを持っていったら、いきなり看護師さんに怒鳴りつけられたんです。『パジャマは前開きのものじゃないと着替えが大変なんですっ。そんなの常識じゃないか!』と。それはもうすごい剣幕で」

A男さんの妻も何かと叱責や舌打ちをされ、看護師にものを頼むことができなくなったという。

「トイレに行きたくて妻がナースコールを押したんですが、出たのがその看護師さん。用を告げると、『ちょっと待って』といったきり、来なかった。もう一度呼ぶべきだったんでしょうが、妻はあの怖い顔が浮かんでボタンが押せなかった。とうとうお漏らしをしてしまったら、そのタイミングで彼女が来て、『ったく、もう、はあああ~~』と、相部屋全員に聞こえるようにため息を繰り返したそうです」(A男さん)

※女性セブン2011年9月22日号

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