ライフ

手荒れの季節 洗剤選びと“ながらパック”で手肌の潤いケア

中野あおい先生オススメの手肌ケア アイテム

 天気予報では紫外線情報に代わり、乾燥情報が流れるようになってくるこの時期、気になり始めるのが手荒れ。「手肌年齢で10歳以上老けて見える」「手・指は顔に比べて6倍も新陳代謝が遅い」というニュースが注目を集めたように、女性にとって手荒れは大きな悩みのひとつ。

「手肌が乾燥すると、皮膚のバリア機能が低下して、あかぎれや手湿疹の原因になることもあります。ですからこれからの季節は、日頃から乾燥対策を取り入れることが必須です」と、あおいクリニック銀座の美容皮膚科・内科医の中野あおい先生は言う。

 前回のインタビューでも手軽にできるケアを教えてくれた中野先生に、今すぐ始めるべき手肌の乾燥対策とケア方法についてお話を聞いた。

「手荒れはまず、指先に表れます。爪の周りにささくれができ始めたら要注意。今のうちにケアしておかないと、大掃除の時期にはさらに乾燥して、ボロボロになってしまいます」(中野先生・以下「 」内同)

■潤いを“守る”ためには洗剤選びが重要

 20~50代の主婦600名に行った「手・指のトラブルの原因と思われる家事」についてのアンケート(P&G調べ)では、以下の通り「食器洗い」が大差でトップとなっている。

1位:食器洗い 83.0%
2位:料理 45.7%
3位:風呂の掃除 29.2%
4位:洗濯 28.3%
5位:部屋の掃除 21.2%

 中野先生によると、手肌の乾燥対策でもっとも大切なのは「潤いを逃さないこと」だという。

「手肌の乾燥の大きな原因となるのが、食器洗いや掃除などの水仕事です。ゴム手袋を使うのはもちろん重要ですが、見落としがちなのは“手肌にダメージを与えない洗剤”を選ぶこと。

 水仕事の中でも食器洗いは毎日必ず行うものですから、ここで潤いを逃さないことは、手肌にとって大きなプラスになります」

 食器洗い用洗剤は、手肌の潤いを流しにくくする『ジョイ モイストケア』を愛用。

「洗うのはコップ1個だけだから……と、ゴム手袋をつけるのが面倒な時もこれなら安心。

 この洗剤を切らしてしまって別の洗剤で同じように洗い物をしていたら、急に手肌がボロボロになって、焦ってしまいました。(笑)普段何気なく使っているつもりでも、こういう時に“良さ”を実感しますね」

 また掃除をする際などは、医療用の薄いゴム手袋(100円ショップなどで販売している薄いゴム手袋でOK)を使用。「この時にハンドクリームをたっぷり塗ってからゴム手袋をつければ、家事の間に美容成分が浸透してハンドパックの効果も」といった “ながら美容”法は、忙しい主婦にもぴったり。

関連記事

トピックス

遠野なぎこ(本人のインスタグラムより)
《女優・遠野なぎこのマンションで遺体発見》近隣住民は「強烈な消毒液の匂いが漂ってきた」「ポストが郵便物でパンパンで」…関係者は「本人と連絡が取れていない」
NEWSポストセブン
盟友である鈴木容疑者(左・時事通信)への想いを語ったマツコ
《オンカジ賭博で逮捕のフジ・鈴木容疑者》「善貴は本当の大バカ者よ」マツコ・デラックスが語った“盟友への想い”「借金返済できたと思ってた…」
NEWSポストセブン
フリー転身を発表した遠野なぎこ(本人instagramより)
「救急車と消防車、警官が来ていた…」遠野なぎこ、SNSが更新ストップでファンが心配「ポストが郵便物でパンパンに」自宅マンションで起きていた“異変”
NEWSポストセブン
モンゴルを訪問される予定の雅子さま(撮影/JMPA)
雅子さま、「灼熱のモンゴル8日間」断行のご覚悟 主治医とともに18年ぶりの雪辱、現地では角界のヒーローたちがお出迎えか 
女性セブン
米田
《チューハイ2本を万引きで逮捕された球界“レジェンド”が独占告白》「スリルがあったね」「棚に返せなかった…」米田哲也氏が明かした当日の心境
週刊ポスト
詐称疑惑の渦中にある静岡県伊東市の田久保眞紀市長(左/Xより)
「『逃げも隠れもしない』と話しています」地元・伊東市で動揺広がる“学歴詐称疑惑” 田久保真紀市長は支援者に“謝罪行脚”か《問い合わせ200件超で市役所パンク》
NEWSポストセブン
佐々木希と渡部建
《六本木ヒルズ・多目的トイレ5年後の現在》佐々木希が覚悟の不倫振り返り…“復活”目前の渡部建が世間を震撼させた“現場”の動線
NEWSポストセブン
東川千愛礼(ちあら・19)さんの知人らからあがる悲しみの声。安藤陸人容疑者(20)の動機はまだわからないままだ
「『20歳になったらまた会おうね』って約束したのに…」“活発で愛される女性”だった東川千愛礼さんの“変わらぬ人物像”と安藤陸人容疑者の「異変」《豊田市19歳女性殺害》
NEWSポストセブン
児童盗撮で逮捕された森山勇二容疑者(左)と小瀬村史也容疑者(右)
《児童盗撮で逮捕された教師グループ》虚飾の仮面に隠された素顔「両親は教師の真面目な一家」「主犯格は大地主の名家に婿養子」
女性セブン
組織が割れかねない“内紛”の火種(八角理事長)
《白鵬が去って「一強体制」と思いきや…》八角理事長にまさかの落選危機 定年延長案に相撲協会内で反発広がり、理事長選で“クーデター”も
週刊ポスト
たつき諒著『私が見た未来 完全版』と角氏
《7月5日大災害説に気象庁もデマ認定》太陽フレア最大化、ポピ族の隕石予言まで…オカルト研究家が強調する“その日”の冷静な過ごし方「ぜひ、予言が外れる選択肢を残してほしい」
NEWSポストセブン
大阪・関西万博で、あられもない姿をする女性インフルエンサーが現れた(Xより)
《万博会場で赤い下着で迷惑行為か》「セクシーポーズのカンガルー、発見っ」女性インフルエンサーの行為が世界中に発信 協会は「投稿を認識していない」
NEWSポストセブン