TV・雑誌でも活躍中の美容皮膚科医 中野あおい先生


■外出時には手袋がマスト!

 ファッションアイテムとしても活躍する手袋。おしゃれ&冷え防止……だけ、と思いきや保湿効果も期待できる。

「外気に触れると、手肌は気づかないうちに乾燥してしまうので、手袋を使うのはオススメ。携帯用のハンドクリームを持ち歩き、外出先でもこまめに塗るようにしましょう」

 ハンドクリームを塗る時は手のひらや甲など、広い部分だけにつけがちだが指先や爪にも、しっかり“すり込む”ことが大切だ。

■“潤いを与える”ケアは2段重ねで

 朝晩のフェイシャルケアには、化粧水や美容液、クリームと複数のアイテムを使うのが当たり前だが、手肌のケアはハンドクリームのみ――という人も多いはず。ところが中野先生は、「手肌にも、顔と同じように2つ以上のアイテムを使うと効果的」という。

「まず、さらっとした美容液のようなタイプで有効成分を与え、その上にこっくりとしたクリームタイプのものを重ねて、潤いをしっかり封じ込めます。こうするとかなり激しく乾燥した手肌も、しっとりと落ち着いてきますよ。

 最近のお気に入りとしては、『uka ハンドトリートメント』シリーズの『ローション』と『バター』を2段重ねしています」

 このほか手肌の状態に合わせて、使い切りタイプのハンドパックを活用。日々のちょっとしたケアと合わせて、気になる時のしっかりケアも大事にしたい。

 医学的に『指先は健康のバロメーター』といわれる。貧血などの症状が爪に表れることがあるからだ。一方で年齢が表れやすく、ダメージからなかなか回復しにくい手肌は『若さと美のバロメーター』といえるだろう。

 乾燥が日に日に厳しくなるこの時期、1日一度は手肌をじっくりチェックしつつ、洗剤からパックまで多彩なアイテムを取り入れ、手荒れの季節を逆に“しっかりケアの季節”にできれば、手肌から若さと美しさをUPできるチャンスだ。

関連記事

トピックス

新恋人のA氏と腕を組み歩く姿
《そういう男性が集まりやすいのか…》安達祐実と新恋人・NHK敏腕Pの手つなぎアツアツデートに見えた「Tシャツがつなぐ元夫との奇妙な縁」
週刊ポスト
女優・八千草薫さんの自宅が取り壊されていることがわかった
《女優・八千草薫の取り壊された3億円豪邸の今》「亡き夫との庭を遺してほしい」医者から余命宣告に死の直前まで奔走した土地の現状
NEWSポストセブン
あとは「ワールドシリーズMVP」(写真/EPA=時事)
大谷翔平、残された唯一の勲章「WシリーズMVP」に立ちはだかるブルージェイズの主砲ゲレーロJr. シュナイダー監督の「申告敬遠」も“意外な難敵”に
週刊ポスト
左から六代目山口組・司忍組長、六代目山口組・高山清司相談役/時事通信フォト、共同通信社)
「六代目山口組で敵う人はいない」司忍組長以上とも言われる高山清司相談役の“権力” 私生活は「100坪豪邸で動画配信サービス視聴」も
NEWSポストセブン
35万人以上のフォロワーを誇る人気インフルエンサーだった(本人インスタグラムより)
《クリスマスにマリファナキットを配布》フォロワー35万ビキニ美女インフルエンサー(23)は麻薬密売の「首謀者」だった、逃亡の末に友人宅で逮捕
NEWSポストセブン
クマ被害で亡くなった笹崎勝巳さん(左/バトル・ニュース提供、右/時事通信フォト)
《激しい損傷》「50メートルくらい遺体を引きずって……」岩手県北上市・温泉旅館の従業員がクマ被害で死亡、猟友会が語る“緊迫の現場”
NEWSポストセブン
財務官僚出身の積極財政派として知られる片山さつき氏(時事通信フォト)
《増税派のラスボスを外し…》積極財政を掲げる高市早苗首相が財務省へ放った「三本の矢」 財務大臣として送り込まれた片山さつき氏は“刺客”
週刊ポスト
WSで遠征観戦を“解禁”した真美子さん
《真美子さんが“遠出解禁”で大ブーイングのトロントへ》大谷翔平が球場で大切にする「リラックスできるルーティン」…アウェーでも愛娘を託せる“絶対的味方”の存在
NEWSポストセブン
ベラルーシ出身で20代のフリーモデル 、ベラ・クラフツォワさんが詐欺グループに拉致され殺害される事件が起きた(Instagramより)
「モデル契約と騙され、臓器を切り取られ…」「遺体に巨額の身代金を要求」タイ渡航のベラルーシ20代女性殺害、偽オファーで巨大詐欺グループの“奴隷”に
NEWSポストセブン
イギリス出身のボニー・ブルー(本人のインスタグラムより)
《ビザ取り消し騒動も》イギリス出身の金髪美女インフルエンサー(26)が次に狙うオーストラリアでの“最もクレイジーな乱倫パーティー”
NEWSポストセブン
女優の趣里とBE:FIRSTのメンバーRYOKI(右/インスタグラムより)
《趣里が待つ自宅に帰れない…》三山凌輝が「ネトフリ」出演で超大物らと長期ロケ「なぜこんなにいい役を?」の声も温かい眼差しで見守る水谷豊
NEWSポストセブン
「週刊ポスト」本日発売! 維新まで取り込む財務省の巧妙な「高市潰し」ほか
「週刊ポスト」本日発売! 維新まで取り込む財務省の巧妙な「高市潰し」ほか
NEWSポストセブン