この女優スマイルと主婦している姿(想像)に、違和感がないのが江角の“女の力量”か
「アタック」が発売された頃の話を振られた江角は、「20歳で自立してモデルを始めた時。トラックの助手席に乗り、出雲から大阪に出てきたんです。段ボールだらけの車で引っ越しして、これからという時でした」と語る。
今の生活については「もう45歳です。子供が2人いるので、朝は毎日5時起きで、洗濯と食事作り。学校に行っている間に仕事はなるべく済ませて、子供が帰ると食事をして、家事をして夜9時には寝ます」
この超ハードな母親ぶりに記者は驚いた。ホントなのか?
そこで注目したのは江角の手だ。5時起きで洗濯と食事作りをする手なのかどうか。爪を見てみると短めに切りそろえてあり、ネイルアートが盛られている形跡もない。うーむ、これはマジだな。
「洗濯用洗剤は『アタックネオ』の大ファン。洗浄力だけでなく、すすぎ一回なのも気に入っているポイントです。すすぎの回数が少ないと、節水になりますし、使う時間が短いのは節電にもなります。なにより朝の洗濯タイムが短くなります」
こういったコメントも、この「すっぴん」の爪で言われると信憑性がある。むしろ美しいドレス姿で、リアルな主婦を感じさせるのは、すごい難易度をクリアしているんじゃないだろうか。
「これから帰って、雪かきの続きします。やらないと夜中に凍ってしまい危ないんですよ」
こう言って会場を後にした江角。イベントで紹介された「Love Woman’s project」の前向きに自分らしく輝く女性といったイメージと、退場した舞台裏できっと惜しげもなくダイヤのブレスレッドを外し、すぐに雪かきの続きや夕飯の段取りを考える、主婦の顔になっている江角の姿(想像)が、“おー。ぴったりだな”と納得した記者であった。