ライフ

専門家「食洗機には専用洗剤を使わないと無意味」の理由解説

右側の汚れたグラスのビールは泡立たない

 暑さやムシムシうっとうしい雨を吹き飛ばすのに、美味いビールが飲みたくなる季節。自宅でもビヤホールのような、なめらかでふくよかな泡のビールを飲むポイントの一つが、実はグラスにあるという。汚れが付着してグラスにくもりがあると、ビールの醍醐味であるフワフワの泡が立たないのだ。汚れの膜をはがし取り、新品のようにグラスを輝かせる洗剤の実験現場に潜入してきた。

 訪ねたのはライオンの研究開発本部がある、ライオンコミュニケーションセンター。取材当日は、洗剤には一家言あるカリスマ主婦ブロガーさんたちが集まり、食器洗い用洗剤の実験イベントが行われていた。

「育児や仕事、美容にもこだわりのある主婦の皆さんの間では、食洗機を利用される方が増えています。しかし、食洗機で食器を洗う仕組みは手洗いとはアプローチが違うので、洗剤に求められる機能がまったく異なることを知らない方は、まだまだ多いですね。

 手洗いの場合は、食器に付いた汚れに応じて自分の力をコントロールし、洗剤を泡立てながら汚れを浮かして落とします。食洗機の場合は、汚れに応じて力をコントロールすることができず、泡が立ってしまうと機械の注排水機能が停止してしまうので、泡立ちは厳禁――といった特色があります」と、解説するのはライオン リビングケア事業部 企画担当の黒澤清夏さん。

 今回のイベントでは、グラスのくもりの原因「汚れの膜」まではがしとり、スピードコースでも食器から食器洗い機の庫内まで、すっきり洗い上げるジェルタイプの食器洗い機専用洗剤『CHARMY クリスタ ジェル』に関する、さまざまな実験が行われた。

関連記事

トピックス

ホームランを放ち、観客席の一角に笑みを見せた大谷翔平(写真/アフロ)
大谷翔平“母の顔にボカシ”騒動 第一子誕生で新たな局面…「真美子さんの教育方針を尊重して“口出し”はしない」絶妙な嫁姑関係
女性セブン
六代目体制は20年を迎え、七代目への関心も高まる。写真は「山口組新報」最新号に掲載された司忍組長
《司忍組長の「山口組200年構想」》竹内新若頭による「急速な組織の若返り」と神戸山口組では「自宅差し押さえ」の“踏み絵”【終結宣言の余波】
NEWSポストセブン
1985年、初の日本一は思い出深いと石坂浩二さんは振り返る(写真/共同通信社)
《阪神ファン歴70数年》石坂浩二が語る“猛虎愛”生粋の東京人が虎党になったきっかけ「一番の魅力は“粋”を感じさせてくれるところなんです」
週刊ポスト
第1子を出産した真美子さんと大谷(/時事通信フォト)
《母と2人で異国の子育て》真美子さんを支える「幼少期から大好きだったディズニーソング」…セーラームーン並みにテンションがアガる好きな曲「大谷に“布教”したんじゃ?」
NEWSポストセブン
俳優・北村総一朗さん
《今年90歳の『踊る大捜査線』湾岸署署長》俳優・北村総一朗が語った22歳年下夫人への感謝「人生最大の不幸が戦争体験なら、人生最大の幸せは妻と出会ったこと」
NEWSポストセブン
コムズ被告主催のパーティーにはジャスティン・ビーバーも参加していた(Getty Images)
《米セレブの性パーティー“フリーク・オフ”に新展開》“シャスティン・ビーバー被害者説”を関係者が否定、〈まるで40代〉に激変も口を閉ざしていたワケ【ディディ事件】
NEWSポストセブン
漫才賞レース『THE SECOND』で躍動(c)フジテレビ
「お、お、おさむちゃんでーす!」漫才ブームから40年超で再爆発「ザ・ぼんち」の凄さ ノンスタ石田「名前を言っただけで笑いを取れる芸人なんて他にどれだけいます?」
週刊ポスト
違法薬物を所持したとして不動産投資会社「レーサム」の創業者で元会長の田中剛容疑者と職業不詳・奥本美穂容疑者(32)が逮捕された(左・Instagramより)
「よだれを垂らして普通の状態ではなかった」レーサム創業者“薬物漬け性パーティー”が露呈した「緊迫の瞬間」〈田中剛容疑者、奥本美穂容疑者、小西木菜容疑者が逮捕〉
NEWSポストセブン
大阪・関西万博で「虫が大量発生」という新たなトラブルが勃発(写真/読者提供)
《万博で「虫」大量発生…正体は》「キャー!」関西万博に響いた若い女性の悲鳴、専門家が解説する「一度羽化したユスリカの早期駆除は現実的でない」
NEWSポストセブン
違法薬物を所持したとして不動産投資会社「レーサム」の創業者で元会長の田中剛容疑者と職業不詳・奥本美穂容疑者(32)が逮捕された(左・Instagramより)
《美女をあてがうスカウトの“恐ろしい手練手管”》有名国立大学に通う小西木菜容疑者(21)が“薬物漬けパーティー”に堕ちるまで〈レーサム創業者・田中剛容疑者、奥本美穂容疑者と逮捕〉
NEWSポストセブン
キャンパスライフを楽しむ悠仁さま(時事通信フォト)
悠仁さま、筑波大学で“バドミントンサークルに加入”情報、100人以上所属の大規模なサークルか 「皇室といえばテニス」のイメージが強いなか「異なる競技を自ら選ばれたそうです」と宮内庁担当記者
週刊ポスト
前田健太と早穂夫人(共同通信社)
《私は帰国することになりました》前田健太投手が米国残留を決断…別居中の元女子アナ妻がインスタで明かしていた「夫婦関係」
NEWSポストセブン