世はすっかり「家飲み」ブームだ。カクテル・缶チューハイ市場は前年比5%増(サントリー酒類推計)。各メーカーは増加する“家飲み女子”に向けた商品を続々と発売するなど、盛り上がりを見せている。
「ビールはここ数年で商品バリエーションが爆発的に広がっただけでなく、既存の商品も味がよくなっています。各メーカーの技術革新がめざましく、ノンアルコールビールが躍進したのはそのことも起因しています」
と話すのはトータル飲料コンサルタントの友田晶子さん。
では、この夏、試しておきたい話題のビールは?
「ビール界でも爽やかな軽さを求める流れと、濃厚さを求める本物志向の“二極化”が進んでいます。注目しているのは、伝統的な欧米ビールの“黒ビール”です。地ビールや新商品も数多く出ていますね。濃厚な飲みごたえを楽しんでください」(友田さん)
ビールと“新ジャンル”の“黒”には以下のようなものがある。
●『スーパードライ ブラック』
350ml、215円/アサヒビール
スーパードライと同じ酵母から生まれた辛口。
●『麦とホップ〈黒〉』
350ml、140円/サッポロビール
新ジャンルなのに、まるで黒ビールの旨み。
※女性セブン2012年6月14日号