お正月の初詣で神社の鳥居をくぐった人も多いだろう。ところで鳥居の起源とはそもそも何なのか。
鳥居の起源は諸説ある。神社の門を「通り入る」が転じて「とりい」になったとする説や、天岩戸に籠ったアマテラスを誘い出すために神々が鳴かせた常世長鳴鶏(とこよながなきどり)の止まり木に由来するという説。
また、柱を神々が降臨する依代と考えることと鳥居を結び付ける説などもある。その形は60以上あるといわれるが、横木が直線の「神明鳥居」と、横木が反り返った「明神鳥居」に大別される。
※週刊ポスト2013年1月1・11日号