最近は会社の人事に取り入れられることもあるという血液型診断。血液型をいかにして社内の人間関係で活かし、どう振る舞っていくべきか。
『人生の9割は血液型で決まる!』(世界文化社刊)の著者で、これまで20数年もの間、多くの人に対して「血液型と性格・性質」について研究を行なってきた小萩喜一氏がこう語る。
「A型の上司は言葉での自己表現が苦手な分、外見にこだわり、若さの維持やオシャレに気をつかっている。ビジュアルをほめてあげると効果的です。こと“家”への意識も強いので、家もほめてあげてください。
一方、O型で支配的な態度の上司には隷属を強要されがち。自分が“服従させなくても、協力要請があれば片腕として仕える”存在であることを理解してもらうことが大切で、そのためには誠実な姿勢を示すことが必要です」
B型上司は、長々とした話し合いや無駄な動きをバカバカしく感じるので、彼の主張する「即断即決」の大切さを支持する姿勢を示すことが大切。無能と認定されると使い走りにされるので要注意だ。
AB型上司は「規則は自分が決めるもの」と思っていることが多い。部下としてはその矛盾を責めるのではなく、混乱があっても、気にしない素振りを見せると高く評価してもらえる。
※週刊ポスト2013年1月1・11日号